子どもが突然泣くのはなぜ?その「涙」の本当の理由とは
子どもが急に泣き出したり、ぐずぐずし始めると、「どうしたの?」「また?」と思うこと、ありませんか?
でも、よくよく思い返すと、その前までとっても頑張っていたかもしれません。
我慢してた、がんばってた、でももう限界だった…。
そんな時にあふれた涙は、「イヤ!」の裏にある「もう疲れちゃったよ」「うまく言えないけど助けて」のサインかもしれません。
✅ チェックしてみよう|それ、子どもからのSOSかも?
ワンポイントチェックリスト:
こんなとき、子どもは「助けてほしい」と思っているかもしれません。
- □ 理由もなく急に泣く
- □ 黙り込んで何も話さない
- □ ふざけすぎて空気が読めない
- □ 「もういい!」と突然突き放す
- □ しつこくちょっかいを出してくる
→ これらはすべて、「うまく言えないけど伝えたい」というサインです。
大人だって、ぎりぎりまで頑張っちゃうこと、ありますよね。
子どもも同じ。むしろまだ言葉で上手に伝えられないぶん、行動で出ちゃうことの方が多いのです。
👶 【年齢別】気持ちの伝え方の傾向|2歳〜小学生までの特徴と対応
年齢 | よく見られる行動 | 背景にある気持ち | 効果的な関わり方 |
---|---|---|---|
2歳 | 泣く・叫ぶ | 「言えないもどかしさ」 | 抱っこ+共感の声かけ |
3〜4歳 | ふざける・ちょっかいを出す | 「かまって」「見てほしい」 | 遊びで応じてから切り替え |
5歳 | 黙り込む・スネる | 「自尊心」や「傷つき」 | 落ち着いたあとに話す |
小学生 | 反抗・屁理屈 | 「自立したい気持ち」 | 論破せず、対話を待つ |
「ふざけすぎ」の裏にある子どものサインとは
おふざけが過ぎる、空気を読まずに大声を出す、なんで今!? と思う行動…。
私も、集中したいときに子どもの実況中継が始まったり、ぶつぶつ話しながらゲームをされたり、「いまそれ!?」って思うこと、よくあります。
でも、もしかしたらそれって、「かまって!」「ぼくを見て!」のサインかもしれません。
寂しいけど、「一緒にいて」と素直には言えない。
だから、ちょっかいを出して、気づいてほしいんです。
子どもにとっては、「今ママのそばにいたいな」「ちょっとさみしいな」っていう、気持ちの現れなのかもしれませんね。

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黙り込む子どもにどう対応する?言葉にならない気持ちを読むヒント
叱られたあとや、注意されたときに、子どもが黙り込んでしまう…。
「なにか言いなさい!」って言いたくなるけれど、それって、もしかしたら自分の中でもうまく整理できてない気持ちを抱えているのかもしれません。
「自分も悪かったかも」「どうしていいか分からない」
そんなとき、子どもは言葉よりも、沈黙で気持ちを守ろうとします。
だから、「もういい!」ってその場を離れたのは、投げやりではなくて、自分なりの精いっぱいの反応なのかもしれません。
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「もういい!」は拒絶じゃない?子どもの反応に隠れた心の整理
子どもが「もういい!」とプイッと離れていったとき。
追いかけて、「ちょっと待って、さっきの話だけどさ」と説明を続けたくなる気持ち、ものすごくわかります。
でもそこで“論破”しようとしてしまうと、子どもが自分で考えたり、気づいたりする大切な時間を奪ってしまうこともあるんです。
正論を言いたくなるときって、ありますよね。
何度も同じことで失敗している子どもを見ていると、つい口を出したくなるし、傷ついてほしくないからこそ、言いたくなる。
でも――。
子どもが自分からその場を離れたときって、実は「成長のチャンス」かもしれません。
その時間に、もしかしたら小さな気づきや、心の整理が始まっているかもしれない。
そしてその“気づき”は、親が望む答えとは違うかもしれないけれど、それでも大丈夫。
その子にはその子のペースがあるから。
だから、親はちょっと勇気を出して、そっとしておいてあげてほしいのです。
それともう一つ。
叱るときは、子どもに“逃げ場”を作っておくことも大切です。
感情をぶつけられてばかりでは、どこにも行き場がなくなってしまうから。
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行動の裏にある子どもの気持ちをどう読み取る?
子どもの行動って、一見わかりづらくても、
その奥には「ママに抱っこしてほしかった」「本当はイヤだった」「疲れてた」
そんな、うまく言えないけど伝えたかった気持ちがあることが多いです。
だから、大人の私たちがちょっと想像してみること。
「この子、今どんな気持ちだったんだろう?」って。
それだけでも、子どもにとっては「わかってくれてる」っていう安心感になります。
⛔ NG対応 vs OK対応|親の言葉かけでこんなに違う!
シーン | NG対応 | OK対応 |
---|---|---|
子どもが「もういい!」と離れる | 説教・論破を続ける | 距離を保ち、時間をあけて見守る |
黙り込んでいるとき | 「何か言いなさい!」と迫る | 「今は話せないよね」と気持ちを代弁 |
泣き出したとき | 「泣くのやめなさい!」 | 「つらかったんだね」と共感を届ける |
子どもは気持ちの伝え方を“練習中”です
感情をうまく言葉にできるようになるには、時間がかかります。
物分かりがよくて、大人びて見えても
子どもは今、その「練習中」なんです。
困ったように見える行動も、「気持ちをどう表現したらいいのかわからない」というサイン。
泣いたり、ふざけたり、黙ったり。
そのひとつひとつが、子どもなりの「伝えたい」なんですよね。
イライラの前に…「困った行動」は“伝えたい”のかもしれない
子どもが見せる困った行動にイライラしてしまうこともあるけれど、
その行動の裏にある気持ちに目を向けると、少しだけ見え方が変わってきます。
「この子、いまどんな気持ちだったのかな」
「もしかして、私のことを呼んでたのかな」
そんなふうに、心の声にそっと耳をすますように子どもを見つめてみると、
ほんの少し関係がやわらかくなるかもしれません。
「叱らなくても子どもが動く」↓

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