この記事の内容
メタ認知とは?かんたんに言うと「自分を見つめるもう一人の自分」
“メタ認知”という言葉はちょっと固いですが、意味はとてもシンプル。
「自分の気持ちや行動を、少し離れた場所から見る力」 のことです。
大人なら
「今日はイライラしてるから早めに休もう」
「ちょっと焦ってるな」
と気づくあの感覚。
子どもには、これがまだ難しいのです。
子どもに起こりがちな“メタ認知未発達あるある”

● あるある①:気持ちの大洪水
・急に泣き出す
・怒りが秒速で爆発
・「なんで?」と聞かれても言えない
→ 自分の気持ちを整理する前に感情があふれる状態。
● あるある②:うまく言えなくて固まる
親「どうしたの?」
子「……(言えない。わからない。黙る)」
→ “言えない=わかってない”ではなく、“まだ整理が追いついていない”だけ。
● あるある③:同じことで何度もつまずく
「またそこ?」と思う部分で涙。
→ 過去の失敗を振り返って改善する力(これもメタ認知)がまだ育っていない。
● あるある④:否定に敏感
ちょっと注意しただけでしゅん…
→ 「自分はどう見られているんだろう?」という不安が強い時期。
どうしてメタ認知は子育てでそんなに大事なの?
● 気持ちの“交通整理”ができるようになる
メタ認知が育つと、
「怒ってる気がする。でも本当は悲しいのかも」
と、気持ちの正体に気づけるようになります。
● 衝動的な行動が減る
「あ、今イライラしてるから深呼吸しよう」
と、一度立ち止まる力が育つ。
● 勉強や生活の“セルフコントロール力”が伸びる
自分の状態を把握できる子は、
「ここまでやったら休憩しよう」
「これは難しいから手伝って」
と状況判断が上手になります。
● 心の安定につながる
メタ認知は、
“自分の心を扱うための土台”。
これが育つほど、気持ちに振り回されにくくなります。
“考える力”や“やり抜く力”を自然に育てるなら Z会
こんな子にぴったり
- 「どうしてこうなるの?」とすぐ疑問を口にする
- 同じ失敗で何度もつまずくけど、自分で考えさせたい
- 学校の勉強はもちろん、考える力ややり抜く力も伸ばしたい
Z会の探究型通信教育は、子どもが自分で考え、試行錯誤する機会を毎日の学習に組み込める教材です。
Z会で育てられる力
- 考える力
課題に対して「自分ならどうする?」を考えながら取り組むことで、自然に思考力が身につきます。
たとえば、計画を立てて実験や調べ学習をするとき、子ども自身が「次はこうやってみよう」と気づく瞬間があります。 - やり抜く力(自己効力感)
小さな達成を積み重ねて「できた!」を実感。
最初は悩んでいた問題でも、少しずつ自信がつき、「やってみよう」という気持ちにつながります。 - 自己理解(非認知能力)
Z会の「DiscoveRe Method®」で、自分の得意・不得意、チームでの強みや課題を可視化。
自分の力を客観的に知ることで、学習だけでなく日常生活の振る舞いにもつながります。
家庭での使い方イメージ
- 夕食後、子どもが「今日の探究課題やる」と自分から取り組む
- 課題を終えたら「ここはどう思った?」と短く振り返り
- 親は結果よりも「考えた過程」を褒めてあげる
こうした小さな日常が、子どもにとって「自分で考え、やり抜く力」を育てる自然なトレーニングになります。Z会の探究型通信教育なら、学習習慣を守りながら、非認知能力やメタ認知も自然に育てられるのが魅力。
「うちの子、考える力をもっと伸ばしたい」「失敗しても挑戦できる子になってほしい」と思う家庭に特におすすめです👇
親ができるメタ認知サポートのコツ
● コツ①:「今どんな気持ち?」と気軽に聞く
正解を求めなくてOK。
聞くことそのものが“メタ認知の練習”。
● コツ②:親が代弁してラベルを貼る
「今日はちょっと心が疲れちゃったのかな」
「これはドキドキする気持ちかもね」
→ 子どもが言葉の地図を持ちやすくなる。
● コツ③:結果ではなく“気づき”をほめる
「自分で気づけたね」
「言ってくれて助かったよ」
→ 気持ちを話すハードルが下がり、振り返りが自然と身につく。
【メタ認知がそっと育つ おすすめ本セレクション】

