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「熱心すぎる先生」が怖い。学級だよりと「毎日」の日記が、我が家の平和を奪っていく。
「今度の先生、ものすごく熱心な方でよかったわね!」
ママ友や実家の母にそう言われるたびに、ひきつった笑顔で「あはは、そうですね…」としか返せない。そんなこと、ありませんか?
本来なら、先生がやる気満々なのはありがたいはず。
でも、その熱意が強すぎて、なんだか土足でリビングに上がり込まれているような、あるいは24時間ずっと監視カメラで見られているような……。 そんな「逃げ場のない息苦しさ」を感じているのは、あなただけじゃないかもしれません。
今日は、きれいごと抜きで。 先生の「あふれる熱意」が、時に家庭の平穏をジワジワと削っていく現実について、一緒に「ふぅ〜」とため息をつきながら考えてみたいと思います。
「豪華すぎる学級だより」は、誰へのラブレター?
最近の小学校では、写真たっぷり(モノクロで画質下げてて顔が識別できないあるある)で文字ぎっしりの「学級だより」を発行する先生がいらっしゃいます。 そこにはクラス全員の作文や俳句、誰が何を頑張ったかがギッシリ。
先生にしてみれば「どの子も見捨てないぞ!」「みんなの頑張りを伝えたい!」という、ピカピカの使命感なんだと思います。 でも、それを受け取る側の親の心には、ふと、こんな小さなつぶやきが浮かんだりして。
「これを作る時間があるなら、もっと目の前の子どもの顔を見てほしいな……」
お便りが豪華になればなるほど、親は「うちの子も、何か載るような成果を出さなきゃいけないのかな」と、見えないプレッシャーを感じてしまうこともあります。 それに、先生が「紙の上での実績」を作るのに必死になりすぎると、肝心の先生の心に「余白」がなくなっちゃうんですよね。
親が本当にほしいのは、立派な印刷物じゃなくて。 今日、うちの子がちょっと寂しそうにしていたときに、「どうしたの?」って声をかけてくれる先生の、心のゆとりだったりするのになぁ、なんて思ってしまいます。
「毎日の日記」という名の、終わらない家庭訪問
そして、多くのママ・パパをヒヤヒヤさせているのが、宿題の定番「毎日日記」です。 「文章力をつけよう」「家での様子を教えてね」 その理由はわかります。でも、これが毎日、しかも土日まで「絶対!」となると……。
日記には、家での出来事が丸裸で書かれます。
「お母さんが今日怒ってた」 「昨日の夜ごはんは納豆だけだった」 「お父さんとお母さんがケンカしてた」
これらを先生がすべて読み込んで、個人懇談のときに「お母さんのこと、日記でよく読んでますよ(ニッコリ)」なんて言われた日には……。 もう、家の中のプライバシーは跡形もありません。
子どもの日記を通じて家の中が筒抜けになっているとしたら、それはもう「家の中にずっと先生が座っている」ようなものです。 この「常に見られている感じ」って、想像以上にパワーを削られるんですよね。
子どもを「情報提供者」にしたくない、親の葛藤
この問題で一番切ないのは、大好きな子どもに対して「秘密」を作らなきゃいけなくなることです。
「先生には、昨日のことは言わないでね」 「お母さんのことは書かないで」
そんなふうに口止めをしてしまう自分に、「私って心の狭い親なのかな……」と落ち込んでしまうこともあるかもしれません。 子どもはただ、楽しかった(あるいは大変だった)日常を伝えたいだけ。でも親にとっては、自分たちを守るための必死の防衛なんです。
本来、親子の会話はもっと自由で、温かいものであるべき。 それを「学校への情報漏洩(ろうえい)リスク」に変えてしまったのは、親の器が小さいからではありません。 家庭というプライベートな場所に、日記という名の「監視カメラ」をグイグイ持ち込ませている、今のやり方に少し無理があるんです。
親子の絆に、知らず知らずのうちに「トゲ」を刺してしまう。 そんなこと、本当は誰も望んでいないはずなのに。
先生の「熱心さ」を、ちょっと遠くから眺めてみる
ここで、少しだけ視点を変えて。
今の学校の先生たち、実はすごく焦っているのかもしれません。
「何か形に残る指導をしないと、いい先生だと思われない」
「学級だよりをたくさん出して、頑張っている自分を証明しなきゃ」
そんなふうに、先生自身が「評価」というお化けに追いかけられているのかも。
つまり、先生が向いているのは「目の前の子ども」ではなく、「頑張っている自分」の姿。 そう思うと、あの怒涛の熱意も「あぁ、先生も必死なんだな……自分の不安を埋めるために頑張っちゃってるんだな」と、少しだけ冷静に見られるようになりませんか?
