「うちの子、あまりお絵描きしなくて」
「描いてもすぐ“もういい”ってやめてしまう」
そんなとき、つい思ってしまいます。
センスがないのかな。向いていないのかな、と。

でも実際は、
“描くこと”が嫌いなのではなく、
描くときの空気が合っていないだけかもしれません。
この記事の内容
机の上は、小さな緊張がある
白い紙。
決まったサイズ。
はみ出さないように、汚さないように。
大人は何気なく用意している環境ですが、
子どもにとっては意外と「きちんとやる場所」になりがちです。

うまく描けない
思った色にならない
なんとなく比べられる気がする
すると、線は小さくなります。
画用紙の端に、ちょん、と控えめに。
そして、早めに終わります。
場所を変えると、線が変わる
試しに、机をやめてみる。

ガラス。
お風呂の壁。
少し大きめの面。
それだけで、描き方が変わることがあります。
腕を肩から動かして、
びゅーっと長い線を引く。
丸がひとつで終わらず、
「ここはおうち」「ここは海」と広がっていく。
評価から少し離れただけで、
線は自然にのびます。

その“遊びの空気”をつくりやすい道具
そこで使いやすいのが
Shuttle Art クレヨン 30色セットです。
このクレヨンの良さは、
上達を約束することではありません。
「安心して描ける」条件がそろっていること。

具体的に、どんな変化が起きやすいか
1. 線が大きくなる
水で落とせる。
だから、親の「そこはダメ」が減ります。
その安心感は、子どもの腕の動きにそのまま出ます。
手首だけでなく、肘や肩まで使う。
線が太く、長くなる。
2. “足していく”ようになる
紙の上では、失敗がこわい。
でも消せる・落とせると思うと、
「ここにも描いてみよう」
「さっきの上から重ねてみよう」
と足し算が始まります。
丸ひとつだった絵が、
いつの間にか背景つきになることもあります。
3. 色を試すようになる
30色並んだクレヨン。
メタリックやネオンカラーも含まれていて、
見た目からして少し特別感があります。

「これ光ってる」
「こっちはすごく明るい」
「重ねたらどうなる?」
選ぶ時間そのものが遊びになります。
単色で終わりがちだった子も、
自然と色を重ね始めます。

4. 「もういい」が減る
うまく描けない瞬間に止まるのは、
失敗が残るから。
でも、
・大きく描ける
・あとで落とせる
・怒られにくい
この条件があると、
「もう1回」
「今度はこっち」
と続きやすい。
描いている時間が少しずつ伸びます。
5. 親の声かけが変わる
いちばん変わるのは、実は大人かもしれません。
汚れを気にしなくていいと、
「やめて」
よりも
「いっぱい描いたね」
が増えます。
量を認められると、
子どもは描くことをやめにくくなります。
伸ばす道具と、始める道具
線の質感を深めたい。
色の重なりを味わいたい。
そんな段階には、蜜蝋クレヨンが合っています。
でも、
・そもそもあまり描かない
・苦手意識がある
・まずは楽しんでほしい
そんなときは、
“入口を広げる道具”のほうが合うことがあります。
このクレヨンは、
描くことを嫌いにさせないための選択肢。
まとめ
絵が上手になる前に必要なのは、
安心して描ける時間かもしれません。
大きく描いても大丈夫。
消しても大丈夫。
ちょっとはみ出しても大丈夫。
その積み重ねが、
「描くって楽しい」に変わっていきます。
まずは、机から少し離れてみる。
そのときの道具として、相性のいいクレヨンです。
年齢・テーマ別に詳しく読む
-
3〜4歳|想像と現実が混ざる時期
子どもの絵は心ののぞき窓?謎の構図・色の意味
3~4歳の絵が意味不明なとき
5歳児の絵はここまで進化する|創造力を引き出す -
小学生|評価を意識し始める時期
小学生の絵が「つまらない」と感じる理由 -
思春期|描かない・極端になる時期
思春期の子どもの絵にあらわれる心理
📚 子どもの自信と安心をそっと育てるガイド
子どもが「できたかも」と感じられたり、ほっとできる時間が少しずつ増えていくための関わり方をまとめています。
ゆっくり全体を見たいときにどうぞ。
ガイドページを見るホーム » 絵が苦手な子ほど伸びる?机をやめたら変わったお絵描き環境の話
この記事が「いいな」と思ったら、noteのフォローやYouTubeのチェックもお願いします!がぜんやる気になります!
正解を探すより、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まる時間を。
※唯一の正解はありません。その子に合うかどうかを、一緒に考えませんか。
\ 答えのない、子育ての迷いの中にいるあなたへ /
ブログでは「教育のヒント」を書いていますが、
実は私自身、毎日が迷いと後悔の連続です。
教科書通りの正解に傷ついたとき、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まって、
静かに自分と向き合える場所をnoteに作りました。
このブログはPRを含みます
いっちー
元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい児の葛藤に、涙でティッシュの山を築きながら向き合っている現役の母です。
教育の現場を知っているからこそ、外側から「正解」を押しつけられることの息苦しさや、もどかしさを感じてきました。
キラキラした正解の中で、無理をして生きるのはしんどいですよね。
「こうすべき」の前に、「この子の場合はどうだろう?」と、一緒に立ち止まれる場所でありたいと思っています。
子どもの絵に宿るサインや、言葉にならない心の機微をそっと眺めて。
今日をなんとかやり過ごすための「余白」を、一緒に見つけにいきませんか。







