
1歳を過ぎると、そろそろスプーンやフォークを持たせたくなる時期。しかし、いざ持たせてみると「結局手づかみで食べる」
「もうスプーン使えるはずなのに…」「いつまで手づかみなの?」と気になるまま、毎回手を洗うのが大変…そんなママパパも多いのではないでしょうか?実はこれ、きちんと理由があります!
手づかみ食べを卒業できないのはなぜ?
手づかみ食べは、スプーンやフォークを使うための大切なステップ。でも、なかなか卒業できないと「いつまで続くの?」と不安になることもありますよね。
手づかみ食べが続く理由
- スプーンやフォークが使いづらい
- 手づかみのほうが確実に食べられるため
- 手で食べるほうが楽しい
- 感触を楽しんでいる段階の場合もある
- まだ口や手の動きが発達途中
- 「食べたい!」「でもうまくすくえない!」の結果、手づかみでパクッ。
手づかみ食べ卒業のためのステップ
- 子どもが持ちやすい食具を選ぶ
- 幼児向けのスプーン・フォークを使う
- グリップしやすい形のものを試す
- スプーン・フォークを使う機会を増やす
- 好きな食べ物をスプーンに乗せて渡す
- 親が見本を見せる
- 使えたら褒めることで「使いたい!」という気持ちを引き出す
- 焦らず見守る
- いきなり完璧に食具を使えるわけではないので、徐々に慣れていくのを待つ
- 手づかみと食具の両方を使う時期があってもOK!


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スプーン・フォークの選び方とおすすめ時期
5~6ヶ月頃(離乳食スタート)
おすすめの形状:
・シリコン製ややわらかい素材で、赤ちゃんの口に優しいもの
・スプーン部分が浅めで、少量ずつすくえるもの
ポイント:
この時期は「親が赤ちゃんに食べさせる」ためのスプーンがメイン。持ちやすい長めの柄のものがおすすめ。
9~11ヶ月頃(自分で持ちたがる時期)
おすすめの形状:
・短くて持ちやすいグリップ付きのスプーン&フォーク
・先端が少しカーブしていて、すくいやすいもの
ポイント:
赤ちゃんがスプーンを握って口に運ぶ練習を始める時期。「すくいやすい」「口に入れやすい」形状のものが◎。
1歳~1歳半(手づかみ+スプーンの時期)
おすすめの形状:
・やや深めのスプーンで、食べ物が落ちにくいもの
・フォークはギザギザが少ないもの(安全性重視)
ポイント:
まだ手づかみ食べが多い時期なので、「食具を使いたい気持ちを育てる」ことが大切。無理にフォークを使わせる必要はなし!
2歳~3歳(スプーン・フォークがメインになる時期)
おすすめの形状:
・柄が少し長く、大人のスプーン・フォークに近いもの
・フォークはややギザギザがあり、刺しやすいもの
ポイント:
スプーンやフォークを上手に使えるようになるので、形状も「より本物に近い」ものに移行すると◎。
お箸はいつから?どんなものがおすすめ?
お箸デビューの目安:2歳半~3歳頃
おすすめの形状:
・補助リング付きの練習箸(エジソン箸など)
・持ちやすい太めのお箸
ポイント:
最初は「お箸の持ち方を知る」「つまむ感覚を学ぶ」ために、補助付きのお箸からスタートすると◎。
4歳~5歳頃(補助なしのお箸に移行)
おすすめの形状:
・少し細めで、子どもの手のサイズに合ったもの
・すべり止め加工のあるお箸
ポイント:
この時期になると、補助なしでもお箸が使えるように。最初は短めのお箸を選ぶと使いやすい!
成長に合わせて、無理なく移行していくのがポイント!
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親ができる対応法
1. スプーンの使い方を練習する方法
スプーンに興味を持ってもらうために、お気に入りのキャラクターのスプーンを使う。
「ママと一緒にスプーンですくってみよう!」と遊び感覚で練習。
2. 楽しくステップアップする工夫
最初はヨーグルトやおかゆなど、スプーンですくいやすいものから練習。
「お手本を見せる」「少し手伝う」ことで徐々に自信をつけさせる。
上手にできたら「じょうずだね!」と声かけ。
3. 無理にやめさせない!
手づかみ食べは発達の一部なので、無理に「やめさせなきゃ!」と焦らなくてもOK。
ある程度スプーンの使い方に慣れると、自然と道具を使うようになっていきます。

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チェックリスト:手づかみ食べ、どこまでOK?
スプーンを持つ意欲はある?(使う気があるならOK!)
食べ物をつかんで感触を確かめている?(発達の一環として見守って)
どんどん手づかみが増えていく?(スプーンの練習を少しずつ取り入れよう)
いつまでもスプーンを使わない?(3歳以降もスプーンを拒否する場合は練習を工夫)
「もう手づかみ卒業してほしい…」と思ってしまうけど、子どもは試行錯誤しながら成長しています。 焦らず、楽しくステップアップできるようサポートしていきましょう!
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