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はじめに:家族の絵は“子どもの気持ちを映す鏡”
子どもが描く家族の絵。
とくに「お母さんが一番大きい」「ママだけ別格に丁寧」「パパやきょうだいが描かれていない」といった構図を見ると、ちょっと気になってしまいますよね。
でもこれは決して“悪いサイン”ではありません。
むしろ、子どもなりの安心感や愛情が、そのまま表れていることが多いのです。
心理学でも、子どもの描画は「今の気持ち」や「安心できる相手」が反映されやすいと言われています。
そのため家族の絵は、子どもの心をそっと覗ける大切なヒントになります。
なぜ「お母さんを大きく描く」の?|3つの心理サイン
子どもがママを大きく描くとき、よくみられる気持ちは次の3つです。

① 安心・信頼の存在
子どもにとって、ママは“帰る場所”であり、いちばん身近に感じる存在。
「そばにいると安心」「見守ってほしい」という気持ちが、自然と絵の大きさに表れます。
② 甘えたい・注目してほしいサイン
言葉で伝えにくい甘えや「もっと見て!」という気持ちが、絵の構図で表現されることがあります。
とくに4〜6歳ごろは、甘えと自立の間で揺れやすい年齢。
大きく描くのは、ごく自然な自己表現です。
③ その日の気分のあらわれ
子どもの絵は“その日”の気持ちに左右されます。
楽しかった/うれしかった/安心している──そんな気分が、ダイレクトに反映されることもあります。
🔗お絵描きでわかる子どもの気持ち|ママ・きょうだい・特定家族ばかり描く理由
「パパが小さい」「家族が少ない」…これって大丈夫?
家族の絵を見て、
- パパだけ小さい
- ママしか描かれていない
- きょうだいが省略されている
- 顔がシンプルすぎる
など、気になる点があると心配になるかもしれません。
でも、心理学では絵は“確定診断”ではなく、あくまで「ひとつの可能性」です。
その時の気分・描きたい相手・印象に残っている人
これらが優先されて描かれるため、
「描かれていない=嫌い」「小さい=不安」という決めつけにはなりません。
むしろ、子どもの絵を通じて「今の気持ち」を知るきっかけにしてあげることが大切です。
絵を見たときのおすすめの声かけ
絵を読み解くときに大切なのは、
分析よりも“気持ちを受け止める”姿勢です。
おすすめの声かけは次のとおり。
- 「ママをこんなに大きく描いたんだね。うれしいな」
- 「今日はどんな気持ちで描いたの?」
- 「この場所が好きなのかな?」
- 「この絵すてきだから飾っていい?」
このような“気持ちに寄り添う受け止め”は、子どもの安心感と自己肯定感を大きく育てます。
子どもの絵は「診断」ではなく「心を知る手がかり」
ネットで「子どもの絵 心理」「家族の絵 意味」などを検索すると、
不安をかき立てる情報も多くあります。
ですが、絵はあくまで“今の気持ちのスナップ写真”。
- 絵にはその子の成長プロセスが必ずある
- 年齢によって描線・表現・構図は大きく変わる
- たった1枚では判断できない
- 気持ちより“描きたい対象”が反映されることも多い
こうした点を理解しておくと、より安心してわが子の絵を見守ることができます。
親ができる一番のサポートは「見守ること」
子どもの絵は、親に“今の気持ちを伝えたいサイン”でもあります。
- 今日の園での出来事
- 甘えたい気持ち
- うれしい体験
- 心に残った人
こうした感情は、言葉より先に絵に出ることがよくあります。
絵を通じて子どもの心に寄り添う時間は、
親子の信頼関係を育てる、かけがえのないコミュニケーションになります。
💭 よくある質問Q&A
Q1. お母さんばかり大きく描くのは問題?
→ 心配しすぎなくて大丈夫です。多くの場合、安心感や信頼の表れです。お母さんの存在が大きく、安心していることを示しています。
Q2. お父さんや兄弟を小さく描くのはどう読む?
→ 心理的な距離感の表れです。必ずしも嫌いという意味ではなく、「今はお母さん中心で安心したい気持ち」が絵に出ています。
Q3. 毎回お母さんばかり描く場合は?
→ 繰り返し描くことで、子どもの中の安心感の必要度や依存度がわかります。成長とともに徐々にバランスが変わることも多いです。
Q4. 親はどう対応すればいい?
→ 「どうしてこの人を大きく描いたの?」と聞くより、絵を褒めながら会話するのがおすすめ。
「色がきれいだね」「楽しそうに描けたね」など、ポジティブなコメントで安心感を広げてあげましょう。
📝 チェックリスト:お母さん中心の絵から読み取れること
- お母さんの存在が大きく描かれている → 安心感や信頼のサイン
- 家族の距離感に差がある → 心理的な距離感の表れ
- 表情が笑顔や楽しそう → 安心して描けている
- 色使いが暗い/少ない → 少し気持ちが落ち着かないこともある
- 毎回同じ構図 → お母さん中心の安心を強く求めているサイン
ポイント:気になるときは焦らず、絵を通して「今日はどんな気持ち?」と軽く会話してみるだけで、子どもの安心感や信頼関係を深めるきっかけになります。
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子どもの絵がくれる“心のサイン”を読み解く

叱ってばかりの毎日に子どもの絵がくれた小さな安心: お母さんの心を癒す色彩セラピー
「子どもの絵って、こんなに気持ちがあらわれるんだ…」と気づかせてくれる優しい一冊。
叱りすぎてしまう毎日や、子育てに余裕がなくなる瞬間にそっと寄り添い、安心を届けてくれます。
まとめ:お母さんが大きい絵は、安心のあらわれ
- 子どもは安心できる相手を大きく描くことが多い
- 甘えたい/見てほしい気持ちの表現のことも
- 絵は“確定診断”ではなく、あくまで心のヒント
- 受け止めの声かけで、安心感と自己肯定感が育つ
わが子の絵に込められた“気持ち”に気づけると、
子どもの心の成長をよりていねいに見守れるようになります。
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このブログでは、子育て中のちょっとした悩みや工夫、
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
このブログでは、子どもの絵から心理を読み取り、心の成長や表現力を親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
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