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【小学生の不登校原因ランキング】担任と合わない子への対応は?親が知っておきたいこと
「うちの子、学校に行きたくないって…どうしたらいいんだろう?」
朝の支度が終わるころ、急に涙をこぼしたわが子を前に、戸惑う親御さんは少なくありません。
今、小学生の不登校は特別なことではなくなりつつあるのをご存じでしょうか?
でも、「まさかうちの子が…」と思いますよね。
実際、不登校のきっかけにはパターンがあります。そして、親ができることもたくさんあるんです。
この記事では、
✅ 文部科学省やカウンセラーの調査をもとにした「不登校の原因ランキングTOP5」
✅ よくある“意外なきっかけ”とその背景
✅ 親が今日からできるフォローや声かけのヒント
を紹介します。
あなたのお子さんが「安心して話せる場所」を作るヒントになれば嬉しいです。
✅小学生の不登校、原因ランキングTOP5
文科省や調査レポートから見る最新の不登校理由
不登校の原因は一つではありませんが、傾向としては「学校に適応できない心理的な理由」が大半を占めています。
文部科学省が発表している令和5年度のデータによると、小学生の不登校の主な理由は以下の通りでした:
\ 小学生不登校の主な理由(上位5つ)/
順位 | 原因 | 割合(目安) |
---|---|---|
1位 | 無気力・不安(行きたくない気持ち) | 約36% |
2位 | 学校における人間関係(友人関係含む) | 約24% |
3位 | 家庭環境によるもの(家庭の不和、生活リズム) | 約10% |
4位 | 教師との関係(担任との不一致など) | 約8% |
5位 | 学業不振や学習面のつまずき | 約7% |
※文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等調査」より編集・要約
1位の「無気力・不安」は、子ども自身もうまく言葉にできない漠然とした不調です。
「理由がないけど行けない」という言葉の背景には、教室の空気がつらい、失敗を恐れている、自信をなくしているなど、さまざまな感情が隠れています。
そして注目すべきは4位の「教師との関係」。
実際には「表向きの理由は腹痛や朝起きられないことでも、根っこにあるのは担任との関係だった」というケースもよくあります。
実際の声:親が語る「うちの子が不登校になった理由」
不登校を経験した親御さんたちの声からは、数字だけでは見えないリアルな“きっかけ”が見えてきます。
▶ 事例①:「先生の言い方がこわい」と涙
「全体の前で怒られたのがショックだったみたいで…。先生には“注意”のつもりでも、うちの子には“攻撃”に感じたみたい」(小3女子の母)
▶ 事例②:クラスで孤立していても、先生が気づかなかった
「友達に無視されたり、ちょっとからかわれたりしていたのに、先生がスルーしていて…。“守ってもらえない場所”と感じたみたい」(小4男子の父)
▶ 事例③:雑談をしない先生に“冷たさ”を感じた
「授業は淡々と進むけど、個人的に話しかけてくれない先生で…。ちょっとした会話や、目を合わせるだけでも安心できたかも」(小2男子の母)
教師と生徒の相性は、どんなに優秀な先生であっても“絶対に合う”とは限りません。
だからこそ、子どもが不安を感じ始めたときに親ができる橋渡しが、大きなカギになるのです。
✅担任と合わない…そのとき親ができること
よくあるケースと、子どもの感じ方の違い
「先生と合わない」と言われても、大人の視点から見ると
「そんなことで?」「厳しい先生なだけでは?」と思ってしまうこともあります。
でも、小学生にとって担任の先生は“社会のすべて”に近い存在。
とくに低学年では、「先生に嫌われたかも」「先生が怖い」と感じた瞬間、学校全体が“こわい場所”になってしまうのです。
💬たとえば、こんな場面がきっかけに
- 給食を残して怒られた
- 授業中に質問しても流された
- 先生にだけ厳しく注意されている気がする
- 個別のフォローがなくて「放っておかれてる」と感じた
- 学級の雰囲気がピリピリしていて、気を使ってしまう
親から見れば小さなことでも、子どもの感受性や特性によっては大きな壁になります。
だからこそ、子どもの言葉にならない気持ちを、まず「そのまま」受け取ることが大切です。
🔗【子どもが脱走する理由とは?】家から飛び出す子の心理と親ができる5つの対応|HSC・発達障害の子にも – itti-blog
不登校にならないために|親が取れる対応5つ
✅1. 「学校行きたくない」=わがままではない、と理解する
まず大切なのは、「甘えてる」「怠けてる」と思わないこと。
「担任が合わないくらいで?」と思う気持ちがあっても、子どもがSOSを出していることは確かです。
🟡おすすめの声かけ:
「行きたくないって思う日もあるよね」
「〇〇ちゃんの気持ち、ちゃんと受け止めたいな」
✅2. 担任の先生との関係がつらいと感じたら、“言葉の通訳”をしてあげる
先生がきつく言ったつもりがなくても、子どもには刺さってしまうことがあります。
そんなときは、先生の意図をやさしく翻訳してあげるのも、親にできる支えの一つです。

