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ある日、ふと子どものお絵かきを見て、思ったんです。
「家族の絵に、私がいないな…」
「え、黒でべったり塗ってるけど、これ…雷雲?」
――なんて、ちょっと笑ってスルーしそうになったけど、
心のどこかで「あれ、なんか気になる」って引っかかったこと、ありませんか?
大げさに心配するほどじゃない、、、と思うんだけど、なんか引っかかる。
子どもが描く絵って、実は「話すより正直」なことがあるんです。
たとえるなら、“心のメモ帳”みたいなもの。
大人の言葉に翻訳するには、少しコツがいりますが――
そこには確かに、気持ちのカケラが詰まっています。

このブログでは、
✔ 「なんとなくモヤッとした絵」の見方
✔ 家族の絵に現れる本音
✔ 色やモチーフにあらわれる子どもの気持ち
などを、心理学ベースでやさしく読み解く記事にまとめました。
「あれ、あのときの絵、意味があったのかも」
「今なら、あの違和感にちゃんと向き合える気がする」
そんなふうに思ったあなたへ、
子どもの“心の手紙”を読み解く、そっと寄り添うヒントをお届けします。
🔍「なんか変…?」子どもの絵が気になるときにチェックしたい心理サイン
子どもの絵に、「あれ?」と思った瞬間があったなら、それは立派な“心のセンサー”です。
たとえば、こんなことに心当たりありませんか?
- 家族の絵に、なぜかパパだけいない
- 自分がびっくりするほど大きく描かれている
- 黒や赤ばかり使っている
- 怖い怪物や戦いの絵が異様に多い
どれもよくあること…でも、よくあるからこそ、ちゃんと読み取ってみると深いんです。
🏠家族の絵に“自分がいない”とき|親が気づきたい3つのサイン
「え、私、存在感ゼロ!?」と一瞬ショックを受けるこのケース。
落ち込んでしまう前に、その絵が語っていることに耳を傾けてみませんか?
たとえば、親の不在が「悲しい」「寂しい」のサインだったり、
あるいは「描いていいか迷った」や「怒られる気がして描かなかった」なんてケースもあります。
🏠《家族の絵にパパがいない》ケース
ある日、娘が描いた家族の絵を見たら、ママと娘と犬だけ。
パパが見当たらない。
「なんでパパは描かなかったの?」と聞くと、娘はちょっと目をそらして
「……だって、この前怒ってたもん」とポツリ。そのとき初めて、子どもが“一度の出来事を長く心に残して描く”ことに気づいた、というママの話。
→「嫌い」ではなく、気持ちが強く向いている相手ほど「描けない」ということもあるのが、子どもの心理の特徴。
👩👧お母さんを大きく描く子ども|“頼りたい気持ち”と“心の不安”の関係
子どもが描いた絵で、お母さんがビルのように大きく、他の家族がアリのようにちっちゃい……
「これって、お母さん好きすぎ?」と思いがちですが、実は「安心感」と「不安」のミックスだったりします。
大きく描かれるのは「頼りにしてる証拠」でもあり、
同時に「それだけ強く意識している=心配や不安がある」可能性も。
👩👧《お母さんだけ異常に大きい》ケース
6歳の息子の絵では、毎回お母さんがビルのように大きい。
「ママのこと大好きだから?」と聞くと、にこにこしながら「だってママがいないと寝れないもん」と即答。実は最近、保育園で環境が変わって不安続きで、
息子なりに“安心の象徴”として大きく描いていたことが分かったという話。
→「大好き!」の裏側に、甘えたい・安心したい・不安があるという本音が隠れていることも。
▶ お母さんが一番大きい!?子どもの家族の絵が教えてくれること
🎨黒や赤ばかり描くとき|感情のバランスを見抜くヒント
黒や暗い色を好んで描く時期って、実は珍しくありません。
でも、「なんかうちの子、ずっと真っ黒塗りつぶしてるなあ…」というとき、
それは“感情のバランス”が少し揺れているサインかもしれません。
落ち込んでいるのかも?
疲れているのかも?
それとも「自分の世界に集中しているだけ」?
答えは一つじゃないからこそ、絵を“話しかけるように”見てみるのがコツです。
🎨《黒や赤ばかり描いている》ケース
「最近、黒しか使わなくて…大丈夫なのかな?」
心配になって理由を聞いたら、意外な言葉が返ってきた。子「黒のほうが落ち着くの」
ママ「どうして?」
子「色がいっぱいだとごちゃごちゃしてイライラする」“機嫌が悪いから黒”ではなく、
気持ちを整えるために黒を選んでいたというケース。
→ 色=感情と決めつけず、「選んでいる理由」を知ることが大切。
💥戦いや血の絵を描く子ども|実は“心を整理する力”が育っている証拠

