「最近、うちの子が“おばけの絵”ばかり描いていて心配…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実はそれ、子どもの心が育っている証拠かもしれません。
今回は、“怖い絵”に秘められた子どもの本音と、親としてできる優しいサポートをお伝えします。
1.「なぜ“怖い絵”が心を育てるの?おばけを描く意外な理由」
おばけは確かに怖い存在。でも、子どもがそれを描くことで、逆に「怖いもの」を自分の手でコントロールしようとしているのかもしれません。例えば、怖いおばけをユーモラスに描いたり、自分を守ってくれるようなキャラクターにしたりすることで、恐怖を和らげようとしているんです。これって、怖いことに向き合う力を育んでいる証拠かもしれませんね。

2. 心の中の不安やストレスを表現している
もし、子どもが頻繁に怖いおばけを描いているときは、心の中に何かしらの不安やストレスがあるかもしれません。特に、恐ろしい顔をしたおばけや、細かい部分まで描き込まれている場合、その絵には子どもが抱えるモヤモヤした気持ちが反映されていることも。そんな時には、優しく「最近、何か不安なことがあるの?」と声をかけてみると、気持ちを整理する手助けになるかもしれません。
🔗詳しくはこちら!子どもの絵が伝える心理サインを解説
3. 身の回りの影響を受けている
子どもって、意外と周りの影響を受けやすいものです。例えば、幼稚園や保育園でハロウィンイベントがあったり、おばけの絵本を読んだり、アニメや映画でおばけを見たりすると、それに夢中になっていることがよくあります。おばけの絵を描くのは、その影響を受けているだけのことも多いので、そんな時はあまり心配しなくても大丈夫です。
『ねないこだれだ』の影響!? おばけ絵本が心に残る理由
おばけの絵本、かわいく描かれているけれど、子どもによっては心に残ることもありますよね。例えば、こんな絵本を読んだ後におばけを描くようになるかもしれません。
- 『ねないこ だれだ』(せなけいこ)
夜更かしするとおばけに連れて行かれる…というストーリー。ちょっと怖いけれど、印象に残りやすいお話です。 - 『おばけのバーバパパ』(アネット・チゾン、タラス・テイラー)
優しいおばけのバーバパパ。でも、体が変化する姿に驚いてしまう子もいるかもしれません。 - 『めがねうさぎ』(せなけいこ)
メガネをなくしたうさぎが、おばけに出会うお話。ユーモラスだけど、ドキッとする場面も。
こうした絵本を読んだ影響で、子どもが絵におばけを描くようになった場合、その後の会話で「どんなおばけだった?」と聞いてみると、子どもの気持ちを知るきっかけになりますよ。🔗絵がうまい子の特徴と伸ばし方
順位 | 怖いもの | 心理的背景 |
---|---|---|
1位 | おばけ |
|
2位 | 怪獣 |
|
3位 | モンスター |
|
4位 | ドラキュラやゾンビ |
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5位 | 幽霊や霊的存在 |
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6位 | 魔女 |
|
7位 | ヘビや昆虫 |
|
おばけの絵ばかり描くのは問題?
基本的には、おばけの絵を描くこと自体は心配する必要はありません。ただし、以下のような場合には少し気をつけてみてください。
- おばけの絵ばかり描いて、他の絵を描かなくなった
他の絵を描かなくなってしまった場合、心の中で何かが変わっているのかもしれません。こだわりすぎているようなら、少し注意が必要です。 - 怖いおばけを描いた後に不安そうにしている
描いた後に怖がったり、不安を感じている様子がある場合は、心の中に何か引っかかっているかもしれません。その場合、子どもの気持ちを丁寧に聞いてみましょう。 - おばけの絵にネガティブなメッセージが増えている
例えば「怖い」「助けて」「嫌だ」などの言葉が増えている場合、子どもが何かを伝えようとしているサインです。その気持ちに寄り添ってあげることが大切です。
親としてできること
おばけを描く子どもにどう接すればよいか、親としてできることはたくさんあります。
- 「このおばけ、どんなおばけ?」と話を聞く
おばけの特徴やストーリーを聞くことで、子どもが何を感じているのかを知る手がかりになります。 - 「面白いおばけだね!」「強そうなおばけだね!」と声をかける
ポジティブな声かけをすることで、子どもが自由に表現しやすくなります。 - 安心できる環境を作る
不安を感じているようなら、スキンシップを増やしたり、「大丈夫だよ」と伝えたりして安心感を与えることが大切です。
まとめ
おばけを描くことは、子どもにとって自然な表現のひとつです。不安を解消するためだったり、好奇心を表すためだったりと、さまざまな気持ちが込められています。最近の環境や影響を考えると、「ハロウィンのイベント」「おばけの絵本を読んだ」などが影響していることもあるでしょう。
大切なのは、「このおばけをどういう気持ちで描いているのかな?」と子どもに寄り添い、気持ちを理解することです。一緒におばけの世界を楽しみながら、子どもの心の成長を見守ってあげましょうね。
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