🟡例:
「たぶん先生は“がんばってほしい”って気持ちから言ったんだと思うよ」
「でも、〇〇ちゃんがつらかったのも、ちゃんとわかってるよ」
✅3. 学校との連携は「攻め」ではなく「協力」で
「うちの子がつらい思いをしている」と聞くと、親としては強く伝えたくなるもの。
でも、担任や学校と“敵対関係”になってしまうと、子どもがますます居場所をなくします。
🟡ポイント:
- 先生を責めるのではなく、あくまで「共有」「相談」という姿勢で
- 「こういう場面で本人が戸惑っているようです」など、具体例を添えて伝える
- 可能なら担任以外の先生(副担任・スクールカウンセラー)に相談も検討
✅4. “学校に行かなくてもできること”を提案してみる
無理に登校を促すよりも、「行かなくてもできる方法」を探していくと、子どもが少し安心できます。
🟡選択肢の例:
- 保健室登校、別室登校、午後から登校など“分割登校”
- スクールカウンセラーや外部機関との面談
- フリースクール、オンライン学習を並行して導入

✅5. 転校は“逃げ”じゃない。必要なら選択肢に
「転校させたら逃げてるみたい」と感じる親御さんもいますが、
本当は「子どもに合った環境に変える」という、前向きな決断です。
実際、「転校したらイキイキした」「新しい担任との相性が合って、自信を取り戻した」という声も少なくありません。
🟡補足:
転校を考える前に、まずは教育相談窓口や、学区外就学の相談など、地域の制度も確認を。
✅こんなサインに注意!不登校の前兆チェックリスト
不登校は、ある日突然始まるように見えて、実は小さなサインが前もって現れていることが多いんです。
「まさか、うちの子が…?」と驚く前に、
親として気づけるポイントを3つの角度(体・行動・言葉)からまとめました。
📌身体に出るサイン
サイン例 | 補足 |
---|---|
朝になると腹痛や頭痛を訴える | 休日や夜は元気なことが多い場合は注意 |
寝つきが悪くなる/朝なかなか起きられない | 「夜型生活」に移行している可能性も |
食欲がなくなる | 給食がつらいことと関係している場合も |
寝るのが遅くなっている場合は、不安があるからかもしれません。体の不調は、「学校に行きたくない」という気持ちが無意識に体に現れていることがあります。
本当に痛いのでは?と不安になったら、小児科や心療内科への相談も◎
📌行動に出るサイン
サイン例 | 補足 |
---|---|
忘れ物が増える | 学校への意識が薄れてきている可能性あり |
朝の支度が極端に遅くなる | 無意識の“行きたくないサイン” |
夜ふかし・ゲーム時間の増加 | 学校との接点を断とうとしていることも |
宿題を極端に嫌がる | 授業についていけない、やる気が出ない etc. |
「いつも通り」が少しずつ崩れてきたときは、
“行かせる”よりもまず、“気づいてあげる”が大事です。

📌言葉や態度のサイン
サイン例 | 補足 |
---|---|
「今日行きたくない」 | 一度でも言ったら、その背景を聞くチャンス |
「先生ムリ」「授業つまんない」 | 担任やクラスとの相性のヒントになることも |
イライラしやすい/きょうだいに当たる | 外で我慢している分、家庭で爆発するタイプ |
無口になる/急に甘えん坊になる | 心のエネルギーが減っているサインかも |
言葉の裏にある“気持ち”に注目すると、「実はつらい」「怖い」といった本音が見えてくることもあります。
✅おわりに|「行かせること」がゴールじゃない
不登校のサインに気づいても、焦る必要はありません。
子どもにとって何より安心できるのは、「味方だよ」と伝えてくれる親の存在です。
「どうして学校に行けないの?」より、
「行きたくない気持ちも、ちゃんとわかってるよ」とそばにいてくれるだけで、
子どもはもう一度、“行ってみようかな”と思える日がくるかもしれません。
「今、行けていない」だけで、その子の未来が決まるわけじゃない。
目の前の子どもに寄り添える時間を、大切にしていけたらいいですね。
🎁 関連記事もどうぞ:
- ▶「担任と合わない子にどうする?“転校”以外の現実的な選択肢」(準備中)
- ▶「家での過ごし方どうしてる?不登校小学生の1日スケジュール例」(準備中)
- ▶「感覚過敏の小学生、学校でつらいときにできる配慮とは?」(準備中)
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学校に行かない選択、でも「学び」は止めない
「学校に行かなくても、ちゃんと学べる場所がある」
それを知ってから、私も子どもも少しずつ前を向けるようになりました。
クラスジャパン小中学園は、全国対応のオンラインフリースクール。
出席扱いになる可能性があるから、今の学びが将来につながります。

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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです!
教諭として15年以上勤務した後、カメラマンとして独立。
教育と写真、どちらも「子どもと向き合う」ことを軸に歩んできました。
そんな経験をもとに、
子どもの心と表現の成長を、親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
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