うちの子、塗り絵でビャーーーッと線からはみ出すんですけど!?
これって注意した方がいい?それとも、ほっといていいの?
そんなふうにモヤッとしたまま、気づけば塗り絵のページがアバンギャルドな仕上がりになってる…。
わかります、めっちゃわかります。

「きれいに塗れたら花丸~♡」って言いたくなる気持ち、私にもありました(元教諭です)。
でも実は、子どもが線からはみ出すのって、悪いことじゃないんです。
むしろ、そこには「今しか見られない発達の瞬間」や「じわっとくる個性の光」が詰まってる。
この記事では、
✔ 子どもがはみ出す理由
✔ 親の声かけ、どこまでOK?問題
✔ 大人の価値観、ちょっと引いてみたら世界が変わった話
こんなテーマで、ゆるっと真剣に語ってみます。
🟨 子どもが塗り絵ではみ出すのはダメ?いや、それ逆にチャンス説
大人の目には「上手=線の中にきっちり塗れてる」かもしれません。
でも子どもにとっては、塗り絵は“ぬりえワールドの冒険”なんです。
はみ出す?
それはもう、心が動いた証拠。感情のスプラッシュです。

特に幼児さんはまだ「線を守る」「手加減する」っていう技術が、
発展途上。そこがかわいい。
「もっと自由に表現したい!」「今この色がぬりたくて仕方ない!」
そんな本能全開でぬりえに立ち向かってるんです。
はみ出してるんじゃなくて、あふれてるんですよ、想いが。
ちなみに、ぬりえって「ただの遊び」じゃないんです。
どんな力が伸びるのか気になる方は、[ぬりえでどんな力が伸びる?]もぜひどうぞ。
✏ちなみに私が使っている色鉛筆はコレ↓

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🟨 子どもが塗り絵ではみ出す3つの理由(どれも愛しい)
① 手先がまだ自由じゃないから
塗り絵を“きっちり”塗れるようになるのって、意外と高等テク。
スプーンをこぼさず持てるようになるのと同じくらい、ゆっくり育つ力なんです。
🔗「筆圧が強い・弱いのは直すべき?」— 正しい向き合い方とは? – itti-blog
② 自由に塗りたいんです、今この瞬間を
「どう塗るか」は子どもの中ではすでにストーリーがあって。ここは、赤でも緑でもなく青で塗りたい!そんな気持ちでまっすぐアートを楽しんでいるんですよね。
③ 集中しすぎて世界から離脱してる
ゾーン入ってます。線なんて見えてません。むしろ宇宙です。
子どもの発想ってほんと自由。雨の日でもおうちでその自由さを爆発させたいなら、[雨の日のおすすめ遊び]もチェック!
🟨 はみ出しに「ちょい待ち声かけ」を
はみ出してるの見て、「あ〜あ、もったいない…」って言いたくなりますよね。
でも、声かけってすごくパワフルなスイッチ。
言葉ひとつで「もっとやってみたい!」になることもあれば、
「もう塗らない…」ってなることも。
おすすめはこれ👇
- 「おっ、今日はパワフルにぬってるね〜!」
- 「この色、元気でてくる〜!」
- 「どこから思いついたん?その色づかい」
大事なのは、「塗り方」じゃなくて「気持ちや工夫」に目を向けること。
🟨 「上手より楽しい」が、じつは一番の伸びしろ
私たち大人は「整ってる」「はみ出さない」に安心しがち。
でも、子どもにとっての一番のごちそうは、
「楽しかった!」「もっと塗りたい!」という気持ちそのもの。
線に収まる力なんて、あとからいくらでも身につきます。
でも、「表現したい!」という気持ちは、今ここで育てないとしぼんじゃう。
上手になることより、表現を楽しむ土台を育てることが最強の才能貯金(チリンチリーン)なんです。
紙だけじゃなく、[タブレットでのお絵かき]も意外と楽しいですよ。ゲームより創造的な時間になるかも?
🟨 ちょっと引いて見たら、全部すごかった話
「ちゃんと塗ってね」って言いたい気持ち、ものすごくわかります。意識しなかったら言ってるかもしれないくらい、「ぬりえで、はみださない呪縛」にとらわれている私。
でも、ちょっとだけ引いてみると見える景色、けっこう面白いです。
「おお、はみ出し方が豪快!」
「え、この色づかい、現代アートじゃん」
「え、まって…カオスだけどなんか良い」
そんな風に見ると、塗り絵ってもはや“作品”なんですよね。
子どもが描く世界に、ちょっとだけおじゃまするつもりで見てみると、
親子の会話もなんだか深くなったりします。
大人の選ぶぬりえ、実はそのときの心を映してるかも?
[あなたが選ぶぬりえでわかる心理]を読んでみると、ハッとする発見があるかもしれません。
🟨 まとめ
子どもが塗り絵で線からはみ出すのは、「できてない」んじゃなくて、「今ここ」を一生懸命生きてる証。
「はみ出しOK」を合言葉に、
今日も一緒に、ぬりえアートの世界を旅してみませんか?

NURIE GAKKEΝの図鑑 恐竜図鑑のぬりえ
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7 thoughts on “子どもの塗り絵、線の外までアートです|はみ出す理由と親の関わり方”