こんにちは!ITTI-BLOGへようこそ。
今日も、お子さんの成長を一番近くで見守り、全力で走り抜けたパパさん、ママさん。
本当にお疲れ様です。
いま、この記事を開いてくださったあなたは、きっと胸の奥がチリチリと痛むような、やり場のない気持ちを抱えていらっしゃることでしょう。
「なんであんなこと言っちゃったんだろう」
「あんなに悲しそうな顔をさせるつもりじゃなかったのに」
「せっかくの描きたい気持ちを、私が摘み取ってしまった……」

お子さんが一生懸命に描いた絵に対して、
つい「これ、なあに?」
「もっとちゃんときれいに塗ってよ」
「壁に描いちゃダメって言ったでしょ!」
と、冷たい言葉を投げてしまった。あるいは、忙しくて見向きもせず「後でね」とあしらってしまった。
夜、お子さんがスースーと寝息を立てているそばで、昼間の自分の言動を思い出しては「ごめんね」と涙ぐんでしまう……。
そんなあなたの優しさと、お子さんを想う真っ直ぐな気持ち、私は痛いほどよくわかります。
結論からお伝えします。 その後悔は、あなたが誰よりもお子さんを愛している証拠です。そして、お絵描きの関係は、いつからでも、何度でもやり直せます。
今日は、否定してしまったあの日から一歩踏み出し、また親子で楽しくペンを握るための「心の処方箋」を、ゆっくりとお話ししていきます。
読み終わる頃には、自分を責める手が止まり、明日お子さんの絵をどう見つめればいいか、その答えが見つかっているはずですよ。
この記事の内容
なぜ、あの日否定してしまったのか
まず、あなたが「否定してしまった」という事実の背景にあるものを整理してみましょう。あなたは決して「意地悪な親」だからそう言ったのではありません。

1. 「心配」という名の愛情があったから
「このままじゃ、園でお友達に笑われるかも」「正しく形を教えないと、この子が困るかも」。そんな親心ゆえの「心配」が、アドバイスという名の否定に変わってしまったのではないでしょうか。 あなたが言葉をかけたのは、お子さんの未来を真剣に考えていたからです。

2. 「心のコップ」に余裕がなかったから
仕事、家事、寝不足、人間関係……。私たちの毎日は、常に限界ギリギリのバランスで成り立っています。 コップの水が溢れそうな時に、机にはみ出した一本の線や、床に散らばったクレヨンを見てしまった。それは、あなたの性格の問題ではなく、単なる「キャパシティ(余裕)」の問題だったのです。
3. 「正しく導かなければ」という責任感
「親は子に正しいことを教えるもの」という強い責任感が、お絵描きという自由な遊びを「学習」に変えてしまったのかもしれません。 でも、お絵描きには本来、正解も不正解もありません。そのことに気づけなかったのは、あなたがそれだけ真面目に「親」をやろうとしていたからです。
子どもはその一言を、どう受け取った?
「あの一言で、もう二度と絵を描かなくなったらどうしよう」と不安になりますよね。お子さんの心の中を、少しだけ想像してみましょう。

すぐに忘れてしまう子も多い
実のところ、子どもは驚くほど「今」を生きています。 その瞬間にシュンとしたとしても、次の瞬間には別のおもちゃで笑っている。パパやママの「その後の笑顔」一つで、悲しい記憶が上書きされることもよくあります。
心に残る子もいるけれど、それは「絆」を深めるチャンス
もし、お子さんがしばらく絵を描くのを渋ったり、顔色を伺うようになったりしても、それは「取り返しがつかないこと」ではありません。 むしろ、大好きな親だって失敗することがある、それを乗り越えて仲直りできるんだ、という「人間関係の回復プロセス」を学ぶ大切な機会になります。
どちらのタイプであっても、大切なのは「あの日の一言」を固定させるのではなく、「今日からの関わり」で柔らかく溶かしていくことです。

今からできる3つのリカバリー
「やってしまった……」という後悔を、具体的な「アクション」に変えていきましょう。今からできる、心の修復術です。
1. 謝る必要はある?
「ごめんね」と改めて言うべきか、迷いますよね。 もし、お子さんの心がまだ沈んでいるように見えたり、自分の中でどうしても消化できなかったりするなら、ストレートに伝えてみましょう。 「お昼は、きつく言ってごめんね。ママも疲れちゃってたんだ。あなたの絵、本当は一生懸命描いているの知ってるよ」 1歳や2歳の小さな子でも、パパやママの「申し訳ない」という表情やトーンは、ちゃんと伝わります。言葉の意味が全部わからなくても、心が通じ合うだけで、お子さんのこわばった心はスッと解けていきます。
2. 声かけを変えるだけでいいケース
お子さんがケロッとしているなら、改めて謝るよりも、「次の機会」の反応をアップデートしましょう。 次に絵を持ってきたとき。 「わあ、見せてくれてありがとう!」 「ここに線を引いたんだね(実況中継)」 「描いてる時のあなた、とっても楽しそうだったね」 上手さを褒めるのではなく、「描いたという事実」と「見せてくれたという信頼」を丸ごと受け止める。その一回のポジティブな体験が、過去の否定を少しずつ打ち消してくれます。
3. 絵以外で「大好き」を伝える

