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5歳で絵が描けないのは発達段階における個人差?それとも心配すべき兆候?
「5歳で絵が描けないのは、もしかして発達障害なの?」
こうした不安に駆られることは、特に初めて子育てをしている親にとってはよくあることです。
周りの子どもたちは絵を描き始めているのに、自分の子どもだけが絵を描かない…。その理由がわからず、つい焦ってしまうこともありますよね。
でも、ちょっと待ってください。実は、子どもの発達には個人差が大きく、5歳で絵を描けないことは必ずしも問題を意味するわけではないんです。
子どもの成長は本当にさまざまで、ひとりひとりのペースで進んでいきます。たとえば、
✔ 早く走れる子
✔ おしゃべりが得意な子
✔ 指先の動きが苦手な子
これらの違いはすべて正常な発達の一環です。
絵を描くという活動も、手先の器用さや脳の発達に大きく関わっているため、同じ年齢でもその進行具合には差があります。
そのため、「描けない=問題」と決めつけないことが大切です。描けない理由や時期に合わせた適切なサポートをすることが、絵を描く楽しさを育む近道です。
子どもが絵を描けない理由とは?心の中にはこんな思いが隠れているかも

子どもが絵を描けない、描かない理由には、実は多くの心理的な背景や発達段階に基づく理由があります。親としては、つい焦って「なぜ描かないんだろう?」と思ってしまいますが、少し立ち止まって、子どもの気持ちに寄り添ってあげることが大切です。
1. 「描く気分じゃない」期
絵を描くことに興味を持てない時期もあります。お絵描きよりも別の遊びに夢中で、「今は絵を描く気分じゃない」という子どもも多いです。
例えば、積み木で遊んだり、戦いごっこをしていたり、絵の具やクレヨンに手を伸ばさない時期もあります。子どもにとっては、遊びの選択肢の中で絵を描くことが一番ではないこともあるのです。
2. 「うまく描けないからイヤ」期
自分の描いた絵が思うようにできず、ガッカリして描かなくなる時期もあります。この場合、「描けない」ではなく「納得できない」だけなのです。
絵の具やクレヨンで絵を描こうとしても、思うように手が動かないことや、イメージと全然違った絵になってしまうことにフラストレーションを感じることがあります。特に完成度を求められることに抵抗を感じるタイプの子どもにはこのような傾向が見られます。
3. 「言葉で表現したい」派
「描くよりも話すことが好き」と感じる子どももいます。特に言葉が先に発達した子どもは、「絵で表現する」よりも「言葉や動きで表現する」ことの方が得意です。
絵を描くことに興味を示すことなく、おしゃべりや体を使った遊びに夢中になることが多いですが、これも発達過程の一環です。
4. 手先の発達がまだ不十分
ペンを持つのが苦手、クレヨンを使うのが難しいと感じる時期もあります。この場合、不器用=能力が低いわけではなく、ただ単に手の発達が追いついていないことが多いのです。
特に、まだ手先を細かく使うことが難しい時期は、絵を描くのが億劫に感じることもあります。
🔗集中力がない?手先が不器用?|造形遊びで伸ばす発達と創造力
親ができるサポート方法:焦らず、子どものペースに合わせて
絵を描けないことに焦りを感じる親の気持ちはよくわかります。しかし、子どもが絵を描けるようになるためには、無理に描かせることではなく、描きたくなる環境を整えることが重要です。
1. 「じょうずに描かなくていい」と伝える
まず、「描くことが楽しい」という気持ちを大切にしましょう。絵を描く際に「完成形にこだわらない」ことが、子どもにとっての自由な表現を促す鍵です。
例えば、「うまく描けない」と感じる子には、「描きかけでも、色だけでも素敵だよ」と声をかけて、自由に表現することを応援してあげましょう。
2. お絵かき道具でワクワク感を演出
絵を描く道具を工夫することで、子どもの興味を引き出せることがあります。
クレヨン、スタンプ、マスキングテープなど、描くことよりも遊びの要素を取り入れてみましょう。道具や素材を変えることで、絵を描くことへの興味が湧くことがあります。
3. 作品より「気持ち」に注目
「何を描いたの?」と尋ねるのではなく、「この色は元気な感じがするね!」といったように、子どもの気持ちや印象に寄り添った声かけをしてみましょう。
こうした声かけが、子どもにとって「描くことが楽しい」と思わせるきっかけになります。
🔗子どもが絵を好きになるきっかけとは?親ができる楽しいアプローチ
📚「描けなくても大丈夫」──シールで手を動かすきっかけづくりにおすすめ
「お絵かきしよう」と言われると苦手意識が強くなる子もいます。
そんなときはまず“描く”よりも“手を動かす楽しさ”を取り戻すのが近道。
貼る → 触る → 手を動かす体験ができるシールブックは、気負わずに楽しめます。
焦らず、無理させず、まずは“楽しめた”の経験を積むことが何よりのサポート。
シールブックは、お絵かきへの苦手意識が強い子にもやさしく寄り添える選択肢です。
もし不安が続くなら、専門家に相談することも大切
絵が描けないことに関して、不安や心配が続く場合は、専門家に相談することも選択肢のひとつです。
以下のようなサインが見られる場合、専門の機関や医療機関に相談してみると良いでしょう。
- 生活全般に困り感がある(着替えや道具がうまく使えない)
- 絵だけでなく、言葉や行動にも極端な差を感じる
- 園や学校で「気になる」と指摘された
専門家に相談することで、子どもが安心して成長できるサポートを受けられることもあります。早めに相談することで、将来の不安を軽減することもできるので、必要だと思ったタイミングでプロに頼ることも大切です。
まとめ:描けないことが問題ではなく、「描く楽しさを育むこと」が大切
5歳で絵が描けないことは、必ずしも問題ではありません。その子のペースで成長していく過程の一部です。絵を描けるようになるために必要なのは、無理に描かせることではなく、「描きたくなる環境」を作り、自由に表現させることです。
子どもは、気持ちや興味に合わせて成長します。焦らず見守りながら、子どものペースに合わせたサポートを続けていきましょう。
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
このブログでは、子どもの絵から心理を読み取り、心の成長や表現力を親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
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