「血!」「爆発!」「ゾンビ!」
小さな子どもがそんな絵を描いていたら、親としてはちょっと不安になりますよね。
でも、“描ける”ということは、ちゃんと気持ちが外に出せている証拠でもあるんです。
怒り、ストレス、不安、嫉妬。
子どもなりに処理しようとして、絵で表現しているんです。
💥《血・戦い・怪物の絵が多い》ケース
普段は優しい5歳の男の子。
でも最近の絵は「剣」「怪物」「爆発」「血」だらけ。
ママがドキッとして理由を聞くと、「だって、保育園でいつも負けて悔しいから!
でも絵の中なら勝てるんだよ!」と、涙ぐみながら話してくれたという話。
→ 子どもは絵の中で、
怒り・悔しさ・負けた気持ちを整理して、自分を回復させている。
✍️親子でできる!子どもの気持ちを知る“テーマお絵かき”
気持ちを引き出すには、「好きに描いていいよ」よりも、
“テーマを決めて描く”のが効果的なことも。
たとえば…
- 「大好きな人を描いてみよう」
- 「おうちを描いてみよう」
- 「昨日あったことを描いてみよう」
こうしたテーマが、子どもが無意識に抱えている思いや体験を、
ポロリと絵の中に落としてくれることがあります。
▶ お絵かきで子どもの心を知る!おすすめテーマのヒントを詳しく見る
よくある質問Q&A|こんなときどうすればいい?
Q1. 黒ばかり描くけど、やっぱり不安定なんでしょうか?
A1. 一時的なブームのこともありますが、「元気だけど疲れている」「表現を楽しんでいる」など理由は様々。大切なのは「否定せず受け止めること」です。
Q2. 家族を描かないのは愛情が薄いから?
A2. いいえ。むしろ「誰を描くか」を選ぶ段階に入っている場合も。描かれない=存在しないではありません。
🔎 絵を見たときにチェックしたいポイント
| 観点 | チェック項目 |
|---|---|
| 色 | 黒・赤など同じ色ばかり使っていないか |
| 人物 | 家族全員が描かれているか、自分の位置はどこか |
| 大きさ | 特定の人だけ大きすぎ/小さすぎないか |
| 表情 | 怒り・悲しみ・無表情などが続いていないか |
| テーマ | 戦い・怪物など、同じモチーフが続いていないか |
おすすめの本(子どもの絵・表現を育てる)
子どもの絵の理解と関わり方に役立つ本を厳選して紹介します。


💬「うちの子、大丈夫かな?」に、そっと寄り添うヒント
大きな悩みじゃなくても、絵がふと気になるときってありますよね。
答えは一つじゃないけれど、
子どもの絵は、親にだけ届くメッセージを持っていることがあります。
「うちの子、なにか抱えてるかも?」
そんなときは、少しだけ立ち止まって、
“絵という会話”に耳を澄ませてみてください。
\子どもの絵から見える気持ちのひみつシリーズ/
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
このブログでは、子どもの絵から心理を読み取り、心の成長や表現力を親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
「子どもの絵で心を読む専門サイト」として、日々の子育てに役立つ情報をお届けします。







