ただの「動物の絵」に、実は今の気持ちがぎゅっと詰まってる?
ちょっと不思議であったかい、親子で楽しめるお絵かき心理ワークをご紹介します♪
「うちの子、動物の絵ばかり描くけど、何か意味あるのかな?」
「ライオンばっかり描いてて、ちょっと心配…」
そんな風に感じたことはありませんか?
実は、子どもが“好きな動物”を選んで描くとき、そこには「今の気持ち」「なりたい自分」「心の奥の願い」が隠れていることがあります。
この記事では、
👀 子どもがどんな気持ちでその動物を選んだのか?
💡 親として、どんな言葉がけや関わりができるのか?
を、元教諭の視点からわかりやすく解説します。
「なるほど!」と感じられるヒントが見つかるはずですよ😊
子どもが描く「好きな動物」から心の状態や気持ちがわかる理由
「好きな動物、なに描こうかな〜?」
お子さんがそんなふうに悩んでいたら、ちょっとだけ耳をすませてみてください。
ウサギを描いたなら「甘えたい」気持ち、
ライオンを選んだなら「強くなりたい」思いが隠れているかもしれません。
実は、子どもが選ぶ動物には、その子の“今”の気持ちや性格が映し出されていることがあるんです。
好きな動物の絵には子どもの性格や気持ちが表れる
動物の種類や描き方には、性格や感情、憧れの気持ちなどが自然とにじみ出てきます。
よく選ばれる動物を例に、子どもの心理をのぞいてみましょう♪
🐰ウサギを描く子は…
- 甘えんぼでやさしい子が多いです。
- フワフワしたものが好きで、安心感を求めています。
- 人懐っこさと、ちょっぴり怖がりな面を持ち合わせていることも。
💬親の声かけ例:
「ウサギさんかわいいね。○○ちゃんもやさしいところが似てるかもね」
そんなふうに共感しながら、安心できる時間を増やしてあげましょう。
🦁ライオンを描く子は…
- 強くてカッコいい存在に憧れる気持ちの表れ。
- 自信を持ちたい、認められたいという願いが隠れています。
- 「かっこいいね!」という言葉が心に響くタイプです。
💬親の声かけ例:
「ライオンみたいに堂々としてて素敵だね。○○ちゃんも勇気あるね!」
そんな声かけが、自己肯定感を育てるきっかけになります。
🦋チョウを描く子は…
- 自由を大切にし、繊細な心の持ち主。
- 美しいもの、夢のある世界に惹かれやすいタイプです。
💬親の声かけ例:
「チョウみたいにキラキラしてて、○○ちゃんの世界って素敵だね」
お子さんの創造力がもっと広がっていきますよ。
✅親子でできる!お絵かき心理ワーク「好きな動物を描いてみよう」
🧾準備するもの
- 白い紙
- 色えんぴつやクレヨンなど
🎨やり方
- 「好きな動物を描いてみよう」と声をかける
- どんな動物でもOK!自由に描かせてあげましょう
- 終わったら、「その動物のどこが好き?」とやさしく聞いてみてください
✨ポイント
「どうしてこれにしたの?」「その動物になれたら、何したい?」という問いかけから、お子さんの気持ちが見えてきます。
「○○ちゃんって、こういうところが好きなんだね」と共感することで、親子の会話も自然とふくらみますよ😊
子どもが選ぶ動物の種類でわかる心理的な意味や気持ち
🐶犬・🐱猫・🐰ウサギなどの「やさしい動物」
- 人と関わるのが好き、安心できる人のそばが心地いい
- 甘えたい、でもちょっと不安な気持ちがあることも
🦁ライオン・🐯トラ・🦅ワシなどの「勇敢な動物」
- 「強くなりたい」「自分を認めてほしい」気持ちの表れ
- リーダーシップや挑戦心が育っているサインかも
🐉ドラゴン・🧚妖精・🦄ユニコーンなどの「空想の動物」
- 創造力が豊かで、自由な発想を楽しめる子
- 夢や物語の世界が大好き!
- 「こうしたい」という自己表現の気持ちが強いこともあります
✏️同じ動物でも描き方でわかる子どもの心のサインとは?
