「またその絵?」「毎日同じキャラばかり…」
そんな“くり返し”に、つい心配になることはありませんか?
でもその行動、実はすごい才能の芽かもしれません。
この記事では、元教諭の視点から「同じ絵ばかり描く子どもに隠れた力」や「親としての声かけの工夫」を、やさしく解説します。
子どもが同じ絵ばかり描くのは「安心」と「探究」の証
子どもは、安心できるものをくり返す傾向があります。
絵本や遊びでも、「お気に入り」を何度もくり返しますよね。
絵も同じ。
「描ける!」「わかった!」という成功体験が、何度も描きたくなるきっかけになっています。

実はすごい!くり返し描く子がもつ“5つの力”
同じモチーフを描き続ける子には、こんな力が育っています:
- 集中力:ひとつのことに夢中になれる
- 観察力:小さな違いに気づける
- 試行錯誤力:もっと良くしたいという工夫
- 自己表現力:自分なりの描き方を見つける
- 内発的モチベーション:誰かに言われたからじゃない、“自分から”やりたい気持ち
これって、🔗職人タイプ・アーティスト気質の子どもに見られる特徴でもあります。
「変わってないようで変わってる」子どもの絵の進化
「毎日ドラゴンばっかり描いてるんです…」
そんなふうに見えても、よく見ると…
- 翼の形が変わってる
- 炎の色にこだわっている
- 表情で感情を表そうとしている
…そんな小さな“工夫”や“変化”が隠れていることが多いんです。
これこそが、探究心の証。
「飽きずに深める力」は、どんな分野にも応用できる宝物です。
🔗3歳から5歳の子どもが絵を好きになる!親も楽しいお絵かきのアイデア3選 – itti-blog
深く考える子どもは「同じことをくり返す時間」を持っている
子どもが“深く考える”ためには、
くり返しながら探究する「余白の時間」が必要です。
ところが今は…
- 宿題や習いごと
- YouTubeやゲーム
…と、自由な「暇時間」がとても少なくなってきています。
昔は「ひま〜!」と言いながら、
ぐるぐると何かを描いていたり、
小石を並べていたり…
そんな時間の中で、創造力や集中力が育っていたのです。
親にできること:「否定しない+広げるヒント」をそっと
「またそれ描いてるの?」と言いたくなる日もあるかもしれません。
でも、その前に…
✅ 強みを認めてあげること
✅ 広がりの“きっかけ”をそっと置いてみること
たとえば:
- 「そのキャラが住んでる場所も描いてみる?」
- 「仲間がいたら、どんなキャラになりそう?」
- 「前の絵と見比べてみると、どこが変わったと思う?」
無理に方向を変えさせず、自然な展開をサポートする関わりが◎
最後に:その“くり返し”は、好きの証
何度も同じものを描くのは、
「これが好き!」「自分らしく描きたい!」という気持ちのあらわれです。
今日もまた、描きなれたキャラに向き合う子どもの姿を見たら…
「またそれ?」ではなく「今日も描いてるね」と声をかけてあげてください。
その言葉が、次の一歩をそっと押してくれるはずです。
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