● くうちゃんのホットケーキ

くうちゃんのホットケーキ (ポプラ社の絵本)
・気持ちがコロコロ変わる様子が、そのまま“子どもの日常”
・「あ、いま自分、こう思ったんだ…」と気持ちの気づきが自然に起こる
→ 感情の変化に寄り添うストーリーで、幼児が“自分の心の動き”を感じやすい一冊
くうちゃんの迷い・ワクワク・しょんぼり…
ページごとに変わる気持ちの流れは、まさにメタ認知の入り口。
「さっきのくうちゃんは、どんな気持ちだったね?」と声をかけるだけで、会話がふわっと広がります。
● けんかのきもち

けんかのきもち
・けんかの途中で起こる「もやもや」「イライラ」「言えない気持ち」が丁寧に描かれる
・子どもが“自分の反応”に気づきやすく、自分の気持ちの整理につながる
→ トラブルや言い争いが増える時期の子にとてもフィット
「あのとき、どうして怒っちゃったんだろう?」
この“振り返り”こそメタ認知の核心。
読み終わったあと「もし自分だったら…」と考えられる構成なので、親子での感情整理ワークにも最適です。
● 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?

「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策
・認知のズレが「なぜ起こるのか」を、科学的にわかりやすく説明
・“説明したのに伝わらない理由”が腑に落ち、子どもへの視点が一段やわらかくなる
→ 子どもとのコミュニケーションに悩んでいる親御さんの「理解の土台」づくりに
“子どもがわざと聞いてないんじゃなくて、脳の処理の段階が違うだけ”
この視点を持っているだけで、親の声かけはぐっと優しく、効果的になります。
メタ認知を育てるための「親の関わり方」がクリアになる、大人にこそ読んでほしい一冊です。
よくある質問:メタ認知Q&A
● Q1:幼児にメタ認知って早すぎない?
→ A:ぜんぜん早くありません。
3歳ごろから“芽”が出始め、10歳前後でぐんと育つと言われています。
「気づける場面をつくってあげる」だけで十分。
● Q2:気持ちを聞きすぎると、逆に意識しすぎませんか?
→ A:子どもは意識しすぎるよりも「気持ちが言えない」ことのほうが負担。
日常の一部に軽く混ぜる程度ならむしろ安心を育てます。
● Q3:「なんでそんなことをしたの?」と聞くのはNG?
→ A:いきなり理由を問うと固まりやすいです。
まずは「びっくりしたね」「困っていたんだね」など感情の土台を置いてから。
● Q4:うちの子、全然自分の気持ちを話してくれません
→ A:話さない子ほど、ワークや絵本との相性が良いことが多いです。
“話す”より“色で示す”ほうがラクだから。
チェックリスト:メタ認知が育ちやすい家庭の声かけ
- 「今の気持ち、色で言うとどんな感じ?」
- 「ここ、前よりできるようになったね」
- 「自分で気づいたんだ、すごい」
- 「困ったらどうしようか一緒に考えよう」
- 「さっきと今はどちらが楽?」
- 「なにがイヤだったか、一緒に整理してみよっか」
1日1つできれば十分!
積み重ねが、ゆるやかだけど確実な“心の土台”をつくります。
まとめ:メタ認知は「自分の心にやさしくなる力」
大人でも、気持ちに気づくことは簡単ではありません。
だからこそ、子どもにとってはなおさら大切な力。
メタ認知は、
「自分の感情を理解し、上手に扱えるようになるための、小さな観察者」
のようなものです。
親がしてあげるのは、
気づける場面をちょっとつくってあげるだけ。
それだけで、子どもの心は驚くほど伸びていきます。
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いっちー
元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい児の葛藤に、涙でティッシュの山を築きながら向き合っている現役の母です。
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