食べ物の絵からわかる子どもの心理【一覧】
子どもが描く「食べ物」は、安心感・欲求・人との関わり方など、
今の心の状態がやさしく表れやすいモチーフです。
よく描かれる食べ物ごとに、心理の傾向と親の受け止め方をまとめました。
| 描かれる食べ物 | 表れやすい心理 | 考えられる背景 | 親の関わりヒント |
|---|---|---|---|
| ケーキ・お菓子 | 喜び・特別感・甘えたい | お祝いの記憶/注目されたい気持ち | 「うれしかったんだね」と気持ちを代弁 |
| ごはん・定食 | 安心感・生活の安定 | 家庭のリズムが心地いい | 日常を肯定する声かけを |
| 果物 | やさしさ・穏やかさ | 季節の体験が印象に残っている | 色や形を一緒に楽しむ |
| 野菜 | まじめ・がんばり | 「良い子でいよう」としている | 結果より努力を認める |
| パン | 手軽な安心・満たされたい | 忙しさ・簡単に安心したい気持ち | 生活ペースを振り返る |
| アイス・冷たい物 | クールダウンしたい | 疲れ・刺激が多い毎日 | 休憩や安心時間を意識 |
| 食べ物が山盛り | 強い欲求・不足感 | 我慢が続いている | 要求の奥の気持ちを見る |
| 一人分だけ | 自分の世界・内向き | 一人で考えたい時期 | 無理に広げず見守る |
| みんなで食事 | つながり・共有したい | 人との関係を大切にしている | 「誰と食べてるの?」と会話 |
同じ食べ物でも、大きさ・数・配置・誰と食べているかによって意味合いは変わります。
一枚の絵だけで判断せず、前後の様子とあわせて見てあげてください。
✔ 欲求が見えても「わがまま」とは限らない
✔ 気になるときは会話のきっかけに