- 大きくのびのび描く:自信があって自己表現が得意
- 小さく端っこに描く:控えめで慎重。周囲をよく見ている
- 顔の表情が細かい:感受性が豊かで、人の気持ちをよく考える
- 太い線で描く:エネルギッシュで活発な性格
- 細い線で丁寧に描く:集中力が高く、几帳面なタイプ
子どもの絵を通じた心のサインに気づくために親ができること
- 「なんでそれ?」と聞かずに、「そうなんだね!」とまずは受け止める
- 気持ちを否定せずに、「○○が好きなんだね、素敵だね」と共感する
- 描くことが苦手そうな子には、一緒に描いてみるのもおすすめです♪
動物別でわかる子どもの性格と親の関わり方のポイント
動物の種類別の親のかかわり方を表にまとめました。
好きな動物別・子どもの心理
好きな動物 | 心理的特徴 | 関わり方のコツ |
---|---|---|
🐶 犬 |
・人懐っこくて友達と遊ぶのが好き ・正義感が強く、頼られるとがんばるタイプ ・さみしがり屋で甘えん坊な一面も |
・「一緒にやろう!」と誘うと喜ぶ ・「お願いしてもいい?」と役割をあげるとやる気UP ・しっかりスキンシップをとって安心感を |
🐱 猫 |
・マイペースで自分の世界を大事にするタイプ ・甘えたいけど一人の時間も大切 ・こだわりが強く、好きなことにはとことんハマる |
・無理に構いすぎず、そっと見守る ・「ひとり時間」も大切にする ・気が向いたときに甘えてくるので、その時はたっぷり受け止める |
🐰 うさぎ |
・おっとりしていて優しい性格 ・繊細で、ちょっとしたことで傷つきやすい ・大好きな人にはとても懐く |
・大きな声で怒るより、優しく話すほうが伝わる ・失敗しても「大丈夫だよ!」とフォロー ・安心できる人には懐くので、焦らずじっくり向き合う |
好きな動物別・子どもの心理
好きな動物 | 心理的特徴 | 関わり方のコツ |
---|---|---|
🦁 ライオン |
・負けず嫌いでリーダー気質 ・強くなりたい!という気持ちが強い ・自信家だけど、本当は愛情を求めている |
・プライドが高いから、人前で怒るよりも個別で伝えると◎ ・「かっこいいね!」「すごいね!」とリーダーらしさを認めると自信が育つ ・実は甘えん坊な面もあるので、そっと愛情を伝えるのも大切 |
🦓 シマウマ |
・個性的で独自のセンスを持っている ・みんなと同じより、自分らしさを大事にする ・でも意外と慎重で、環境の変化には敏感 |
・個性を大切にしてあげると自己肯定感UP! ・無理にみんなと同じ行動を求めず、「それもいいね!」と認めてあげる ・環境の変化に敏感なので、新しいことに挑戦する時は少しずつ慣れさせる |
🐘 ゾウ |
・おおらかで面倒見がいいタイプ ・我慢強く、どっしりとした安心感がある ・でも意外と頑固なところも |
・「落ち着いてるね」「頼りになるね」と安心感を与えると力を発揮 ・でも、頑固な面もあるので、意見を尊重しつつ「こうするとどうかな?」と提案型で伝える ・ゆっくり考える時間を大切にしてあげる |
好きな動物別・子どもの心理
好きな動物 | 心理的特徴 | 関わり方のコツ |
---|---|---|
🐦 鳥 |
・自由が大好き!好奇心旺盛でいろんなことに興味津々 ・縛られるのが苦手で、自分のペースを大事にしたい ・直感的でアイデアが豊か |
・自由を大事にするので、細かく縛らず「好きなようにやってみて!」と見守る ・「なんで?」「どうして?」と興味津々なので、質問にはできるだけ答えてあげる ・アイデアを形にできる環境を作ると、のびのび成長 |
🐢 カメ |
・のんびり屋でマイペース ・じっくり考えて行動する慎重派 ・でも、努力家で一度決めたことは最後までやり遂げる |
・のんびりしていても焦らせず、待ってあげることが大切 ・じっくり考えて動くタイプなので、決断を急かさない ・努力家なので「少しずつでいいよ!」と声をかけるとコツコツ頑張れる |
🐍 ヘビ |
・頭の回転が速く、観察力が鋭い ・物事を冷静に見るタイプ ・ちょっとミステリアスで、一人時間を大切にする |
・洞察力があるので、「よく気づいたね!」と観察力をほめると自信につながる ・感情よりも論理的に考えることが多いので、理由をしっかり伝えると納得しやすい ・無理に話しかけず、静かに考える時間を大切に |
好きな動物別・子どもの心理
好きな動物 | 心理的特徴 | 関わり方のコツ |
---|---|---|
🦄 ユニコーン・ドラゴン |
・想像力豊かで夢見がち ・独自の世界観を持ち、クリエイティブな発想をする ・ちょっと現実離れしているが、夢を追う力が強い |
・自由にアイデアを出せる環境を作ると才能が伸びる ・「そんなの無理」と否定せず、「面白いね!」と肯定的に受け止める ・夢見がちでも、少しずつ現実的な考え方も伝えてバランスをとる |
🦔 ハリネズミ |
・人懐っこいけど慎重派で、最初は警戒心が強い ・繊細で敏感だけど、芯がしっかりしている ・一人時間も大切で、じっくり好きなことに没頭する ・小さな幸せを見つけるのが上手 |
・無理に「仲良くしよう!」とせず、そっと見守ると心を開きやすい ・急かさず、マイペースを大事にしてあげる ・好きなことをじっくり楽しめる環境を作る |
おまけ:こんな動物もチェック!
- 🦊キツネ:賢くて頭の回転が速い。観察力があり、人の気持ちにも敏感。
- 🐧ペンギン:仲間を大切にする協調性のある子。集団の中での居心地を大事にするタイプ。
- 🦒キリン:マイペースでのんびり屋さん。でも芯はしっかりしていて、自分の世界を大事にするタイプ。
子どもの絵には、一人一人の個性や気持ちが表れます。「好きな動物」を描いてもらうだけで、たくさんの気持ちを教えてくれるので、是非親子で楽しんでみてくださいね。
💡 動物の好みは変わることも!
成長するにつれて興味が変わることもあるから、「今この動物が好きなんだね!」と、その時の気持ちを大事にしてあげるのがいいね😊
まとめ:動物の絵は子どもからの小さなメッセージ
「好きな動物、なに描いたの?」
そんな何気ない会話の中に、お子さんの「今」の気持ちがぎゅっと詰まっていることもあります。
ライオンを描いたあの日、「強くなりたい」って思ってたんだね。
そんな気持ちに気づいて、そっと寄り添ってあげられる。
絵には、まだ言葉にできない「大切なサイン」がたくさん詰まっているんです。
動物の絵は、子どもたちからの小さなメッセージ。
気持ちを見つけて、やさしく受け止めてあげられたら素敵ですね。

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