iPadで黒ばっかり描く子にびっくりしたら読む話｜それ、もしかしてアプリの仕様かも？

こんにちは、絵の世界は無限大。でも、もしお子さんがiPadで描く絵が「黒ばっかり…？」と気になったら、ちょっと立ち止まってみてください。

「あれ？なんで黒ばっかり？」
「もしかして、心配しなきゃいけない？」

そんな親のモヤモヤを、今日はスマホの画面越しに一緒に探ってみましょう。

実は、子どもが黒を選ぶ理由には、ただの好き嫌いだけじゃなくて、心の中の小さな声や物語が隠れていることも。

このブログでは、iPadで描く「黒い絵」の意味、親としてどう受け止めるか、そして気軽にできるケアのヒントをゆる〜く、でもしっかりお伝えします。

肩の力を抜いて、さあ、一緒に絵の中の秘密をのぞいてみませんか？

✅ 子どもが「黒い絵」ばかり描くのはなぜ？

たとえば、真っ白なキャンバスに、何本も何本も黒い線を重ねるように描く子。
背景もキャラクターも、ほぼ“漆黒の世界”。

となると、親としてはちょっと気になりますよね。

でも、まず声を大にして言いたいのはこれ。

黒＝ネガティブ、ではありません。

子どもにとっての「黒」は、大人が思うような“暗い色”や“悪いイメージ”だけではないんです。

たとえば――

• 描き心地が気持ちいいから
• タッチが濃く出て楽しいから
• ただ黒が好きなだけ

…なんて理由も立派な“こだわり”のひとつ。

ちなみに、我が家の息子（当時4歳）は、黒と赤だけでカオスな怪獣を描いてました。大丈夫でした。今も元気に育ってます。

…そもそも、「デジタルで描ける便利さ」が、子どもの創作体験にどんな影響を与えているか、考えたことはありますか？
👉 デジタルお絵かきの落とし穴｜便利さとひきかえに失ったもの

✅ iPadお絵かき、なぜ黒を選びやすい？

ここでちょっとマニアックな視点を。
iPadやタブレットで絵を描くとき、デフォルトの色が黒になっているアプリ、多いんです。
いわば「最初に選ばされる色」が黒。

だから、

• 操作に慣れていない子
• 色選びがまだ難しい年齢の子
• とにかく描きたい気持ちが強い子

…にとっては、「とりあえず黒で始めちゃえ！」となるのも自然な流れ。

つまり、「黒ばっかり」問題は、アプリの仕様×発達段階の掛け算で生まれることが多いのです。

iPadって、描き直しが簡単ですよね。
でも、“すぐ消せる”からこそ、思い切り描く力が育ちにくいという声も。
👉 デジタルお絵かき、すぐ消せる時代

✅ 黒を多く使う＝心のサイン？見分けるポイント

もちろん、親として「もしやこれはSOSのサインでは？」と感じることもあるでしょう。
そんなとき、見るべきは“色”だけじゃなく“内容がどう変わったか”です。

☑ チェックポイント：

• 以前はカラフルだったのに、最近急に黒だけに？
• 登場人物が全員怒ってる or 消えてる？
• 何かショックな出来事があった直後？

こういった“変化”があるときは、ちょっと丁寧に様子を見てあげましょう。
といっても、すぐに「なにかあったの！？」と詰めるのは逆効果。

🔗子どもの絵に使う「色」に意味があるって本当？心理と気持ちを読み解くヒント – itti-blog

🔗黒い絵ばかり描く子ども、どうしたらいい？その心理と親のサポート方法 – itti-blog

✅ 黒の絵を描く子に、親ができる3つのこと

1. 否定しない
   　→「また黒ばっかり描いて…」はNGワード。好奇心の芽をつぶしかねません。
2. 一緒に“意味づけ”を楽しむ
   　→「この黒いのはトンネル？怪獣の影？」など、子どもの想像を広げてみて。
3. タイミングを見て他の色もそっと勧めてみる
   　→「今日はピンクの空もみてみたいなぁ」と提案するくらいがちょうどいい。

実際に「iPadでは大胆に描けたのに、紙だと手が止まる」という子もいます。
👉 デジタルから紙に戻ると、余白が怖い？

🎨おわりに

「黒ばっかり描いてる…なんか不安」
そんな気持ち、きっと多くの親が感じています。

でも、それは「この子のことをちゃんと見たい」っていう、優しさの現れ。

子どもたちの絵は、言葉より響くメッセージです。
黒い絵にも、実は未来へ続くストーリーが詰まっているかもしれませんよ。

📚もっと読みたい方へ｜デジタル時代の“描く力”を考える

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