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うちの子の絵がまるで定規みたい…左右対称からわかる発達と個性
著者:ITTI
更新日:2025-09-30
読了目安:8分
子どもの絵が左右対称すぎる? — きっちり描く子の心理と成長のサイン
「うちの子、絵がまるで定規で測ったみたいに左右対称に描くんです。几帳面なのはいいけれど、子どもらしさがないように感じてちょっと心配で…」

こうした声は、実は少なくありません。
多くの親御さんは「子どもの絵=自由でのびのび」というイメージを持っています。太陽が紫色だったり、人の顔に手足が何本もあったり。そんな“子どもならではのユニークさ”を期待しているからこそ、あまりに整った絵を見ると「想像力が足りないのでは?」「完璧主義すぎるのでは?」と不安になってしまうのです。
「うちの子、きっちり描くタイプかも?」と思う瞬間

例えばこんなことはありませんか?
🎨 こんな子は「きっちりさん」タイプかも?
- 窓や屋根が左右対称になるように描く
- 花や模様を左右揃えて描く
- 顔のパーツの位置を細かく直す
- 線からはみ出さないように丁寧に塗る
一見すると「子どもらしいおおらかさ」がなくて心配になりますが、実はこうした行動には その子の特性や成長の芽 が隠れています。
左右対称に描く子が多いのはどんなタイプ?
左右対称の絵をよく描く子どもは、次のような傾向を持ちやすいと言われています。
🪞 きっちり描く子に見られる傾向
- 几帳面で慎重
形や線がそろっていないと気になるタイプ。 - 観察力が高い
本物をよく見て特徴を写し取るのが得意。 - 安定志向
左右がそろっていると安心できる。 - 学習姿勢が整いやすい
集中して丁寧に仕上げられるのは学習の基礎にもつながる。
「子どもらしさがないのでは?」という心配について

親としては「もっと自由に描いてほしい」「想像力を伸ばしてほしい」と思うものですよね。
ですが、左右対称の絵は決してマイナスではなく、その子の“安心の形”や“得意の表れ” なのです。
例えば大人だって、几帳面な人もいれば大ざっぱな人もいますよね。子どもの絵も同じで、自由奔放に描く子がいれば、整った美しさを追求する子もいます。
むしろ左右対称の絵は、
- 空間認識力
- 観察力
- バランス感覚
といった、これからの学習や生活に直結する力の土台になっています。
心理学から見る「左右対称の絵」の意味
子どもの描画は、発達心理学の分野でも研究されており、実際に「描画テスト(例:家・木・人テスト)」などが用いられることがあります。絵の左右性も、そこから子どもの心の状態や発達段階を読み取るヒントになると言われています。

左右対称の絵は「秩序」と「安心」の表れ
左右対称に描こうとするのは、単に几帳面だからではなく、「秩序を大切にする気持ち」や「安心したいという欲求」の表れでもあります。
たとえば、左右がそろっていないと落ち着かない子は、「揃えることで自分の中の安心感を得ている」可能性があります。
これは決してネガティブなことではなく、心の中に「安定を求める力」が育っている証拠なのです。
「きっちり描けること」は脳の成長段階を示す
また、左右をそろえて描くためには、観察する力・イメージを保持する記憶力・手の巧緻性が必要です。
つまり左右対称の絵が描けるようになった時点で、子どもの脳はかなり発達してきている、とも言えるのです。

将来の学びにつながるメリット
左右対称の絵を描くことには、将来的にこんなメリットがあります。
- 空間認識力が育つ
「左右のバランスをとる」経験は、図形や算数、さらにはスポーツにも役立つ力になります。 - 規則性を見抜く力がつく
対称性や繰り返しに気づける子は、数学的思考やパターン認識が得意になりやすいです。 - 集中力や粘り強さが伸びる
細部まで整えようとする姿勢は、学習や工作など「コツコツ取り組む力」として大きな強みになります。 - 美的感覚の芽生え
左右対称や整った形を「きれい」と感じる心は、デザインやアートの感性にもつながります。
🔗兄弟の絵に隠された心理学|性格に合った絵の描き方と才能を伸ばす方法 – itti-blog
親が見守りたいポイント
左右対称に描く子どもを見て「もっと自由に!」とつい思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、無理に自由さを求める必要はありません。

大切なのは、
- 「すごく丁寧に描けたね」
- 「両方そろってて見やすいね」
と、子どもがこだわった部分を認めてあげること。
これによって「自分の努力や工夫は大事なんだ」と子どもが実感し、安心してさらに力を伸ばしていけます。
左右対称の絵を描く子におすすめのアイテム
左右対称の絵を好んで描く子は、秩序やバランスを大切にするタイプかもしれません。 そんな子の「整った世界を描きたい」という気持ちを、安心して伸ばせる環境づくりをしてあげましょう。
おうちでのびのび表現できるアイテムを紹介します。