どうしてもお絵描きの話題を出すのが気まずいなら、無理に絵の話をしなくていいんです。 おやつを一緒に食べる、ぎゅーっと抱きしめる、公園で追いかけっこをする。 「パパとママは、あなたが何をしても(絵を描いても描かなくても)、あなたのことが大好きだよ」という根っこの安心感を再構築しましょう。土台が安定すれば、お子さんはまた自然とペンを手に取るようになります。
「褒めなきゃ」というプレッシャーから自由になる
否定してしまった後悔の反動で、「次は全力で褒めなきゃ!」と意気込んでいませんか? 実は、それもまた少し苦しいことかもしれません。
評価しない関わり方
「上手だね」と褒めることは、裏を返せば「上手じゃないと認められない」というメッセージになりかねません。 お絵描きに正解を求めなくていいように、親の反応にも正解を求めなくていいんです。
- 「あ、赤い色だね」
- 「ぐるぐる描いたんだね」
- 「真剣だね」 見たままを口にするだけの「共感のミラーリング」。これだけで、お子さんは「あ、見ててくれたんだ」と深い満足感を得られます。
正解を言わなくていい理由
りんごが青くても、顔が緑でもいい。 「りんごは赤でしょ?」と言いそうになったら、心の中で「おっと、今はピカソの実験中だった」と唱えてみてください。お子さんの世界にある正解を、そのままにしておく。それが、否定を繰り返さないためのコツです。
🔗保育・学校で使える|子どもの絵への声かけ「避けたい言葉」一覧
親も失敗していい、完璧じゃなくていい
この記事を読んでいるあなたは、きっと本当に真面目で、愛情深い方なのだと思います。でも、どうか自分を許してあげてください。
完璧な親なんていない
24時間365日、ずっと優しく、ずっと適切に反応できる親はこの世に一人もいません。みんな、どこかで言い過ぎて、どこかで無視して、夜に後悔しながら親になっています。 「失敗した」と気づけた。それだけで、あなたはもう十分、立派な親です。
失敗後の「背中」こそ子どもは見ている
親が失敗し、悩み、それをどうにかしようとする姿。それこそが、お子さんにとっての「人間教育」です。 「間違えても、やり直せる」 「怒っちゃっても、大好きは変わらない」 完璧な親の背中を見せるよりも、失敗して立ち直る親の背中を見せるほうが、お子さんはずっとたくましく育ちます。
まとめ|その後悔は、もう愛情
いかがでしたか? 「否定してしまった」という重たい記憶が、少しだけ軽くなっていたら嬉しいです。
あの日の一言を後悔しているということは、それだけあなたが「お子さんの心」を大切にしたいと願っている証拠。その願いがある限り、お子さんの表現する芽が完全に摘まれてしまうことなんてありません。
明日、お子さんがまた何かを描き始めたら。 あるいは、描かずにただペンをカチカチ鳴らしていたら。 ただ横に座って、「描いてるね」「カチカチって音がするね」と、同じ空気を吸ってみてください。

特別な言葉はいりません。 あなたがそこにいて、微笑んでいる。 それだけで、お子さんのお絵描きの時間は、またキラキラとした輝きを取り戻します。
ITTI-BLOGは、失敗しながら、悩みながら、それでもお子さんを愛し続けるあなたを、全力で応援しています。
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コメント募集中! 「つい言っちゃったあの一言、こうやってリカバリーしました」「今まさに後悔の真っ最中です」など、あなたの心の声をコメント欄で聴かせてくださいね。一人で抱え込まず、ここでお話ししていきましょう。
次回の記事予告 「1歳児が夢中になる!手作りおもちゃの簡単アイデア5選」をお届けします。お楽しみに!
「描けなくても大丈夫」──手を動かすきっかけになるアイテム
お絵描きに苦手意識がある子は、いきなり「描く」よりも、手を動かす体験から入るほうが安心なこともあります。
貼る・選ぶ・並べる──そんな軽い動きが、表現への第一歩になることがあります。
大切なのは、上手に描くことではなく、「関われた」「楽しめた」という感覚。
こうしたアイテムは、親子の関わりをやさしく支える補助として使うのがおすすめです。
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ゆっくり全体を見たいときにどうぞ。
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正解を探すより、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まる時間を。
※唯一の正解はありません。その子に合うかどうかを、一緒に考えませんか。
\ 答えのない、子育ての迷いの中にいるあなたへ /
ブログでは「教育のヒント」を書いていますが、
実は私自身、毎日が迷いと後悔の連続です。
教科書通りの正解に傷ついたとき、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まって、
静かに自分と向き合える場所をnoteに作りました。
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いっちー
元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい児の葛藤に、涙でティッシュの山を築きながら向き合っている現役の母です。
教育の現場を知っているからこそ、外側から「正解」を押しつけられることの息苦しさや、もどかしさを感じてきました。
キラキラした正解の中で、無理をして生きるのはしんどいですよね。
「こうすべき」の前に、「この子の場合はどうだろう?」と、一緒に立ち止まれる場所でありたいと思っています。
子どもの絵に宿るサインや、言葉にならない心の機微をそっと眺めて。
今日をなんとかやり過ごすための「余白」を、一緒に見つけにいきませんか。







