
「顔がない」「手が異常に長い」—子どもが描いた絵に、ちょっと気になる部分があると「うちの子、大丈夫かな?」って不安になることってありますよね。でも、その絵には実は、子どもの気持ちや心の状態がしっかり現れていることが多いんです。
今回は、子どもの絵が示す心理をやさしく解説しながら、親としてどんなふうに受け止めればいいかをお伝えしますね。
1. 顔がない!?子どもの絵の理由とは
🎨 なぜ顔を描かないの? 「顔がない絵」を見て、「これっておかしいの?」って心配になるかもしれませんが、実は全然おかしくありません。顔を描かない理由はいくつか考えられます。
- 自分が大切にしている部分に注目
小さな子どもは、自分にとって「重要だな」と思う部分を強調して描きます。顔よりも、手や足、動きの方が大切だと思っている場合、顔が描かれないこともあります。 - ちょっと恥ずかしい気持ちや、感情を隠したい
恥ずかしがり屋な子や、感情を表に出すのが苦手な子は、顔を描かないことで「自分の気持ちを見せたくない」という気持ちを表していることがあります。 - 人間関係に悩みがあるかも
家族やお友達との関係に不安を感じていると、顔を描かないことで「顔を見られたくない」「自分の気持ちを知られたくない」という思いが現れることもあります。
2. 手が長い!これってどういうこと?
✋ 手が長い絵、どんな心理が隠れているの? 手は「つかむ」「ふれる」「伝える」など、他の人との関わりを表す大事な部分です。だから、手が長く描かれることで、子どもの気持ちがわかることがあります。
- もっと関わりたい、遊びたい
他の人ともっと関わりたかったり、遊びたかったりする気持ちが、手の長さに現れているのかもしれません。 - 自己表現したい
「ここにいるよ!見て!」という感じで、目立ちたい、存在感をアピールしたいという気持ちが手に表れることがあります。 - 力を持ちたい、コントロールしたい
「何かをつかみたい」「物事を自分の思うようにしたい」という気持ちが、長い手に表れていることも。
3. 絵を通じて心を読み取る
子どもの絵には、その子の心の状態や発達段階が色濃く現れています。気になる絵を見つけたら、どうしてこんな絵を描いたのか、少しだけ優しく聞いてみるといいかもしれません。
年齢別!子どもの絵と心の関係
年齢 | よく見られる絵の特徴 | 心理的な意味・発達段階 |
---|---|---|
2~3歳 | 点・線・ぐるぐる | 感覚的な遊び、運動の発達 |
4~5歳 | 顔だけの人間、長い手足 | 自分の存在に関心が出てくる |
6~7歳 | 表情や服、背景が増える | 感情の理解、他者への関心 |
4. 気になる絵が続くときは?
もし子どもの絵が「いつもと違うな」と感じたら、少しだけ寄り添って話を聞いてあげましょう。絵が変わったからと言って、必ずしも大きな問題があるわけではありませんが、少し心配になる気持ちもわかりますよね。
こんな時は、やさしく聞いてみましょう。
- 毎回、誰の顔も描かない
- 黒い色ばかり使う
- 手が刃物や武器みたいに描かれている
とはいえ、一時的な表現であることも多いので、過度に心配せず「どうしたのかな?」と寄り添う姿勢が何より大切です。
絵を使って、親子のコミュニケーションに🌱
子どもがうまく気持ちを言葉にできないとき、絵は立派な“もう一つの言葉”になります。
🌟 声かけの工夫
「この人はどんな気持ちかな?」「なんでこの手、こんなに長いのかな~?」と、やさしく問いかけてみましょう。会話のきっかけになります。
🌟 実際のエピソード
「うちの子も、手がびよーんと長い絵を描いていて『なんで?』って聞いたら、『お友達ともっと遊びたいの』って。なるほどって思いました」
絵をもっと楽しむ!親子のアクティビティ🖍️
親子の絵時間を楽しみながら、子どもの気持ちにも寄り添える遊びをご紹介。
- ✏️ 親子で似顔絵交換
- 📖 絵本のキャラクターに表情を描き足す
- ✨ 「この手はどこまで伸びる?」空想お絵かきタイム
遊びの中で自然と気持ちが出てくることもありますよ。
まとめ|子どもの絵は“こころの声”
「顔がない」「手が長い」——そんな子どもの絵には、不思議な魅力と深い意味があります。
子どもの絵 心理を知ることで、
✅ いつもより優しく声をかけられたり
✅ 子ども自身の気持ちに寄り添えたり
きっと、親子の距離も近づきます。
絵をきっかけに、親子の時間をもっと楽しんでくださいね😊🎨
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