「先生の期待に応えなきゃ!」と思うのをやめて、「先生、今日も自分アピールお疲れ様です」くらいに思っておくのが、心を平穏に保つコツかもしれません。
「無理!」なときは、心のシャッターをガラガラ閉めていい
「先生も一生懸命なんだから、協力しなきゃ」 「もっと話し合えば、わかり合えるはず」
そんなキラキラした正論が、かえってあなたを追い詰めることがあります。 でも、自分のテリトリーを侵されていると感じるときに、無理してニコニコする必要はありません。
そんなときは、全力で「心のシャッター」を閉めてもいいんですよ。
- お便りは「古紙回収」の仲間だと思う 全部読み込まずに、持ち物リストだけチェックしたら、あとは即・処分。
- 日記は「ファンタジー」だと言い聞かせる たとえ家での愚痴が書かれていても、「これはうちの真実ではなく、子どもが書いた創作小説」と割り切りましょう。先生がどう思おうと、それは先生の自由。あなたの責任ではありません。
- 先生を「遠い親戚の、ちょっとお節介な人」にする 「信頼すべきパートナー」だと思うから、裏切られたときに辛いんです。「価値観の合わない、距離を置くべきお隣さん」くらいに、心の中で再定義しちゃいましょう。
あなたが「怖い」「もう無理」と感じるその直感は、あなたと家族を守るための、とっても大切な防衛本能です。 だから、自分を責めないでくださいね。
さいごに
今、先生への不信感やモヤモヤで、夜も眠れない時間を過ごしているあなたへ。 あなたは冷たい親でも、協力できないダメな親でもありません。
あなたはただ、「家族との静かな暮らし」を、誰にも邪魔されずに守りたいだけ。 その当たり前すぎる願いは、何よりも尊いものです。
学校という狭い世界のすぐ外側には、あなたの味方がたくさんいます。 まずは今日、先生のことは一旦忘れて、おいしいコーヒーでも淹れてください。 あなたの心が、少しでも「ホッ」と緩まる時間が、1分でも長く持てますように。
【今日の、肩の力抜くヒント】
- 学級だよりを読まなくても、子どもはちゃんと育ちます。
- 日記は、先生への「提出物」であって、あなたの「採点表」ではありません。
- 「いい親」になろうとするより、「機嫌がいい親」でいることを優先していい。
このブログでは、子育て中のちょっとした悩みや工夫、
子どもの行動の心理をわかりやすく紹介しています。
ときには心理診断コンテンツで気分転換も♪
育児を「ちょっと気ラクに、ちょっと楽しく」感じられるような記事を発信中です😊
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元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい育児に悩み、試行錯誤する現役ママです。
教育現場を知っているからこそ「正解」を押しつけず、
親子の心がふっと軽くなる材料を届ける伴走者でありたいと思っています。
- 子どもの絵から読み解く心のサイン
- 不登校・発達グレーとの向き合い方
- じっとしていられない子もOK!な個性派撮影
「一人で抱え込まなくて大丈夫」。
今日をやり過ごすヒントを一緒に探しましょう。




