
「怒らない育児」が良いって聞くけれど、本当にそれだけで大丈夫…?
うちの子はとても優しい。でも、外で理不尽なことを言われるとすぐにシュン…。
「怒らない育児」で自己肯定感は育ったけれど、「たくましさ」が足りないかも?
そんな不安を感じていませんか?
今回は、「怒らない育児」のメリット・デメリットとともに、家庭でできる自己主張力の育て方を紹介します
この記事はこんな人におすすめ
- 「怒らない育児」をしているけど、このままで大丈夫か不安
- 優しい子だけど、自己主張が苦手で心配
- 小学校や園で理不尽なことにどう対処するか教えたい
- 打たれ強い子に育てたいけど、どうしたらいいか分からない
怒らない育児のメリットと落とし穴
最近よく聞く「怒らない育児」。
感情的に怒らないことで、子どもは安心してのびのび育ちます。
でも、こんなふうに思ったことはありませんか?
「優しい子に育ったけど、外の世界で大丈夫かな…?」
「理不尽なことがあったとき、自己主張できる子になってほしい!」

怒らない育児のメリット
- 親子関係が穏やかになりやすい
- 子どもの自己肯定感が育ちやすい
- 親が冷静になれるので、家庭が安定する
注意したいデメリット
- 「怒られない=何をしてもいい」と勘違いすることがある
- 自分の気持ちを伝える機会が少なくなる
- 外でトラブルに直面したときに対処が難しくなる
子どもの気持ちを代弁する10のシチュエーション!共感育児の秘訣 – itti-blog
「優しい子」が外で損をしないために
実際、こんな悩みをもつママ・パパも多いです。
- 家ではおりこうなのに、外ではおどおどしてしまう
- 友達に強く言われて、すぐシュンとしてしまう
- ケンカのときに言い返せず、我慢してしまう
こうした「打たれ弱さ」は、家庭での関わり方次第でサポートできます
自己主張できる力を育てる3つの方法
①「やめて!」と言える練習をしよう
どうやって練習するの?
家でシミュレーションするのがおすすめです。
「もし友達に○○って言われたら、なんて言う?」
「やめてって言う!」
声に出して練習することで、いざというときに言える力がつきます。
子どもの言葉遣いが気になったら!|言葉を選べる力を育てる① – itti-blog
② 自己主張=わがままじゃないと伝える
「イヤ!」や「やりたくない!」に対して、つい「わがまま言わないの」と返していませんか?
でも、ここを受け止めることで「自分の気持ちを言っていいんだ」と安心します。
「そう思ったんだね」
「嫌なときは『イヤです』って言ってもいいんだよ」
と伝えていきましょう
③ 困ったときは「助けを求めていい」と教える
「自分でなんとかしなさい」と言われてきた子は、助けを求めるのが苦手になります。
でも、子どもにとって大人に助けてもらう経験はとても大切。
「どうしても困ったときは、先生に相談していいんだよ」
「お母さんも昔、保健室の先生に相談したことあるよ」
など、経験談を交えて伝えると効果的です。
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打たれ強さを育てるために親ができること
「逃げる」も選択肢と教える
無理に立ち向かうだけが強さではありません。
その場を離れる
信頼できる先生に話す
これも立派な自己防衛。
「逃げてもいいんだよ」と教えてあげてください。
学校に相談するタイミング
もし子どもが…
- 「学校行きたくない」
- 明らかに元気がない
- 怪我をして帰ってきた
などの場合は、すぐに園や学校に相談しましょう。
連絡帳だけでなく、電話や面談も活用してOK!
【まとめ】怒らないだけじゃない、強さも一緒に育てよう
「怒らない育児」は、子どもの安心感や自己肯定感を育てるうえでとても大切。
でも、それだけでは「外で自分を守る力」までは育ちにくいことも。
だからこそ、家庭で「自分の気持ちを伝える力」や「助けを求める力」を育てていくことが大切です
優しさとたくましさを両立して、外の世界でも自分らしくいられる子に育てていきましょう
優しさと思いやり
自分の気持ちを伝える力
困ったときに助けを求められる力
この3つのバランスを意識して、親子で「強さ」も育てていきたいですね
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チェックリスト:あなたの子育てバランスは?
「怒らない育児」と「自己主張の力」、あなたの子育てはバランスが取れていますか?
以下のチェックリストで確認してみましょう!
怒らない育児のポイント
☐ 子どもの気持ちに共感し、受け止めている
☐ 叱るよりも、どうすればよかったのかを一緒に考える
☐ 「ダメ!」ではなく、別の選択肢を提案している
☐ 親自身が穏やかに接するよう心がけている
☐ 子どもが失敗しても、責めずにチャレンジを応援する
自己主張できる力を育てるポイント
☐ 子どもの「いや!」や「こうしたい!」を頭ごなしに否定していない
☐ 「どうしてそう思うの?」と子どもの考えを聞いている
☐ 友達とのトラブルでも、すぐに親が介入せず、子どもに考えさせる時間を作る
☐ 「〇〇してほしい」と、丁寧に伝える練習をしている
☐ 子ども自身が決める機会を日常の中で作っている(例:おやつの選択、服選び)
チェックの数が多いほど、バランスの良い子育てができています!
どちらかに偏りすぎていると感じたら、少しずつ意識してみてくださいね。
無理なく続けられる範囲で、お子さんの成長を温かくサポートしていきましょう
「怒らない育児」を大切にしつつ、子どもの強さも育てる方法、ぜひ試してみてくださいね
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