絵でわかる子どもの心
子どもの絵に込められたメッセージを読み解く人気の一冊。 「左右対称の絵」に隠された心の動きをやさしく理解できます。

RiZKiZ 木製お絵かきボード
繰り返し描いて消せるボードは、何度も「左右対称」を試したい子にぴったり。 電池不要で安心、インテリアにもなじむ木製デザイン。

BTM 子供用デスク&チェアセット
自分だけの「整った作業スペース」を持つことで、集中力と安心感がアップ。 左右対称を描く子の几帳面な気質をサポートしてくれます。
「心配になる親の声」とその背景
左右対称の絵を描く子どもを見て、親御さんがよく抱く不安にはこんなものがあります。
- 「子どもらしさが足りないのでは?」
- 「完璧主義になってしまうのでは?」
- 「自由な発想や想像力が伸びないのでは?」
こうした心配の背景には、
「子ども=のびのび自由であるべき」
という大人の理想像があります。
ですが実際には、“のびのび型”と“きっちり型”の両方があっていいのです。
子どもの個性が絵に表れているだけで、「どちらが正しい」というものではありません。
行動の裏にある「伝えられない気持ち」へ
自己肯定感を育てる親の声かけ・かかわり方
今日から使える具体フレーズで、叱る前に「気持ちを受け止める」関わりへ。 家の中に「安心できる場所」を増やしましょう。

🔗子どもが「動物の絵」ばかり描くのはなぜ?実は“心の声”かもしれません – itti-blog
親が安心できる考え方
- 完璧主義とは違う
完璧主義は「失敗を恐れて挑戦できない」状態を指します。
一方、左右対称の絵は「観察力や美しさへの感覚」を楽しんでいる行動であり、むしろ健全なこだわりです。 - 自由さは別のところで出る
きっちり描く子も、遊びやごっこ遊び、ブロックや工作では大胆な発想を見せることがあります。
絵だけを基準に「自由さが足りない」と判断しないことが大切です。 - 成長段階で変わる可能性がある
今はきっちり描く子でも、学年が上がると急にデフォルメした絵やユーモラスな絵を描くようになる子もいます。
発達とともに「写実性」から「創造性」へ移行していく自然な流れの一部なのです。
声かけの工夫 — 自信と自由を両立させる
左右対称に描ける力を認めつつ、そこから少しずつ自由な発想へと広げるために、声かけの仕方を工夫すると効果的です。

1. 丁寧さを認める
「見て!両方同じに描けたよ!」
2. 発想を広げる問いかけをする
「おうちの絵できたよ!」
「もしもう片方を違う形にしたらどうなるかな?」
3. 感情や物語に注目する
「おうちの絵できたよ!」
「今日はどんな気持ちで描いたの?」
よくある質問(Q&A)
まとめ
左右対称に描く絵は、子どもが 安心・秩序・観察力 を大切にしているサインです。
「子どもらしさがない」と不安に思う必要はなく、むしろ将来の学びや創造の土台につながっています。
大切なのは、
- 子どもの努力を認める
- そこから自由な発想につなげる声かけをする
- 正しさではなく「今この子が大事にしているもの」に目を向ける
この3つを意識すること。
絵は「その子の心の鏡」。
だからこそ、評価より共感を大切にして、親子でその世界を楽しんでいけるといいですね。
子どもが絵を描くことをもっと楽しめる工夫
絵を描くこと自体が子どもの発達に役立つのはもちろんですが、「どうやってもっと自然に描きたくなる環境をつくるか」も大切です。親がちょっと工夫するだけで、子どもの表現力や自発性はぐんと伸びていきます。

1. 特別な画材はいらない、日常の中の素材を活用
高価な画材セットを用意しなくても、コピー用紙や古いカレンダーの裏紙、段ボールなどでも十分。
「描いていい紙がいつもそばにある」ことが、子どもの「描きたい!」を逃さないコツです。
2. 親も一緒に描く
「上手に描けたね」と評価するよりも、隣に座って一緒に描いてみるほうが、子どもは安心して表現できます。親が楽しそうに描いている姿は、最高のお手本です。
3. 絵を飾って“作品化”する
描いた絵を壁に貼ったり、クリップでまとめて飾ったりすることで、子どもは「自分の表現が大切にされている」と感じます。これは自己肯定感を高める大事なステップです。
🎨 親子でお絵かきを楽しむためのチェックリスト
- □ 紙とクレヨンを、子どもが手に取りやすい場所に置いている
- □ 親も一緒にラクガキして、「描く楽しさ」を共有している
- □ 子どもの絵を「上手・下手」で判断せず、気持ちや意図に注目して声をかけている
- □ 描いた絵を飾ったり、ファイルにまとめたりして“作品”として大切にしている
- □ 絵を描く時間を、習い事や勉強と同じように「成長の時間」として尊重している
🔗子どもの絵が気になる!ぐるぐる・すみっこ・グチャグチャ絵に隠された心の声 – itti-blog
まとめ|「描く時間」は未来の力を育てる時間
絵を描くことは、単なる遊びではなく「脳と心の成長を同時にサポートする活動」です。
言葉で表現できない気持ちを描き出し、自由に発想を広げ、自分の世界を安心して表現できる。
そして、その積み重ねが「創造力」「集中力」「感情を整える力」といった、これからの時代を生きるうえで欠かせない力に育っていきます。
お子さんが夢中で描いている姿を見たら、ぜひ「今、すごく大事な力が育っているんだな」と思いながらそっと見守ってみてくださいね。
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🎨「絵」でわかること、まだまだあります!
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「ちょっと気になる」を、「ちょっと声をかけてみよう」に変えることから、はじめてみましょう。
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