子どもの描く絵には、その子の気持ちや個性がたくさん表れています。何気なく描いたお絵かきにも、「うちの子ってこんなことを考えているのかな?」と感じられるヒントが隠されているかもしれません。今回は、お子さんの絵の特徴からわかる心理や性格の傾向をチェックリスト形式で紹介します。
お絵かき診断とは?|子どもの性格が絵からわかる理由
子どもの絵の特徴チェックリスト
お子さんの絵の特徴をチェックして、性格や心理の傾向を確認してみましょう。
✔ | 絵の特徴 | 考えられる傾向 | おすすめの遊び |
---|---|---|---|
人物が大きく描かれている | 自信があり、注目されたい気持ちが強い | ごっこ遊び、リーダーになれるゲーム | |
人物が小さく隅に描かれている | 内向的で慎重な性格 | パズル、静かに取り組める工作 | |
色使いがカラフル | 好奇心旺盛でエネルギッシュ | ダンス、音楽を使った遊び | |
黒や灰色ばかり使う | ストレスや不安を感じている可能性 | リラックスできるお絵描き、塗り絵 | |
絵が細かく丁寧 | 集中力があり、物事にこだわるタイプ | プラモデル作り、折り紙 | |
大胆でダイナミックな絵 | 活発で、自己主張が強め | 外遊び、体を動かす遊び |
※子どもの絵の特徴はあくまで一つの参考です。お子さんの気持ちをくみ取り、楽しく関わることが大切です。
子どもの絵にあらわれる5つの性格タイプ|具体例つき解説
1. 家族の絵が多いタイプ
- ☑ 家族みんながそろった絵をよく描く
- ☑ 家族の中で特定の人が大きく描かれている
- ☑ お母さんやお父さんの表情がニコニコしている
→ 愛情に満たされ、家族とのつながりを大切にしているタイプ
【注意ポイント】
- お母さんやお父さんが極端に小さく描かれている場合は、「もっと構ってほしい」「さみしい」といった気持ちがあるかも。
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2. カラフルな絵が多いタイプ
- ☑ 明るく元気な色がたくさん使われている
- ☑ 絵の中に虹やお花などのポジティブなモチーフが多い
- ☑ 描くスピードが速く、のびのびとした線が特徴
→ エネルギッシュで感受性が豊かなタイプ
【注意ポイント】
- あまりにも強い色ばかり使う場合は、興奮気味だったり、気持ちが不安定なことがあるかも。
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3. 細かい描写にこだわるタイプ
- ☑ 絵にたくさんの模様やパターンが描かれている
- ☑ 服のデザインや髪の毛の流れまで細かく描写
- ☑ 描くのに時間をかけることが多い
→ 集中力が高く、物事を深く考えるタイプ
【注意ポイント】
- 細かく描きすぎて途中で疲れてしまう場合は、気持ちが不安定なサインの可能性も。
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4. 黒や灰色を多く使うタイプ
- ☑ 黒や灰色が目立つ
- ☑ 全体的に暗い雰囲気の絵が多い
- ☑ 怖いモンスターや戦いのシーンを描きがち
→ 不安やストレスを抱えている可能性があるタイプ
【注意ポイント】
- しばらく様子を見て、気持ちが落ち着いているか確認するのがおすすめ。
- 絵の内容が極端に暴力的だったり、ずっと同じテーマの場合は、気持ちを話せる時間を作ってあげると◎。
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5. ユニークな発想で自由に描くタイプ
- ☑ 見たことのない生き物やオリジナルの世界を描く
- ☑ 絵の中にたくさんの物語が詰まっている
- ☑ 「次はこうしてみよう!」とどんどんアイデアが浮かぶ
→ 想像力が豊かで、創造的なタイプ
【注意ポイント】
- 話をよく聞いてあげると、子どもの独自の世界観がどんどん広がります。
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うちの子はどのタイプ?チェックしてみよう!

家族みんなを描く子どもはどんなタイプ?|絵に表れる安心感と自己肯定感
子どもが描く「家族の絵」には、その子の心の安心感や人とのつながりが表れます。
特に、お父さん・お母さん・兄弟姉妹まできちんと描いている場合は、「自分は家族の一員として大切にされている」と感じているサイン。
🧡 自己肯定感が高く、協調性のある子に多く見られます。
また、家族を描くときの表情や配置もポイント。
笑顔の家族が手をつないでいる絵は、安心できる家庭環境を象徴していることが多いです。
お絵かき診断をする時のポイント
お子さんの絵をチェックするときは、絵の「良し悪し」ではなく、「どんな気持ちが込められているのかな?」という視点が大切です。1回の絵だけで判断するのではなく、普段の様子や会話の中から気持ちをくみ取るようにしてみてくださいね。
「うちの子、こんな気持ちだったんだ!」と気づけるきっかけになれば嬉しいです。
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