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子どもが「動物の絵」ばかり描くのはなぜ?実は“心の声”かもしれません
🍀え、なんで動物ばっか描くの?それって大丈夫?
「またうさぎ…?昨日もキリンだったよね…?ねぇちょっと、友達とか家族とかは描かないの?」
そんなふうに、子どもが描く「動物の絵」ばかりにちょっとだけ不安を感じたこと、ありませんか?
絵って、その子の“今の心”を映す鏡みたいなもの。
でも大丈夫!“動物”って、実は子どもが一番描きやすくて、自分の気持ちをのせやすいテーマなんです。
この記事では、
✔ なぜ子どもは動物の絵をよく描くのか
✔ 描く動物ごとにどんな“気持ち”が隠れてるのか
✔ 「この子、大丈夫かな…」と思ったときの見方のヒント
などを、ざっくばらんに、でもしっかりお伝えします。
「うちの子、何かモヤモヤしてるのかな…」と悩んだら、
まずはちょっと肩の力を抜いて、この“動物の絵”を覗いてみましょう。
🐾 どうして子どもは「動物の絵」ばかり描くの?
子どもに「何描いてもいいよ~」と言うと、
うさぎ、ライオン、ぞう、ペンギン…と、やたら動物の絵が登場しがち。

実はこれ、“気持ちをストレートに表現したいとき”に子どもが自然に選ぶテーマなんです。
たとえば…
- ライオン → 強くなりたい気持ち、でもちょっと不安
- うさぎ → おっとり見えるけど、内心すごく繊細
- キリン → 人との距離感に敏感、でも憧れが強い
…などなど。
🌟 「うちの子、大丈夫…?」と感じたときの見方3つ
子どもが描く絵に「なにかサインがあるんじゃ?」と感じること、ありますよね。
でも、“大人の不安”で先回りして決めつけるのはNG!
まずは、以下のポイントで優しく見守ってみてください。
- 色使いはどう?
- 動物の目・表情に注目!
- 背景があるかないかで、世界との距離感が見えることも
📌 コンクールの絵にも心が出る!?動物のチョイスに注目!
夏休みや学校での動物の絵コンクール。
何気なく描いたようで、実はその子の「今」の感情やテーマが色濃く反映されていることも。
- ライオンを描いた1年生:「ぼく、ほんとは自信をつけたい!」
- クレヨンでカラフルなゾウ:「周りからの評価を気にせず、自分らしさを出したい」
- 真っ赤なうさぎ:「ちょっと怒ってるかも?」←これは要チェック!
🖍️ 色使いから読み取れる“心のサイン”
子どもが描く動物の絵、よ〜く見ると「えっ、この色使うの!?」と思うこと、ありませんか?
✔ 赤いゾウ、真っ黒なウサギ、緑のライオン…
子どもは“現実に忠実”じゃなく、“気持ちに忠実”に色を使います。
- 赤や黒ばかり使っている → 怒りや不安、緊張しているサインかも
- 水色や黄緑が多い → 落ち着いている、安心している可能性大
- 真っ白に近い動物+背景なし → 孤独感を感じていることも
📌 これらはあくまで「傾向」です。絶対こう!と決めつけず、あくまで“会話のきっかけ”に。
🐾 動物の“目”や“表情”は、本人そのもの
動物の顔に注目してみてください。
その「目の大きさ」「口の形」、意外と本人の気持ちが反映されていることが多いです。
たとえば…
- 目が大きく、にっこりしているライオン → 周囲に対して安心している
- 口がへの字のキリン → 自分の気持ちを出すのが苦手かも
- 鋭い目つきのペンギン → ストレスや怒りを感じているときも
小学校低学年の絵ではとくに、「顔」に気持ちが出やすいので、ちょっと観察してみてくださいね。
🏞️ 「背景なし」の絵=ちょっと気にかけたいタイミング?
動物を1匹だけ、白い画用紙のまんなかにポツンと描いている——
そんなとき、子どもはもしかすると「世界との距離」を感じているかもしれません。
もちろん、「面倒だった」「描きたくなかった」だけかもしれないけれど、
毎回背景が真っ白なときは、ちょっとだけ心のエネルギーが落ちているサインかも。
背景に草、空、仲間、花などが増えてきたら、「気持ちが開いてきた」と思ってOKです!
