🍀はじめに:絵は、子どもからの小さなメッセージ
子どもの描く絵を見て、「あれ?なんだか前と違うな…」と感じたこと、ありませんか?
たとえば──
・最近、黒ばかり使っている
・人物がみんな怒ってる
・背景ばかりで、人がいない
ちょっと気になるその変化。
それ、子どもなりの“心のサイン”かもしれません。
でもね、大丈夫。
子どもの絵は「困った信号」じゃなく、“気づいてほしい”というメッセージなんです。

🎨子どもの絵に現れる心理とは?感情・人間関係・発達のサインを読み解くヒント
絵は、子どもが自分の気持ちを整理したり、表現したりする大切な手段。
たとえば…
- 家族の絵にパパがいない
→「もっと関わってほしいな」っていう気持ちのあらわれかも。 - いつも笑ってたキャラが怒ってる
→「我慢してることがあるよ」のサインかもしれません。 - 人物が小さくて、端っこに描いてある
→「自信がなくなってる」「ちょっと不安かも…」という心の声。
👀でもこれ、悪いことじゃないんです。
むしろ「表現できている」こと自体が、子どものすごい力。
だから、親ができるのは「意味を決めつける」ことじゃなくて、「見つけてあげること」。
🔗絵が小さい子どもの心理とは?色と大きさで読み解く心のサイン – itti-blog
子どもが黒い絵ばかり描く理由は?親ができる声かけと見守り方
黒い絵ばかり描いてるけど、大丈夫?
黒=ネガティブとは限りません。
集中力が高まっていたり、エネルギーが強いときにも黒は選ばれます。
でも、もし以前より急に変わったなら──
☑ 明るい色を使わなくなった
☑ いつも同じものばかり描く
そんなときは、少し心が疲れているのかもしれません。
🗣おすすめの声かけ:
「この色、力強いね〜!」
「この子、どんなこと考えてるのかな?」
“分析”じゃなくて、“会話”にしてみるのがポイントです◎
🔗「青ばかり使う子どもは何を考えているの?色から探る気持ちのヒント」
🖼️絵の雰囲気が変わったら?子どもの変化に親ができる対応とは
「最近、なんだか絵の感じが前と違うな…」
絵の雰囲気が変わるとき、子どもはこんな心の状態かもしれません。
- 🎭【感情】笑顔が減り、キャラが怒っている → 我慢が続いているサイン
- 🌑【色彩】明るい色が減り、暗めの色が多くなる → 心が疲れている可能性
- 🧍♂️【構図】人物が端に小さく描かれる → 自信がぐらついている、孤独感のあらわれ
でも、これらは「困った信号」ではなく「気づいてほしいサイン」。
だからこそ大切なのは、「直す」ことより「気づいて、寄り添う」ことです。

✅ 親ができる対応のヒント
- 変化に気づいたら、そのまま受け取る
「最近こういう絵が多いな」→ それだけで立派なサインキャッチ! - 無理に理由を聞かない
「どうしてこんな絵を?」ではなく、「この絵、気になるな〜。好きなんだね」と声をかけて。 - その子のペースを大切にする
大人が焦っても、子どもの心はすぐには追いつきません。待つことも愛情です。
🎨色・表情・構図から読み取る子どものこころのサイン
子どもが描く絵には、驚くほど多くの「心のヒント」が隠れています。
以下はよく見られるサインと、それぞれが示す可能性のある心の動きです。
🎨【色づかい】色は子どもの“今”を映す鏡
よく使う色 | 心のサイン |
---|---|
黒・灰色 | エネルギーが強まっている / 少し疲れているかも |
青・水色 | 落ち着き・安心を求めている状態 |
赤・オレンジ | 活発で感情が高ぶっているとき |
淡い色ばかり | 繊細さや不安が強まっているかも |
😐【表情】人物の顔に表れる心の変化
表情 | 心の状態 |
---|---|
笑顔がない | 我慢が多い / 不安がある |
怒っている顔ばかり | ストレスや抑圧があるかも |
泣いている顔が多い | 助けを求めているサインかも |
🧍【構図】絵の中での位置や大きさにも注目
構図 | 心のサイン |
---|---|
人物が小さく、端に描かれる | 自信の低下 / 孤独感 |
全体がぎゅうぎゅう | 不安や焦りの表れかも |
背景だけで人物がいない | 誰かとの関係性に変化がある可能性も |
「こう描いてるから、こういう気持ち」と決めつけるのではなく、
「そうかも?」と寄り添いながら見守るのが、子どもの心を守るコツです。
🧠絵に出やすい心理状態とその背景
寂しさ・不安・自己肯定感の低下──それぞれ絵にどう表れる?
