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子どもが「自分だけ」を描く理由|発達心理から見る安心のサイン
著者:ITTI
更新日:2025-09-10
読了目安:5分
子どもの絵から見える心理|「自分だけ」を描く理由とは?
親が子どもに対して、「また“じぶんだけ”の絵を描いてる…」「家族の絵を描いてって言ったのに、自分だけしか描かれてない」と心配になることもありますよね。これって、まさか自己中心的な行動?と思うかもしれませんが、実は発達の自然な過程の一部なんです。
「自分だけ」を描くのは発達のサイン

特に、3〜6歳くらいの子どもは、「自分の顔」「自分だけが楽しんでいる様子」などを描くことが多い時期です。これが意味するのは、自分を中心に世界を理解しているという心理的な状態です。この時期は、まだ他人の視点を理解する力が完全には育っていないので、他の人を描かないのはごく普通のこと。
自己中心性は正常な発達段階
心理学では、子どもの自己中心性(egocentrism)は成長の一部として捉えられています。この時期、子どもは自分の視点からしか物事を見られません。

幼児期の子どもの心は、ちょうど“カメラのピント”が自分にだけ合っているような状態です。
まだ他の人や周りの世界にピントを合わせる力が育っていないため、
「自分」を中心に描くのは自然なことなんです。
例えば、かくれんぼで目を隠すだけで「隠れたつもり」になったり、誰かが悲しいときに「自分のせいだ」と思い込んだりすることもあります。
絵で心を整理する

「自分だけの絵」を描くのは、実は心の整理でもあります。言葉で表現できない感情を絵で表すことで、自分の気持ちを理解し、確かめようとしているサインです。例えば、嬉しかった気持ちや、ありのままの自分を描くことで、子どもは自己肯定感を高めています。
たとえば、子どもが一生懸命に“自分だけ”を描いているとき、心の中ではこんな気持ちが動いています。
💬「これがわたし!」
💬「ちゃんと描けた!」
💬「ママ見て!」
絵を通して“自分がここにいる”ことを確かめているのです。
これは、心理学でいう“自己同一性(アイデンティティ)”の始まりでもあります。
絵だけでなく本やワークブックで学ぶことで、より楽しみながら心の成長をサポートできます。 例えばこんなアイテムがおすすめです。
10かいだてのおひめさま ドレスおえかきブック
3~6歳 カモさんのえがじょうずになる本
これらは「自分を表現する楽しさ」や「やる気・創造力」を育むのにぴったりです。絵やワークと組み合わせることで、子どもの心理的成長をよりサポートできます。
自分中心の絵を描く子の「今」をチェック!
もし、「うちの子、自己中?」と思ったら、以下の視点で子どもの絵を見てみましょう。
- □ 最近、自分の話をよくする(「見て見て!」が多い)
- □ 絵や遊びに“自分の世界観”が強く出ている
- □ 自分の描いたものを大事にしている
- □ 他の人が登場しても、自分が主役として描かれることが多い
- □ お友達との関わりがあるけれど、「自分中心」のやりとりが多い
▶ 当てはまっても安心! これは「自分を確認したい」「安心したい」という気持ちのあらわれです。この「自己中心性」は成長過程で自然に現れるものなので、心配せずに見守りましょう。
お子さんがもっと自分らしく自己主張できるようにしたいと感じたときは、スマホで動画を見ながら学べるコミュニケーション講座がおすすめです。
家庭でもすぐに使える声かけのコツが学べるので、親子のやり取りがぐっとラクになります。
絵に登場しない「他の人」への声かけはこうしよう!

「どうして他の人を描かないの?」と否定的な声かけをすると、子どもは否定されたと感じることがあります。代わりに、以下のように子どもの世界を肯定する声かけを試してみてください。
💬「お顔、にこにこしてるね。楽しいことがあったのかな?」
💬「この色、元気いっぱいでいいね!」
💬「これは○○ちゃん?それとも○○くん?」
少しずつ他の人も登場するようになる

子どもが自分の絵を描いている中で、ある時期から自然に他の人(家族、お友達、ペットなど)が登場し始めます。「これがママで、こっちが○○ちゃん」など、他者を描くようになり、社会性が育っていきます。
見守りながら成長をサポート

「自分だけ」を描くのは、子どもが“安心して自分を表現できている証”です。
だから、親が「描いてくれてうれしい」「見せてくれてありがとう」と受け止めることで、
子どもは「自分を表現していいんだ」と心が安定していきます。
まとめ:子どもの「自分だけを描く理由」は成長の証
- 「自己中に見える行動」は、幼児期の自然な発達段階の一部です
- 絵を通じて、子どもは自分を理解し、心を整理しています
- 否定せず、温かく見守ることで、他者の気持ちにも目を向けられるようになります
子どもが描く「自分だけ」の絵には、成長の過程で欠かせない意味が込められています。焦らず、見守りながら、心の成長を支えていきましょう。
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