「子どもが描いた絵、捨てられなくてどんどん溜まっている…」「せっかくなら飾りたいけど、どうすればおしゃれに見える?」——子どもの絵の扱いに悩んでいるママ、多いですよね。
子どもの絵は、単なる「作品」ではありません。その子のその瞬間の気持ち・発達・世界の見え方が凝縮された、かけがえのない記録です。飾ったりグッズ化したりすることで、子ども自身の「自分の絵は大切にされている」という自己肯定感にも繋がります。
この記事では、今日からすぐ試せる「飾る方法」と「グッズ化のアイデア」を13個まとめました。特別な道具がなくてもできるものばかりです。
この記事でわかること
- 子どもの絵をおしゃれに飾る方法(壁面・棚・玄関など場所別)
- 手軽に作れるアートパネル・ファブリックパネルの作り方
- データ化・グッズ化して形に残す方法
- 絵を飾ることが子どもの自己肯定感に与える効果

子どもの絵を「飾る」ことの意味
飾ることは「インテリアをおしゃれにする」ためだけではありません。子ども自身にとって大きな意味を持ちます。
「飾られている」ことが自己肯定感になる
自分の描いた絵が壁に飾られているのを見た子どもは、「自分のつくったものは価値がある」「ちゃんと見てもらえている」と感じます。これは言葉で褒めるのとはまた別の、「存在を認められている」感覚です。
特に小さいうちは、飾ってある絵を指さして「これ、ぼくが描いたやつ!」と誇らしそうに教えてくれることがよくあります。その誇らしさが、次の絵を描く意欲にもなっていきます。
「後で見返せる」ことが記憶になる
子どもの絵は、その時期の発達や心の状態が反映されています。数年後に「これ、5歳のときに描いたんだよ」と一緒に見返す時間は、親子にとってかけがえない会話の入口になります。
捨てることに罪悪感を感じているなら、写真に撮ってデータ化するだけでも十分です。「取っておく」だけでなく「見返せる形」にしてあげることが大切です。
【場所別】子どもの絵をおしゃれに飾る7つの方法
①ポスターフレームに入れて壁に飾る
最もシンプルで見栄えがするのが、100均やIKEAのポスターフレームに入れる方法。A4サイズのフレームなら子どもの絵がちょうど収まることが多く、壁に並べるだけで一気にギャラリー風に。フレームの色を白・黒・木目系に統一すると、バラバラな絵でもまとまりが出ます。
②クリップ+麻ひもでギャラリーウォールに
壁に麻ひもを横に張り、ウッドクリップで絵を留めるだけのシンプルな飾り方。新しい絵に簡単に入れ替えられるので、頻繁に描く子どもにぴったりです。子ども部屋や廊下の壁に作るとおしゃれなアクセントになります。
③玄関の「一枚飾り」でインパクトを出す
玄関は来客が最初に目にする場所。子どもの絵を1枚だけ大きめのフレームに入れて玄関に飾ると、温かみのある個性的な空間になります。「これ誰が描いたの?」と話題になることも。絵のテーマが明るいものを選ぶと玄関の雰囲気がぐっと上がります。
④冷蔵庫マグネットで「キッチンギャラリー」
マグネットシートを絵の裏に貼って冷蔵庫に貼る定番スタイル。毎日目に入る場所なので子どもも喜びます。絵を「ラミネート加工」してからマグネットを貼ると、汚れにくく長持ちします。100均でラミネートフィルムが手に入るので手軽に試せます。
⑤棚や本棚に「立てかけて」飾る
⑥子ども部屋の壁を「成長記録ウォール」に
1歳・2歳・3歳……と年齢ごとに代表作を1枚選んで並べると、成長が一目でわかる壁になります。絵の下に「〇歳・〇月」と書いた小さなラベルを添えると、見返したときにより味わい深くなります。
⑦「デジタルフォトフレーム」でスライドショーに
絵をスマホで撮影してデジタルフォトフレームに入れると、たくさんの作品を省スペースで楽しめます。写真と混ぜてスライドショーにすると、成長の記録としてより味わい深くなります。リビングのサイドボードの上に置くのがおすすめ。
手作りで楽しむ「アートパネル・ファブリックパネル」の作り方
少し手間をかけると、市販品に負けないおしゃれな飾り方ができます。材料は100均でほぼ揃うので、ぜひ試してみてください。
キャンバスボードを使ったアートパネル
100均や画材店で手に入るキャンバスボードに、子どもの絵をそのまま貼るだけで完成します。絵を直接貼る場合はのり・両面テープを使用。絵自体に手を加えたくない場合は、絵をコピーして貼るのも◎。側面まで絵をぐるっと折り込んで貼ると、プロっぽい仕上がりになります。
ファブリックパネルに仕立てる
絵をプリントアウトした布(またはコピーした紙)を木製パネルに張り込む方法です。布に印刷する場合は、コンビニのコピー機やネットプリントサービスで布用転写シートに印刷できます。
