
「ちゃんと食べてたのに、急にモゴモゴ…」
食事中に子どもが食べ物を口の中に入れたまま、なかなか飲み込まないことはありませんか?「早く飲み込んで!」と声をかけたくなるものの、実はこの行動には子どもなりの理由があります。
「遊び?クセ?それとも苦手意識?」
子どもの心理を知ることで、親の対応もぐっと楽になりますよ。今回は、食事中にモゴモゴし続ける理由と、その対策について解説します。
【子どもの心理】食べ物を飲み込めない5つの理由
1. まだ噛む力が弱い
食べ物をしっかり噛み切る力やすり潰す力が未発達だと、飲み込むことに不安を感じることがあります。特に繊維質の多い食材(お肉や野菜)をモゴモゴしがちです。
対策:
- 食材を細かくカットしたり、やわらかく煮る。
- 一緒に「カミカミしようね!」と声をかける。
2. 飲み込むタイミングがわからない
大人にとっては当たり前の「噛んで、飲み込む」動作も、子どもにとっては学習が必要なプロセス。飲み込むタイミングがつかめず、口の中に溜めてしまうことがあります。
対策:
- 「ゴックンしようね!」と優しく誘導。
- スムーズに飲み込めるよう、スープやお茶を添える。
3. 苦手な食材を避けたい
実は、苦手な食材を「モゴモゴし続けることでやり過ごそう」としている場合も。苦手な味や食感をなんとか我慢しているのかもしれません。
対策:
- 無理に食べさせず、好きな食材と組み合わせる。
- 小さな一口からチャレンジして成功体験を作る。

4. 食事中に気が散っている
テレビやおもちゃなどの刺激が多いと、食事への集中力が途切れ、モゴモゴしたまま遊び始めることもあります。
対策:
- 食事中はテレビを消し、食べることに集中できる環境を作る。
- 「お口の中が空っぽになったら次のひとくちね」とルールを決める。
5. 口の中に入れすぎてしまう
子どもは一度にたくさんの食べ物を口に入れてしまうことがあります。その結果、詰まらせる不安から飲み込めなくなることも。
対策:
- 「一口ずつ食べようね」と伝える。
- 小さなスプーンを使うと、一度に入る量を調整しやすい。
子どもがご飯をモゴモゴして飲み込まないとき、どんなことを考えているのか気になりますよね 実際には、その子の性格や成長段階によってさまざまな理由があると思います。
例えば…
「この感触、なんだか不思議…!」
→ 食べ物の感触をじっくり確かめている。新しい食材だと特に「どんな味?どんな硬さ?」と口の中で試しているのかも。
「ずっと味わっていたいなぁ」
→ 好きな食べ物の味を長く楽しんでいることも。大人でいう「もったいなくて最後まで取っておく」感覚に近いかも?
「なんか飲み込むのめんどくさいな…」
→ 遊びたい気持ちが強くて、食事に集中しきれていない可能性も。「食べるより、おもちゃで遊びたいな~」と思っているのかも。
「もうお腹いっぱいだけど、残したくない…」
→ これ以上食べられないけど、「残しちゃダメかな?」と考えて、口に含んだままにしている場合もありそう。
「ママ、こっち見てくれるかな?」
→ わざとモゴモゴし続けて、親のリアクションを楽しんでいることも!「なんで飲み込まないの~?」と構ってもらえると嬉しいのかも。
どれも子どもならではの発想で、かわいく思えますよね それでも長時間モゴモゴし続けると、親としては「早く飲み込んでほしい…!」と思うもの。子どもの気持ちを理解しながら、優しく声をかけてあげるのが大事ですね
なかなか飲み込めない?飲み込まないことが習慣になっている場合
食事中に食べ物を口に入れたまま、なかなか飲み込まないことが習慣になっている子どももいます。これは珍しいことではなく、小学生になってもクラスに数人います。
飲み込まない理由
口の中の感覚が敏感で違和感を覚えている
食感が苦手でモグモグするだけになっている
口の動きや飲み込む力がまだ発達途中
遊び感覚で長く口の中に留めてしまう
対策
柔らかめの食材を試してみる(スムーズに飲み込みやすくする)
一口の量を減らして、少しずつ食べられるようにする。1回にお口に運ぶ量が多すぎることが多いです。
せかすのではなく「ゴックンしようね」と優しく声をかける
水やお茶を用意し、飲み込みやすい環境を整える
無理に急がせる必要はありません。長時間口に入れたままにならないように、少しずつ工夫していきましょう。
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【まとめ】モゴモゴの理由を知ると対応も楽に!
子どもが食事中にモゴモゴしてしまうのは、成長の一環。無理に飲み込ませるのではなく、「どうしてモゴモゴしているのかな?」と子どもの気持ちに寄り添いながら対策をしていきましょう。
焦らず、少しずつ「食べることの楽しさ」を伝えていけるといいですね
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