🧸 気になる場合はどうすればいい?親ができる“3つのゆるサポート”
「もしかして…心配な状態かも?」と思っても、まずは深呼吸。
子どもにとって「絵」は、自分の中を整理する大事な手段なんです。
描いた絵を壊さずに、優しく見守るだけで、気持ちが整う子も多いんですよ。
✅ 1. 「その絵、すごく好き」と伝える
「なんでライオンなの?」ではなく、「強そうだね〜!なんで選んだの?」と肯定から入る声かけがポイント。
✅ 2. 話したくなったら、話す時間を作る
絵についてポツリと話しだしたら、途中で口を挟まずに聞くだけでも十分サポートになります。
✅ 3. 絵を保管して、「今の気持ち」を記録しておく
時々見返すと、心の成長や変化に気づけるヒントになることも。
💡子どもの“気持ちの翻訳”としての「動物の絵」
「この子、最近同じ動物ばっかりだなぁ…」
「背景ないし、なんかちょっと心配…」
そんなときでも大丈夫。
絵は言葉にできない“気持ちのメモ”みたいなもの。
描いている時点で、もうその子なりに気持ちを整理している真っ最中かもしれません。
親としてできるのは、
✔ 絵の意味を“決めつけない”
✔ 気にかけながら“信じて見守る”
ことだけでも、十分すぎるほどの愛情です。
✨さいごに
親はつい、子どもの様子が少し違うだけで「うちの子、大丈夫かな…?」と焦ってしまうもの。
でも子どもは、ちゃんと自分の方法で“心の整理”をしているんです。
それがたまたま「動物の絵」だっただけ。
言葉にならない気持ちを、カラフルな線や形で表しているのかもしれません。
「この絵のライオン、いいね!」の一言から、心の扉が開くこともあるんです。
今日も“ちょっとだけ”ゆるく、でも温かく見守っていきましょう。
🏷️ 内部リンク
📒子どもの絵に出る「色の心理」|赤・青・黒…どんな気持ちが隠れてる? – itti-blog
📒同じ絵ばかり描くのは発達のサイン?子どもの“こだわり行動”に込められた深い意味 – itti-blog
📒絵が小さい子どもの心理とは?色と大きさで読み解く心のサイン – itti-blog
✅親子でできる!お絵かき心理ワーク「好きな動物を描いてみよう」
🧾準備するもの
- 白い紙
- 色えんぴつやクレヨンなど
🎨やり方
- 「好きな動物を描いてみよう」と声をかける
- どんな動物でもOK!自由に描かせてあげましょう
- 終わったら、「その動物のどこが好き?」とやさしく聞いてみてください
✨ポイント
「どうしてこれにしたの?」「その動物になれたら、何したい?」という問いかけから、お子さんの気持ちが見えてきます。
「○○ちゃんって、こういうところが好きなんだね」と共感することで、親子の会話も自然とふくらみますよ😊
子どもが選ぶ動物の種類でわかる心理的な意味や気持ち
🐶犬・🐱猫・🐰ウサギなどの「やさしい動物」
- 人と関わるのが好き、安心できる人のそばが心地いい
- 甘えたい、でもちょっと不安な気持ちがあることも
🦁ライオン・🐯トラ・🦅ワシなどの「勇敢な動物」
- 「強くなりたい」「自分を認めてほしい」気持ちの表れ
- リーダーシップや挑戦心が育っているサインかも
🐉ドラゴン・🧚妖精・🦄ユニコーンなどの「空想の動物」
- 創造力が豊かで、自由な発想を楽しめる子
- 夢や物語の世界が大好き!
- 「こうしたい」という自己表現の気持ちが強いこともあります
✏️同じ動物でも描き方でわかる子どもの心のサインとは?
- 大きくのびのび描く:自信があって自己表現が得意
- 小さく端っこに描く:控えめで慎重。周囲をよく見ている
- 顔の表情が細かい:感受性が豊かで、人の気持ちをよく考える
- 太い線で描く:エネルギッシュで活発な性格
- 細い線で丁寧に描く:集中力が高く、几帳面なタイプ
子どもの絵を通じた心のサインに気づくために親ができること
- 「なんでそれ?」と聞かずに、「そうなんだね!」とまずは受け止める
- 気持ちを否定せずに、「○○が好きなんだね、素敵だね」と共感する
- 描くことが苦手そうな子には、一緒に描いてみるのもおすすめです♪
動物別でわかる子どもの性格と親の関わり方のポイント
動物の種類別の親のかかわり方を表にまとめました。
好きな動物別・子どもの心理
好きな動物 | 心理的特徴 | 関わり方のコツ |
---|---|---|
🐶 犬 |
・人懐っこくて友達と遊ぶのが好き ・正義感が強く、頼られるとがんばるタイプ ・さみしがり屋で甘えん坊な一面も |
・「一緒にやろう!」と誘うと喜ぶ ・「お願いしてもいい?」と役割をあげるとやる気UP ・しっかりスキンシップをとって安心感を |
🐱 猫 |
・マイペースで自分の世界を大事にするタイプ ・甘えたいけど一人の時間も大切 ・こだわりが強く、好きなことにはとことんハマる |
・無理に構いすぎず、そっと見守る ・「ひとり時間」も大切にする ・気が向いたときに甘えてくるので、その時はたっぷり受け止める |
🐰 うさぎ |
・おっとりしていて優しい性格 ・繊細で、ちょっとしたことで傷つきやすい ・大好きな人にはとても懐く |
・大きな声で怒るより、優しく話すほうが伝わる ・失敗しても「大丈夫だよ!」とフォロー ・安心できる人には懐くので、焦らずじっくり向き合う |
好きな動物別・子どもの心理
好きな動物 | 心理的特徴 | 関わり方のコツ |
