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「NFTって最近よく聞くけれど、正直よくわからない」
「子どもが将来触れるかもしれないから不安」——そんな親御さんの声は少なくありません。
このブログでは、難しい専門用語をできるだけ使わず、親の立場から
- NFTとは何か
- 何が“危ない”と言われているのか
- 子どもとどう関わればよいのか
を、冷静かつ現実的に整理します。
そもそもNFTって何?
NFT(Non-Fungible Token/非代替性トークン)とは、
「デジタルデータに“これは本物・これは誰のもの”という証明をつける技術」です。
例えば——
- デジタルの絵
- 音楽
- ゲーム内アイテム
これまでは「コピーし放題」だったものに、
唯一性・所有者情報を持たせられるのがNFTの特徴です。
紙の絵にサインがあると価値が変わるように、
NFTは「デジタルの世界でのサインや証明書」のような存在だと考えると、少しイメージしやすくなります。
なぜ「NFTは危ない」と言われるの?
NFTそのものが危険というより、
周辺環境と使い方にリスクがあるというのが実情です。
① お金が絡むから
NFTの多くは、
- 仮想通貨
- 海外取引所
とセットで扱われます。
価格が大きく上下したり、
「儲かる」という言葉が一人歩きしたりすることで、
投機目的でのトラブルが起こりやすくなっています。
② 詐欺や偽物が存在する
残念ながら、NFTの世界には
- なりすまし
- 偽サイト
- 無断転載された作品
も存在します。
大人でも見抜くのが難しいケースがあり、
知識がないまま触れると被害に遭いやすいのが現実です。
③ 子どもにとっては理解が追いつかないことも
NFTは
- お金
- 契約
- 所有権
といった、かなり抽象度の高い概念を含みます。
そのため、
「ゲームの延長」だと思って触れると危険になる場合があります。
じゃあ、NFTは子どもに触れさせない方がいい?
結論から言うと、
「完全に遠ざける必要はないが、放置はNG」です。
インターネットやAIと同じで、
NFTも今後、社会のどこかで必ず関わる技術になる可能性があります。
大切なのは、
- いきなりお金を使わせない
- 親が最低限の知識を持つ
- 技術と投機を分けて考える
という視点です。
子ども向けにはどう説明する?(年齢に合わせた伝え方)
幼児〜低学年向け
難しい言葉は使わず、身近なたとえで伝えます。
- 「NFTはね、絵に“だれが描いたか”って名札をつけるしくみだよ」
- 「コピーはできるけど、“本物の持ち主”がわかるようにする工夫なんだ」
ここではお金の話は出さないことがポイントです。創作=楽しい、作った人が大切にされる、という感覚を育てます。
高学年〜中学生向け
少し踏み込んで、ルールと責任を伝えます。
- データでも「持ち主」「約束」があること
- 勝手に使うとトラブルになること
「デジタル=自由」ではなく、現実と同じくルールがある世界だと理解させる段階です。
小学生・中学生別|親の関わり方の目安
小学生の場合
- 原則として親の管理下で触れる
- アカウント作成やお金の使用はしない
- 「見る・作る・話す」までにとどめる
ポイントは、一緒に見る・一緒に話すこと。 「これ、どう思う?」と感想を聞くだけでも、危険回避につながります。
中学生の場合
- 技術的な仕組みを一緒に調べる
- 「儲かる話」は必ず立ち止まって検討する
- 利用規約・年齢制限を確認する
頭ごなしに禁止するより、 判断材料を渡して考えさせる関わり方が有効です。
デジタルお絵描き・創作とNFTをどうつなげる?
NFTを直接使わなくても、 その土台になる力は日常の創作で十分育てられます。
① デジタルお絵描きで育つ力
- 自分のイメージを形にする力
- 試行錯誤する力
- 「これが自分の作品」という意識
これらは、将来どんな技術に触れても役立つ創作の基礎力です。
② 作品を「大切に扱う」経験をする
- フォルダ分けして保存する
- 日付やタイトルをつける
- 家族に見せて説明する
これは、NFTの本質である 「作品と作者を尊重する感覚」につながります。
③ 親の声かけ例
- 「どんなところを工夫したの?」
- 「これはあなただけのアイデアだね」
- 「誰かに見せるなら、どんな説明をする?」
評価よりも、過程と言葉に目を向けることで、 創作は“お金目的”ではない形で深まっていきます。
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補足|NFTを使う・使わないより大切なこと
NFTは、あくまで数あるデジタル技術のひとつです。
重要なのは、
- 情報をうのみにしない力
- 自分で考えて選ぶ力
- 作ったものを大切にする姿勢
これらを、日々の親子の関わりの中で育てていくこと。
それが結果的に、 NFTからも、その他のデジタルリスクからも子どもを守る力になります。
まとめ|NFTは“危険なもの”ではなく“扱いが難しいもの”
NFTは、
- 魔法のように稼げるものでもなく
- 触れたら即危険なものでもありません
ただし、
知識なし・大人の関与なしで触れるのはリスクが高いのも事実です。
子どもを守るために必要なのは、
規制や禁止よりも、
親が少し先を知っておくこと。
それが、これからのデジタル時代の
いちばん現実的な関わり方だといえるでしょう。
🔗 紙とタブレット、どっちが正解?子どものデジタルアートで育つ力と親の正しい関わり方
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
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