「最近、うちの子が泣いている人の絵ばかり描くんです…」
「黒っぽい絵や、少しこわい雰囲気の絵が続いていて心配で…」
こんなふうに、子どもの絵にふと心がひっかかる瞬間ってありませんか?
実は、子どもの絵には、まだ言葉でうまく伝えられない“心の声”があらわれることがあるんです。
絵は、子どもにとっての「こころのことば」。気持ちをそっと表現できる、大切な手段のひとつです。
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こわい絵・黒い絵が気になるのはどんなとき?
成長の中で、子どもが“おばけ”や“怪獣”に夢中になること、ありますよね。
アニメや絵本の影響で、こわい世界にワクワクしたり、黒いクレヨンが気に入ったりするのもよくあること。
そんなときの絵は、「好き!」という気持ちの表れなので、あまり心配はいりません。
でも、こんなサインが長く続いていたら、ちょっとだけ気にかけてみてください。
- いつも同じような絵(泣いている人・こわい表情・黒色など)ばかり
- 家族の絵に、自分やお母さんがいない
- 表情がない顔、×印の目など、感情が読み取りにくい絵が多い
- 絵を描くときの様子が、なんだか元気がない
もしこういった傾向が見られたら、子どもなりにがんばっていたり、不安な気持ちがあるのかもしれません。
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絵の中に見える“心の声”に寄り添うコツ
子どもが描いた絵を見て、気になるとき。
「この人、だれかな?」
「どんな気持ちだったのかな?」
「この色、好きなのかな?」
そんなふうに、優しく・自然に声をかけてみてください。
たとえば、「ママが泣いてるの」と答えたとしたら、
それはきっと、子どもが見て感じていることを、そのまま絵にしただけ。
問い詰めるのではなく、「ちゃんと見てるよ」「気づいてるよ」という姿勢で寄り添ってあげることが、
子どもにとって大きな安心感になります。
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絵にあらわれる「気持ち」の背景には…
子どもの気持ちは、日常のちょっとした変化にも敏感に反応します。
- お引っ越しや進級などの環境の変化
- 保育園・幼稚園・学校での小さな戸惑い
- 家の中の雰囲気や大人の感情のゆれ など
まだうまく言葉にできない気持ちを、絵にして伝えようとしているのかもしれません。

どうしても気になるときは、誰かに相談してみよう
「なんとなく、気になるな…」
「どう声をかけたらいいかわからない…」
そんなときは、ひとりで抱え込まず、身近な専門家に相談してみるのもいい選択です。
- 幼稚園・保育園・学校の先生
- スクールカウンセラー
- 子育て支援センター
- 小児科や発達相談機関 など
「大げさかな」と思わずに誰かと話すことは、
子どもにとっても、親にとっても、とても大切な“安心”につながります。
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おわりに|絵は、子どもの“こころのことば”
子どもが描く絵には、その時の気持ちや考えが、たくさんつまっています。
とくに、
- 泣いている人
- 黒っぽい絵
- 家族の絵に自分がいない
- 「ママばかり描く」などの偏り
そういった絵に出会ったときは、ぜひ少しだけ立ち止まって、子どもの気持ちに目を向けてみてください。
絵は、子どもがそっと出してくれた「サイン」。
その小さな変化に気づいて寄り添えることが、きっと子どもの安心につながります。
あわてず、やさしく、
一緒に“絵の世界”をのぞいてみてくださいね。
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