---|---|---|
🦁 ライオン |
・負けず嫌いでリーダー気質 ・強くなりたい!という気持ちが強い ・自信家だけど、本当は愛情を求めている |
・プライドが高いから、人前で怒るよりも個別で伝えると◎ ・「かっこいいね!」「すごいね!」とリーダーらしさを認めると自信が育つ ・実は甘えん坊な面もあるので、そっと愛情を伝えるのも大切 |
🦓 シマウマ |
・個性的で独自のセンスを持っている ・みんなと同じより、自分らしさを大事にする ・でも意外と慎重で、環境の変化には敏感 |
・個性を大切にしてあげると自己肯定感UP! ・無理にみんなと同じ行動を求めず、「それもいいね!」と認めてあげる ・環境の変化に敏感なので、新しいことに挑戦する時は少しずつ慣れさせる |
🐘 ゾウ |
・おおらかで面倒見がいいタイプ ・我慢強く、どっしりとした安心感がある ・でも意外と頑固なところも |
・「落ち着いてるね」「頼りになるね」と安心感を与えると力を発揮 ・でも、頑固な面もあるので、意見を尊重しつつ「こうするとどうかな?」と提案型で伝える ・ゆっくり考える時間を大切にしてあげる |
好きな動物別・子どもの心理
好きな動物 | 心理的特徴 | 関わり方のコツ |
---|---|---|
🐦 鳥 |
・自由が大好き!好奇心旺盛でいろんなことに興味津々 ・縛られるのが苦手で、自分のペースを大事にしたい ・直感的でアイデアが豊か |
・自由を大事にするので、細かく縛らず「好きなようにやってみて!」と見守る ・「なんで?」「どうして?」と興味津々なので、質問にはできるだけ答えてあげる ・アイデアを形にできる環境を作ると、のびのび成長 |
🐢 カメ |
・のんびり屋でマイペース ・じっくり考えて行動する慎重派 ・でも、努力家で一度決めたことは最後までやり遂げる |
・のんびりしていても焦らせず、待ってあげることが大切 ・じっくり考えて動くタイプなので、決断を急かさない ・努力家なので「少しずつでいいよ!」と声をかけるとコツコツ頑張れる |
🐍 ヘビ |
・頭の回転が速く、観察力が鋭い ・物事を冷静に見るタイプ ・ちょっとミステリアスで、一人時間を大切にする |
・洞察力があるので、「よく気づいたね!」と観察力をほめると自信につながる ・感情よりも論理的に考えることが多いので、理由をしっかり伝えると納得しやすい ・無理に話しかけず、静かに考える時間を大切に |
好きな動物別・子どもの心理
好きな動物 | 心理的特徴 | 関わり方のコツ |
---|---|---|
🦄 ユニコーン・ドラゴン |
・想像力豊かで夢見がち ・独自の世界観を持ち、クリエイティブな発想をする ・ちょっと現実離れしているが、夢を追う力が強い |
・自由にアイデアを出せる環境を作ると才能が伸びる ・「そんなの無理」と否定せず、「面白いね!」と肯定的に受け止める ・夢見がちでも、少しずつ現実的な考え方も伝えてバランスをとる |
🦔 ハリネズミ |
・人懐っこいけど慎重派で、最初は警戒心が強い ・繊細で敏感だけど、芯がしっかりしている ・一人時間も大切で、じっくり好きなことに没頭する ・小さな幸せを見つけるのが上手 |
・無理に「仲良くしよう!」とせず、そっと見守ると心を開きやすい ・急かさず、マイペースを大事にしてあげる ・好きなことをじっくり楽しめる環境を作る |
おまけ:こんな動物もチェック!
- 🦊キツネ:賢くて頭の回転が速い。観察力があり、人の気持ちにも敏感。
- 🐧ペンギン:仲間を大切にする協調性のある子。集団の中での居心地を大事にするタイプ。
- 🦒キリン:マイペースでのんびり屋さん。でも芯はしっかりしていて、自分の世界を大事にするタイプ。
子どもの絵には、一人一人の個性や気持ちが表れます。「好きな動物」を描いてもらうだけで、たくさんの気持ちを教えてくれるので、是非親子で楽しんでみてくださいね。
💡 動物の好みは変わることも!
成長するにつれて興味が変わることもあるから、「今この動物が好きなんだね!」と、その時の気持ちを大事にしてあげるのがいいね😊
まとめ:動物の絵は子どもからの小さなメッセージ
「好きな動物、なに描いたの?」
そんな何気ない会話の中に、お子さんの「今」の気持ちがぎゅっと詰まっていることもあります。
ライオンを描いたあの日、「強くなりたい」って思ってたんだね。
そんな気持ちに気づいて、そっと寄り添ってあげられる。
絵には、まだ言葉にできない「大切なサイン」がたくさん詰まっているんです。
動物の絵は、子どもたちからの小さなメッセージ。
気持ちを見つけて、やさしく受け止めてあげられたら素敵ですね。

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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです!
教諭として15年以上勤務した後、カメラマンとして独立。
教育と写真、どちらも「子どもと向き合う」ことを軸に歩んできました。
そんな経験をもとに、
子どもの心と表現の成長を、親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
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