子どもは言葉よりも絵で気持ちを表現します。
以下のような心理状態は、特に絵にあらわれやすい感情です。
😔 寂しさ・孤独感
- 背景が真っ白で何も描かれない
- 人物が1人で、小さく描かれる
→ 「だれかにそばにいてほしい」というサインかも。
😟 不安・緊張
- 人物の顔が怒っていたり、泣いていたりする
- 描線がギザギザ・強くて不安定
→ 学校や家庭でプレッシャーを感じていることも。
🪞自己肯定感の低下
- 自分の姿が登場しない
- 全体的に暗く、人物の表情がない
→ 自信が持てない、失敗体験が尾を引いている可能性も。最近何か失敗してませんか?
💡絵は“問題”ではなく“気づきの入り口”。
否定せず、静かに見守ることで子どもは安心して心をひらいていきます。
🧑🎓発達段階と絵の特徴
年齢ごとの絵の変化と心の発達の関係とは?
年齢や発達段階によって、子どもの絵の特徴は大きく変わります。
年齢 | 絵の特徴 | 心の発達との関係 |
---|---|---|
2〜3歳 | なぐり描き・丸の集合 | 「描く」こと自体を楽しむ時期 |
4〜5歳 | 顔と手足だけの人物 | 自己表現の芽生え(人との関わり意識) |
6〜7歳 | 人物に表情・背景も描く | 感情の理解が進み、状況を描けるように |
8歳〜 | 構図や色使いにこだわり | 自己評価・比較意識が育つ、自信の有無が出やすい |
🧠発達とともに、絵は「心の翻訳装置」になります。
親がその変化を知っていると、より深く子どもを理解できます。
子どもとの関係を深める!絵をきっかけにできる共感のコミュニケーション術
子どもの絵を見て、「どうしてこんな絵を描いたの?」と聞いてしまうと、
子どもは“責められてる?”と感じてしまうことも。
でもこう言いかえると…👇
- 「この色、かっこいいね!」
- 「このお顔、どんな気持ちなんだろ?考えるの楽しいね」
→ 子どもは「わかってもらえた」と感じて、心がふっと緩みます。
絵は“会話のきっかけ”にぴったりなツールなんです。
🛠️親ができる3つのサポート方法
「見守る」「声をかける」「一緒に描く」──具体例つきで紹介!
① 見守る:評価しない、ジャッジしない
✅ 「うまいね!」より「この絵、いいね」が◎
→ 上手・下手の評価を避けると、自由な表現が広がります。
② 声をかける:問いかけではなく“共感”を
✅「この色、かっこいい!」「この子、どんな気持ちなんだろうね?」
→ 分析せず“会話”として楽しむことで、子どもも安心します。
③ 一緒に描く:心を通わせるツールに
✅「ママも一緒に描いていい?」と隣で描いてみる
→ 「大人も描くんだ!」という驚きが、会話や表現のきっかけに。
🌱大切なのは、“上手に導く”より“隣で感じる”姿勢。
親の安心感が、子どもの心の土台になります。
「ちょっと気になる…」その夜に読んでほしい、子どもの絵からの小さなメッセージ
検索でこの記事にたどり着いたのは、
「ちょっと気になって眠れなかったから」かもしれません。
でも、今日この記事を読んでくださったあなたは、
もう“気づけている”親です。
だから、安心してください。
子どもはちゃんと伝えています。
あなたはちゃんと見つけています。
あとは、そっと寄り添ってあげるだけです。
🎯このブログで伝えたいこと
- 子どもの絵は“心の鏡”
- 「怖い」「変かも」と思っても、まずは安心して受け止めて
- 気づく力は、親だからこそ持っている
🖼️絵を通して、子どもともっとつながれますように。
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