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「作品より、“気持ち”がたいせつ。造形遊びがひらく子どもの世界」
造形遊びって、なんだかオシャレな響きじゃないですか?
「自由に表現! 創造力がぐんぐん育つ!」なんて聞くと、
そりゃもう、さっそく始めてみたくなりますよね。
――で、いざやってみると。
あれ?
誰も動かない。
クレヨンは並べるだけ。
「自由にどうぞ」が、なぜか静寂を生む魔法の言葉に。
そんな光景、私も何度か体験しました。
心の中では「おーい、誰か自由になって〜!」と叫びつつ、顔はにっこり。
でも大丈夫。
造形遊びがもっと楽しくなるためのコツ、あるんです。
ポイントはたったふたつ。
「環境」と「声かけ」。
この二つに、ほんのちょっとの工夫を添えるだけで、子どもの表現の芽がぐんと動き出します。
このページでは:
✅ 子どもの創造力をくすぐる環境のつくり方
✅ 年齢に合った“ゆるっと始める”遊び方
✅ 「うまくできた?」より大切な、“つくる過程”の楽しみ方
そんな話を、ちょっとユニークな元教諭の目線からお伝えします。
「うちの子、楽しそうに作ってる!」
そんな姿が増えていくように、
ご家庭でもできる“しかけ”を一緒に見つけていきましょう。

4~6歳 こうさく (学研の幼児ワーク)
我が家の造形好きボーイたち。造形のほか、こういった工作ワークも活用していました。
「好きにしていいよ」が難しいワケ【造形遊び】
「自由にしていいよ」って、実は大人でも戸惑う言葉。
たとえば、真っ白なキャンバスと100色の絵の具を前にして、
「どうぞ、好きに描いてください」って言われたら……。
ちょっと、うろたえませんか?
子どもたちも、同じです。
“自由にしていい”ってことは、“何をしても正解がない”ってこと。
それって、慣れていないとけっこうハードルが高いんです。
だからこそ、造形遊びには「ちょっとした仕掛け」が必要になってきます。
🔗もう困らない!雨の日のストレスゼロ!室内遊び10選【子どもが勝手に盛り上がる】 – itti-blog
子どもの創造力をくすぐる、ちょっとした環境づくり
子どもが「やってみたい!」と感じるときって、
すごくシンプルな理由だったりします。
「触ってみたい」
「においが気になる」
「なんかやわらかそう」
――それだけで、もう遊びのスイッチは入りかけている。
たとえば、粘土。
“粘土”って言うと、白くてカチカチのイメージがあるかもしれませんが、
カラフルな小麦粉粘土にするだけで、食いつきが段違い。

ぬりえも、動物の写真や実物にちょっと触れてからだと、
「この色でいいのかな?」って、色選びが生き生きしてきます。

つまり、素材の魅力をそっと“見せてあげる”ことがポイントなんです。
🔗【年齢別アイデア付き】造形遊びで子どもの創造力がぐんぐん伸びる!家庭でできる工作10選 –
声かけは、「結果」じゃなく「気づき」にフォーカス
作品の出来栄えよりも、
「そこにどうやってたどり着いたか?」に注目するのがコツ。
つい「上手だね~!」と言いたくなるところを、
「その色、どこから思いついたの?」とか
「このギザギザ、指で作ったのかな?」と聞いてみてください。

すると子どもは、
「見てくれてる!」という安心感を得ながら、
自分のやっていることに意味を見つけ始めます。
それが、自信や表現力につながっていくんです。
🔗【子どもの心理】自己肯定感が高い子は何が違う?親ができることQ&A – itti-blog
おうちでも、ちょっとずつ「アトリエ化」できます
ご家庭での造形遊びって、
じつは“スペース”よりも“気持ちの余白”が大事。
「毎回ちゃんとした作品を作らなきゃ」なんて思わずに、
落書きやちぎり絵、紙を丸めるだけの日があっても大丈夫。

「うちの子、何してるのかよく分かんないけど、すごく楽しそう」
そんな日があったら、それが造形遊びの大成功です。
🔗こんな絵を描く子はこんな遊びが好き!子どもの個性に合った遊び方ガイド – itti-blog
まとめ:造形遊びは、“作る”じゃなくて“感じる”が出発点
子どもにとっての造形遊びは、
「作品を仕上げる場」ではなく、
「自分の感じたことを形にしてみる場」。
その“感じる力”が、やがて
「考える力」「伝える力」「自分を持つ力」へと育っていきます。
だからまずは、
自由に感じていい場所と、受け止めてもらえる安心感を。
そこにちょっとした素材と、
ちょっとユニークな大人のまなざしがあれば――
今日もまた、子どもたちは「やってみたい!」を育てていくはずです。
造形遊びの、その先に
「うまく描けない」
「こんなの作ったって意味あるの?」
そんなふうに感じるのは、ずっと先でもいいんです。

今は、ぐちゃぐちゃの線の中に、
「この色すき!」とか
「こっちのほうが気持ちいい!」とか、
そんな素直な気持ちが詰まっていれば、それで充分。

何より、作品じゃなくて「今ここにある気持ち」に
大人がそっと寄り添ってあげることが、
子どもの「自分を表現する力」の土台になります。
おまけの話:大人のあなたにも効くかもしれません
ちょっと余談ですが――
子どもと一緒に粘土を触っていたら、
自分まで無心になっていた、なんて経験ありませんか?
造形遊びって、
子どもだけでなく大人の《子ども心》を優しく呼び起こしてくれます。大人の方が夢中になっちゃうことも!
何かを作るって、たのしいんですよね。
🔗【大人と子どものぬりえ】何が違うの?何が見えるの? – itti-blog
最後に:うまくやろうとしない、がいちばんうまくいく
「いい環境を整えて」
「いい声かけをして」
「子どもの力を引き出してあげよう」
――そう思うことが、そもそもすばらしいです。
でも、がんばりすぎなくて大丈夫。
子どもが遊びに夢中になってるとき、
「なんか静かだなぁ」と感じてのぞいてみる。
そんな自然なまなざしが、いちばんのサポートだったりします。
今日も、ほんのちょっとだけ
余白をつくってみませんか?
子どもがそっと「やってみたい」を始める、魔法のような瞬間が
そこに転がっているかもしれません。
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです!
教諭として15年以上勤務した後、カメラマンとして独立。
教育と写真、どちらも「子どもと向き合う」ことを軸に歩んできました。
わが家の息子たちは、小さいころはお絵描きに見向きもしなかったけれど、造形遊びやパステルアート、リトミックなどを通して少しずつ表現の楽しさに気づき、今ではポスターや工作で賞をもらうまでに!✨
そんな経験をもとに、
子どもの心と表現の成長を、親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
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