パネルにタッカー(ホチキスの大きい版)や強力両面テープで布を張ると、しっかりした仕上がりに。パネルは100均の木製フォトフレームの枠だけ使うと簡単です。
データ化・グッズ化で「形に残す」6つのアイデア
飾るだけでなく、グッズにして日常で使うのも子どもが喜ぶ方法です。特別な日のプレゼントにもなります。
①フォトブックにまとめる
1年分の絵をスキャン・撮影してフォトブックサービスで製本する方法。「〇歳の絵本」として仕上げると、子どもの誕生日プレゼントにもなります。しまうまプリントやましかくプリントなど、スマホから手軽に注文できるサービスが充実しています。
②マグカップ・Tシャツにプリント
子どもの絵をデータ化して、オリジナルグッズ作成サービスに入稿するだけ。祖父母へのプレゼントとして特に人気で、「世界に1つだけのマグカップ」は喜ばれること間違いなし。SUZURIやCanMakeなどのオンラインサービスで手軽に注文できます。
③ジグソーパズルにする
子どもの絵をそのままジグソーパズルにできるサービスがあります。完成させたパズルを額に入れて飾るのも◎。子ども自身が「じぶんの絵のパズル!」と大喜びします。
④缶バッジ・ステッカーにする
小さい絵なら缶バッジやステッカーに加工するのも可愛いです。ランドセルやカバンに付けられる缶バッジは、子ども自身が「じぶんのバッジ」として愛着を持って使います。
⑤スマホケースにプリントする
ママ・パパのスマホケースに子どもの絵をプリントすると、毎日目に入るオリジナルアイテムに。「ママのスマホにぼくの絵がある!」と子どもが誇らしそうにするシーンが目に浮かびます。
⑥クッション・トートバッグにする
少し大きめのグッズに加工したい場合はクッションやトートバッグが人気です。家族みんなで使えるアイテムにすると、子どもも「みんなが使ってくれている」という喜びを感じます。
よくある質問(Q&A)
Q. 絵の量が多すぎて全部は残せません。選び方のコツはありますか?
A. 「全部残さなきゃ」とは思わなくて大丈夫です。学期ごと・年に数枚「これは!」と思ったものだけを厳選するのがおすすめ。基準は「子どもが特に力を入れて描いたもの」「親がぐっときたもの」の2軸で選ぶと迷いにくいです。あとはスマホで撮ってデータ化するだけで「残した」という安心感が得られます。
Q. 子どもが「捨てないで!」と言うのですが、どう対応すればいいですか?
A. まず写真に撮ってから「写真に残してあるよ」と見せてあげると、子どもが安心して手放せることが多いです。また、「特別なボックスに入れておく」という儀式をつくるのも有効。「大事なものボックス」に子ども自身が入れると、捨てることへの抵抗が減ります。
Q. 画用紙の絵をデータ化する一番簡単な方法は?
A. スマホのカメラで撮影するのが最も手軽です。自然光の下で正面から撮ると画質が上がります。Google フォトスキャンアプリなら反射を自動補正してくれるので、光沢のある紙の絵でもきれいに取り込めます。コンビニのスキャンサービス(1枚30円程度)も高画質でおすすめです。
✏️ まとめ|子どもの絵を飾る・残す、13のアイデア
- 飾ることで子どもの「自分は大切にされている」という自己肯定感が育つ
- フレーム・クリップ・棚への立てかけなど、手軽な飾り方から始めてみる
- アートパネル・ファブリックパネルは100均素材で手作りできる
- フォトブック・マグカップ・Tシャツなどグッズ化すると日常で使えて喜ばれる
- 全部残さなくていい。スマホで撮るだけでも「残した」ことになる
- 「飾られている」「グッズになっている」体験が子どもの次の創作意欲につながる
子どもの絵は、今この瞬間にしか存在しない宝物です。捨てるか残すかで迷ったら、まず1枚飾ってみてください。子どもの嬉しそうな顔がきっと背中を押してくれます。
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正解を探すより、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まる時間を。
※唯一の正解はありません。その子に合うかどうかを、一緒に考えませんか。
いっちー
元小学校教員(15年)
ベビー&キッズ専門フォトグラファー
小学校で15年、子どもたちの育ちを間近で見てきました。その経験から、ベビー&キッズ専門フォトグラファーへ転身。
レンズを通して感じる毎日——
かわいい。謎い。純粋すぎる。
「うちの子、大丈夫かな」という不安がそっとほぐれるような記事を書いています。
この場所で書いていること
・ 子育てあるある
・ 毎日の小さな楽しみを見つけるヒント
・ 絵や行動から読み取る子どもの心

