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「最近、うちの子が虹ばかり描くけど意味があるの?」
「明るい絵だけど、何か心のサイン?」
「放っておいていいの?声かけしたほうがいい?」
子どもの絵を見て、そんなふうに少し気になったことはありませんか?
お絵描きに正解はありませんが、
子どもの絵には、そのときの気持ちが“そのままの形”で表れやすいのも事実です。
中でも「虹」は、
子どもの心がふっと緩んだとき、前向きな方向に動き出したときに描かれやすいモチーフ。
ただし、
「虹=必ず良い」「こう描くからこういう心理」
と決めつける必要はありません。
大切なのは、
今どんな気持ちで描いたのかな?と想像すること。
この記事では、
虹を描く子どもの心理をやさしく整理しながら、
- これって大丈夫?
- 心配しなくていいサインは?
- 親はどう関わればいい?
まで、不安が安心に変わる視点をまとめて解説します。
虹を描く子どもの心理|まず知っておきたい基本
虹は、子どもの絵の中では
「希望」「安心」「回復」「願い」を象徴しやすいモチーフです。
特に、
- 気持ちが落ち着いてきたとき
- 嬉しいことがあったあと
- 未来に向けてワクワクしているとき
など、感情が明るい方向へ動いている途中で描かれることが多いと言われています。
ただし、
虹は「元気いっぱい!」だけでなく、
癒しを求める気持ちとして描かれることもあります。
「がんばったあと」「少し疲れたあと」に
自分を整えるように描く場合もある、ということを知っておくと安心です。
虹を描くのはどんなとき?【よくある5つの場面】
虹が絵に出てきやすいのは、こんなタイミングです。
- 何かがうまくいった日
- 不安が落ち着いたあと
- 楽しみにしている予定があるとき
- 気持ちを切り替えたいとき
- 「こうなったらいいな」という願いがあるとき
一見元気そうに見えても、
実は心の中でひと区切りついたサインとして描いていることもあります。
疲れていた子が、ある日ふっと虹を描いたなら、
それは「少し気持ちが晴れた瞬間」なのかもしれません。
虹の色でわかる気持ち【チェック式】
虹の色づかいには、
子どもの感情の“温度”が出やすいと言われています。
当てはまるものを、気軽にチェックしてみてください。
- 鮮やかでカラフル
→ 気持ちが高まっている/やる気・ワクワク - 淡い色の虹
→ 心が落ち着いている/安心感 - 同じ色が多い
→ その感情が強め
(例:黄色が多い=うれしさが強い) - 暖色中心(赤・橙・黄)
→ 自信・自己表現・エネルギー - 寒色中心(青・紫)
→ 静かな回復/癒しを求めている
「いつもと色が違うな?」と感じた日は、
気分が少し変化しているサインかもしれません。
🎨 虹の色チェック|いちばん近いものはどれ?
「当てはまるもの」をひとつ選んで、気持ちのヒントを見てみましょう。
🌈 鮮やかでカラフルな虹
今のサイン:
気持ちが高まっている時期。やる気やワクワク感があふれています。
うれしい出来事や、楽しみにしていることがあるのかもしれません。
🌸 淡い色・やさしいトーンの虹
今のサイン:
心が落ち着き、安心感に包まれている状態。
ゆっくり自分を整えている途中かもしれません。
🟡 同じ色が多い虹
今のサイン:
その色に対応する感情が少し強め。
(例:黄色が多い=うれしさ・期待感)
🔥 暖色が中心(赤・橙・黄)
今のサイン:
自己表現や自信が育っている時期。
「見てほしい」「伝えたい」気持ちが高まっています。
💙 寒色が中心(青・紫)
今のサイン:
静かに回復している途中。
安心や癒しを求めている可能性があります。
色の意味をもう少し詳しく知りたい方はこちら ▶ 子どもの絵にあらわれる色と感情の関係
虹の大きさ・位置・形にあらわれる心の状態
虹の描かれ方も、気持ちをやさしく映します。
- 画面いっぱいの大きな虹
→ 気持ちが広がっている/自己肯定感アップ - 細くて弱い線の虹
→ 少し疲れ気味/控えめモード - 空に高くかかる虹
→ 憧れ・夢・期待 - 地面に近い虹
→ 安心感・日常の喜び - 星やキラキラがある虹
→ 創造力・空想の広がり
どれが良い・悪いではありません。
そのときの感情の方向が見えてくるだけです。
年齢別|虹の意味はどう変わる?
年齢によって、虹のとらえ方も少しずつ変わります。
- 2〜3歳
色を楽しむ遊び。意味づけは不要 - 4〜5歳
願い・憧れが色に出やすい - 6〜7歳
出来事や感情と結びつき始める - 小学生以上
希望・未来・癒しなど、象徴表現が増える
どの時期でも、
「読み取らなきゃ」と思わなくて大丈夫です。
これって大丈夫?心配いらない虹/少し気にかけたい虹
心配いらないケース
- 明るい色が多い
- 描いているときの表情が楽しそう
- 会話や生活に大きな変化がない
この場合は、安心して見守ってOKです。
少し気にかけたいケース

- 暗い色・くすんだ色が長く続く
- 虹+不安定なモチーフが増える
- 絵以外でも元気がない状態が続く
※ただし、すぐに問題というわけではありません。
生活の疲れや環境の変化が重なっているだけ、
ということも多いです。
「虹以外のモチーフも気になる…」という方へ ▶ 子どもの絵と心理|モチーフ別まとめ
親の声かけ・関わり方【OK例/NG例】
OKな声かけ
- 「この虹、どんな天気の日に出たの?」
- 「この色の組み合わせ、すてきだね」
- 「虹の先には何があるのかな?」
NGになりやすい声かけ
- 「どういう意味?」
- 「なんでそんな色?」
- 「元気ないの?」
質問より共感。
話してくれたらラッキー、くらいで大丈夫です。
よくあるQ&A
Q. 虹ばかり描くのは心配?
A. 基本的にはポジティブなサイン。願いや癒しの表れであることが多いです。
Q. 色がくすんだ虹が続くときは?
A. 少しお疲れモードかも。「今日はどんな日だった?」と日常会話で十分です。
Q. 大きすぎる虹は自己主張が強すぎる?
A. いいえ。自己肯定感や喜びのエネルギーの表れが多いです。
Q. 専門家に相談する目安は?
A. 以下が1〜2ヶ月続く場合です。
・極端に暗い色が続く
・絵全体が沈んだテーマ
・日常生活でも不安や緊張が強い
✔ 他にもよく描かれるモチーフ
・太陽を描く子どもの心理
・山の絵にあらわれる気持ち
・橋の絵が教えてくれる心の距離
まとめ|虹の絵は「心が回復する途中のサイン」
虹の絵は、
子どもの心が明るさや癒しの方向に動き始めているサイン。
診断するものではなく、
「今どんな気持ちなのかな?」と気づくためのヒントです。
正解を探すより、
安心できる関わりを続けることが一番のサポート。
子どもの描く虹は、
やさしい気持ちのメッセージです。
ぜひ、日々の会話のきっかけにしてみてくださいね。
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
このブログでは、子どもの絵から心理を読み取り、心の成長や表現力を親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
「子どもの絵で心を読む専門サイト」として、日々の子育てに役立つ情報をお届けします。




