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小1のうちに育てたい「困ったときに助けを求める力」|言えない子どもの心理と家庭でできる練習法
「今日、トイレ行きたかったけど、がまんした」
小1のわが子が、ランドセルを放り出して言ったひとことに、
わたしの心は一瞬フリーズしました。
先生に言えばよかったのに…
いや、言えばいいってこと自体、ちゃんと分かってたのかな?
それとも、言ってもムダだって思ってた?
なんなら、“トイレ=困ったこと”とすら思ってなかった可能性もある…?
子どもって、ほんとうに予測不能なところで、ぐっと我慢してたりします。
しかも、その“がまん”が、けっこう深くて切ない。
💬でもね、「言えない子」には、ちゃんと理由があるんです。
- 迷惑かけたくないと思ってる
- 気持ちを言葉にするのが難しい
- 「言ってもムダ」って感じてる
- そもそも、困ってる自覚がない(これ、あるある)
先生や友達に「言えたらラクになること」、実は山ほどあります。
でも、それを自然に言えるようになるには――
「練習」や「安心できる場所」が、必要なんです。
この記事では、
✅ 子どもが「言えない」ときの心の中
✅ おうちでできる“頼る練習”の3ステップ
✅ 学校では教えきれない「伝える力」の育て方
を、元教諭の視点もちょっぴり交えながら、やさしく、そしてちょっとだけ面白く(?)解説していきます。
「うちの子、先生に話しかけるタイミングが分からないみたいで…」
そんなモヤモヤを感じているあなたにこそ、ぜひ読んでほしい内容です。

🔗「怒らない育児」だけじゃ足りない?小学校で自己主張できない子がつまずくワケと家庭でできること – itti-blog
「先生に言えなかった…」そのとき、子どもの中で起きていること
大人から見ると、
「え、言えばいいじゃん?」って思うようなことでも、
子どもにとっては一大事です。
たとえば…
- 消しゴムを落としたけど言えない
- トイレに行きたかったけど我慢しちゃう
- お友達にイヤなことをされたけど、黙ってスルー
その背景には、こんな思いが隠れています。
🎈子どもが「言えない」とき、よくあるこころの動き
- 「これ、言ったら迷惑かも…」
→ 気をつかいすぎて、自分の気持ちを後まわしにしちゃうタイプ。 - 「言いたいけど、言葉が出てこない…」
→ モヤモヤをうまく“日本語化”できない子もいます。大人だってありますよね、これ。 - 「言ってもどうせ変わらないし」
→ 何度かスルーされた経験から、“あきらめスイッチ”が入っていることも。 - 「困ってるって思ってなかった」
→ このパターン、じつはけっこう多いです。
「ちょっと我慢すればいいや」って、自分でも気づかないうちにがんばっちゃうんですよね。
「言えない子」ほど、ほんとうはがんばり屋で、やさしくて、まわりをよく見ている。
でも、そのぶん、気づいてもらえないことも多いんです。
家庭でできる「頼る練習」|今日からできる3つのステップ
さて、じゃあ、どうやって子どもに「困ったら言っていいんだよ」って伝えるか?
それは意外とシンプルです。
学校で「困ったときは手をあげて」と言われても、
なかなか言えない子には、家庭でのちょっとした工夫が大切。
それでは、家庭でできる練習法を見ていきましょう!
①「頼ってくれてうれしいな」と伝える
頼りたい気持ち、子どもが恥ずかしがったり、遠慮していたりすることも多いです。
だからこそ、「頼ってくれてうれしいな!」
って、ポジティブに伝えてあげるだけで、
頼ることが「悪いこと」じゃなくて「いいこと」だって自然に学べます。
例えば、子どもが「ママ、お水ちょうだい!」って言ってきたとき、
ただ渡すだけじゃなくて、「ありがとう、頼んでくれてうれしいな」って返すだけでOK!
そんな小さな一言が、子どもの心に大きく響きますよ。
②「困ったらこう言えばいいよ」を一緒に練習する
「言ってもムダだと思ってるかも…」という子には、
まずは言葉に出してみることが大切。
お店で「おしぼりください」と言う練習だって、立派な「頼る練習」です。
たとえば、おうちで一緒に「先生、トイレ行きたいです」とか、
「○○ができません」とか、実際の言葉を一緒に練習してあげることが、
子どもにとっては心の準備になります。
③「困ったときの言葉」をストックしておく
最後に、困ったときに使える言葉をストックしておくと、
いざというときにスムーズに使えます。
「先生、助けてください」「○○を手伝ってください」など、
実際に起こりそうな場面を想定して練習しておくことで、
自信を持って言えるようになります。
「言える子・言えない子」の違いとは?
