子どもが描いた絵を見て、
「えっ…なにこれ? 黒い絵ばかり?」
「包丁を持った人?」
「なんでこんなに血が…?」
と、不安になったことはありませんか?
もしかして、心に何かあるのかな?自分の育て方がよくなかった?──そんなふうに考えてしまうママやパパも少なくありません。
でも、大丈夫😊✨
子どもの絵には、成長や内面の変化を映し出すヒントがたくさん詰まっています。
「ちょっと気になる絵」も、実は発達の途中でよく見られる表現だったり、一時的な気持ちの揺れを表しているだけのことも。
この記事では、子どもが描く“ドキッとする絵”に込められたサインを12パターンに分けて解説。
「気にした方がいいケース」と「見守って大丈夫なケース」の違いや、声のかけ方のヒントも紹介しています。
子どもの絵に込められた本音、ちょっとのぞいてみませんか?🎨🍀

☁️ 子どもが描く“ちょっと気になる絵”12選
1. 黒で塗りつぶされた絵
➡ モヤモヤ・イライラのサインかも。
「なんで黒にしたの?」って聞いてみて◎
2. 包丁の絵
➡ ちょっと怖いけど、実は「怖さ」を描いてることも。
日常の中にストレスがないか、やさしく見守って。
3. 血が描かれている
➡ 映画や絵本の影響かも?「どこで見たの?」って聞くとヒントになります。
4. 動物を叩いてる絵
➡ 感情が爆発中!何かに怒ってるのかも。
最近イヤなことなかった?って探ってみましょう。
5. 泣いている人の絵
➡ 誰かの悲しい気持ち=自分の気持ちかも。
「誰が泣いてるの?」とそっと聞いてみるといいかも。
6. 壊れたおうちの絵
➡ 家の中で不安なことがあるのかも。
ちょっとした変化でも、子どもは敏感です。
7. 顔がゆがんだ絵
➡ 強い怒りや恐れを抱えてるかも。
登場人物についてお話してみて。
8. 無表情の人の絵
➡ 感情を閉じ込めてるサインかも。
「何してるところかな?」と声をかけて。
9. 崩れた虹の絵
➡ 普段は希望の象徴。崩れてるときは未来への不安の表れかも?
10. 暗いトンネルの絵
➡ 孤独や不安な気持ちがこもってるかも。
心がホッとできる時間を増やしてあげましょう。
11. 建物が壊れてる絵
➡ 混乱・怒りのサイン!ストレスたまってないですか?
12. 飛行機が墜落してる絵
➡ 自分じゃどうにもできない不安や恐怖を感じてるのかも。
「なにがあったのかな?」って寄り添ってみましょう。

子どもが黒い絵ばかり描くと、『何か心配なことがあるの?』と不安になりますよね。実は、この『黒い絵』には子どもの心理が隠れていることも多いんです。詳しくは【黒い絵ばかり描く子の心理と親の対応法】の記事で解説していますので、ぜひ読んでみてくださいね。
子どもの絵が示すサインチェックリスト
子どもの絵には、心理状態が反映されることがあります。以下の項目に当てはまるものがあれば、お子さんの気持ちに寄り添い、対話を大切にしましょう。
✅ 色の選び方
☐ 黒や灰色を多く使う(不安・悲しみの表れ)
☐ 赤を多用している(怒りや興奮の表れ)
☐ 暗い色ばかり使う(ストレスや恐怖の可能性)
『青や紫の色ばかり選ぶ子』も要チェックです。色の選び方から子どもの気持ちがわかることも。色の意味については【青・紫ばかり塗る子どもの心理】の記事で詳しくお伝えしています。
✅ 描く内容
☐ 何度も黒く塗りつぶす(フラストレーション、不安の表れ)
☐ 包丁や刃物を描く(攻撃性や恐怖を感じている可能性)
☐ 血を描く(混乱、不安、暴力的な影響を受けた可能性)
☐ 動物や人を殴っている(強いストレスや反抗心)
☐ 誰かが泣いている絵(悲しみや寂しさのサイン)
☐ 家が崩れている(家庭内の不安や不和を反映)
☐ 暗いトンネルや洞窟を描く(閉塞感や孤独感の表れ)
☐ 飛行機が墜落している(制御できない状況や恐怖感)
☐ 破壊的な絵を描く(怒りやストレスの発散)

『血の絵』や『おばけ・妖怪を描く子』の心理も気になりますよね。恐怖や不安のサインかもしれません。気になる方は【血の絵の意味と子どもの心のサイン】【おばけや妖怪を描く子の気持ち】の記事もチェックしてみてください。
✅ 人物の描き方
☐ 顔が歪んでいる(強い恐怖や怒りの可能性)
☐ 無表情な人物ばかり描く(感情を抑えている可能性)
☐ 家族の誰かを省略している(疎外感を感じているかも)
☐ 目が異常に大きい・口が極端に小さい(恐怖や不安の表れ)
✅ 絵のサイズ・余白
☐ 絵が極端に小さい(自信がない・不安な気持ち)
☐ 余白が多すぎる(内向的・孤独を感じている)
☐ 反対に、画用紙いっぱいに大きく描く(自己主張が強い)
✅ 子どもの気持ちを知るための質問
☐ 「この絵を描いたとき、どんな気持ちだった?」
☐ 「このキャラクター(人物・動物)はどんな気持ちなの?」
☐ 「特に気に入っている部分はどこ?」
☐ 「この部分が印象的だけど、特別な意味があるのかな?」
✅ 対応のポイント
☐ すぐに叱ったり否定したりせず、まずは話を聞く
☐ お子さんの環境にストレス要因がないか確認する
☐ 絵の変化が続く場合は、専門家(カウンセラー・医師)に相談
🌈 最後に…
子どもはまだ、「不安」や「怒り」や「ストレス」を上手に言葉にできません。
でも、絵にはちゃんとその“サイン”が出ているんです。
気づいてくれる大人がいること。それだけで、子どもは心が軽くなります🍀
子どもの絵に「ん?」って思ったときほど、怒らずに、びっくりしすぎずに、
まずは「どんな気持ちで描いたのか」聞いてみることがいちばんです。
「わかってもらえた」って感じたとき、子どもの心はすごくほっとするんです。
お絵描きは、心のなかをのぞける“魔法の窓”かもしれませんね✨
ぜひ、子どもの絵をやさしく見守ってあげてくださいね。
この記事で紹介したように、子どもの絵には色やモチーフにさまざまな意味が隠れています。
もし気になる絵があれば、以下の記事も合わせて読んでみてくださいね👇
- 【黒い絵ばかり描く子の心理と親の対応法】
- 【青・紫ばかり塗る子どもの気持ち】
- 【血の絵が示す子どもの心理】
- 【パパがいない絵を描く理由】
- 【家がない絵からわかる子どもの心】
- 【おばけや妖怪を描く子の気持ちと向き合い方】
気になるテーマをクリックして、子どもの気持ちに寄り添ってみませんか?
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10 thoughts on “黒く塗りつぶされた絵、包丁、涙…その裏にある子どもの気持ちとは?”