同じ1年生でも、なぜか「困ったときに言える子」と「言えない子」がいますよね。
その違い、じつはけっこうシンプルなんです。
📚「言える子」の共通点
言える子たちには、ある共通点があります。それは…
- 「困ったら、誰かが助けてくれる」と思っている
これは大きなポイント。
自分が困ったときに、ちゃんと助けてくれる人がいるという「安心感」を持っている子は、
迷わず助けを求めることができるんです。 - 家庭で「頼ってもいいんだよ」って、実際に経験している
言葉だけじゃなく、実際に困ったときに親が助けてくれる経験をしている子は、
他の場面でも自分の気持ちを伝えやすいんです。
だって、困ったら頼んでもいいって、実感しているから。 - 日常から「気持ちを言葉にする習慣」がある
家庭での会話や、遊びの中で自然と気持ちを言葉にしている子は、
学校でもスムーズに「困ったこと」を伝えることができます。
🛑「言えない子」は、どうして言えないの?
逆に、言えない子はどうして言えないのでしょうか?
その理由、実はとってもシンプルです。
- 「頼ってもいいんだ」と思える経験が少ない
もしかしたら、家庭で「頼む=迷惑かも」「言うと怒られるかも」と感じているのかもしれません。
だから、困っても「言わなくても大丈夫」って思ってしまうんです。 - 「自分の気持ちを言っていい」と学ぶ機会が少ない
言いたいことがあっても、なかなかそれを言葉にする機会が少ない子どもたち。
自分の気持ちを上手に表現する方法を、どこかで学ぶ必要があります。
🌱でも、大丈夫!今からでも遅くない!
「言えない子」の違いは、実はただ経験が少ないだけ。
今からでも、家庭で少しずつ「頼ってもいいんだよ」と伝えていけば、
きっと自信を持って言えるようになります。
学校では教えきれない「伝える力」
学校でももちろん、先生たちは子どもたちに「困ったことがあれば言ってね」と伝えています。
でも、現実的には、「伝える力」を一人ひとりにしっかり教えるのは、なかなか難しいんです。
📚大人数のクラスでは、どうしても見落としがち
小学校のクラスには、30人近くの子どもたちがいます。
その中で、「誰が困っているのか」をひとりひとり見極めるのは、正直かなり大変です。
例えば、授業中に先生が「困っていることがあったら手を挙げてね」と言っても、
本当に困っている子ほど、「手を挙げる」ことができなかったりします。
- 「困ってるけど、みんなの前で手を挙げるのは恥ずかしい」
- 「どうせ言っても助けてもらえないかも」
- 「手を挙げても気づいてもらえないかも」
こんな気持ちがあれば、なおさら言うのが難しくなりますよね。
🏠家庭こそが「伝える力」を育てる場所
だからこそ、家庭は子どもにとって一番安心できる練習場です。
学校では伝えきれないことを、家庭で少しずつ練習することが大切です。
おうちでできる「伝える力」の練習は、意外とシンプルです。
- 「困ったら言ってもいいんだよ」と、言葉で伝える
- 「頼ってもいいんだよ」と、何度も伝える
- 家庭内で困ったときに、子どもに「どうやって言えばいい?」と聞いてみる
こんな簡単なことでも、子どもにとってはすごく大きな自信になります。
まとめ|「伝える力」は、安心できる関係から育つ
小1のうちに、「困ったら誰かに言ってもいいんだよ」と知っているかどうかが、
これからの学校生活や人生に大きな影響を与えます。
親ができることは、
「言ってもいいんだよ」「言ってくれてうれしいよ」と安心を伝えてあげること。
焦らず、少しずつ、日々の会話の中で「頼る練習」をしていきましょう。
「言えないまま我慢してしまっているかも…」
「うちの子、大丈夫かな?」と思ったら、
すでに気づける親になっています。
大丈夫。今からでも少しずつサポートを始めましょう!
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最近、雨の日が続いていて靴下ずぶぬれで、靴もびしょびしょで帰ってくるので買いました♪
ほかにも、子どもの絵でわかる心理シーズ、書いてます。
🔗🏡【入園・転校・進学】子どもの絵に出る“環境の変化サイン”とは?親が気づけるヒントと寄り添い方
🔗夏休みのポスター宿題、どうしてる?親子で乗り越えるためのサポート完全ガイド
筆者がはまっている安眠グッズ♪スマホの見過ぎなのか、夕方くらいから目がしょぼしょぼなんですよね・・・。
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