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「よくまあ、そんなに飽きずにやってるなぁ」
「何がそこまで、あの子を熱くさせるんだろう?」
リビングで画面にかじりついているわが子の背中を見て、ふとそんな風に「不思議」に思ったことはありませんか?

実は、子どもがどのゲームを選び、どんな風に遊んでいるかを知ることは、お子さんの「心のなか」を特等席で眺めることと同じなんです。
彼らが特定のゲームにどっぷりハマるのは、単に楽しいからだけではありません。 現実の生活で「ちょっと足りないな」と感じている心の栄養を、ゲームというサプリメントで必死に補給している。そんな健気な姿が隠れていることもあります。
今日は、人気の4大ゲームを例に、ゲームに疎いパパ・ママも思わず「なるほど!」と膝を打つ、あの子の心の成分表を読み解いてみましょう。
1. マインクラフト(Minecraft):自分の「思考」を形にする知恵のサプリ

四角いブロックを壊したり積んだり。親から見れば「砂場遊びのデジタル版?」に見えますが、マイクラにハマる子は、「知的好奇心」と「自己決定感」をムシャムシャと食べています。

- 実生活での傾向: 学校で「次はこれ」「その次はこれ」と指示されることに少し窮屈さを感じていたり、自分のアイデアをじっくり試したい「探究心」が溢れていたりする。
- 補給している栄養: 誰にも文句を言われず、自分の頭の中にある設計図を形にする「自由」。
- 特等席から見える景色: > 「この自動ドア、回路がすごいね!」と褒めると、「実はね……」と設計思想を語り出す。それは、彼らが「自分の思考の主導権」を取り戻している輝かしい瞬間です。
2. あつまれ どうぶつの森(あつ森):優しさと「居場所」の癒やしサプリ

可愛い住民と会話し、島を飾るあつ森。これを好む子は、今、「共感」と「心理的安全性」という栄養を必要としています。

- 実生活での傾向: 学校の人間関係で気を使いすぎて疲れていたり、感受性が豊かで「誰かの役に立ちたい」「認められたい」という気持ちが強まっていたりする。
- 補給している栄養: 否定されない優しい世界で、自分の感性を発揮できる「安心感」。
- 特等席から見える景色: > 住民から手紙が届いて喜んでいる姿。それは、現実で揺らいでしまった「自分は愛されている」という感覚を、ゲームの中で一生懸命チャージしている姿かもしれません。
3. ロブロックス(Roblox):積み上げによる「成功体験」のサプリ

素材を集め、武器やペットを「錬成」して強くしていく。この繰り返しに飽きない子は、「コントロール可能な確実な成果」を求めています。

- 実生活での傾向: 勉強や習い事など、「頑張ってもすぐに結果が出ないもの」への不安を感じていたり、努力の正当な見返りを求めていたりする。
- 補給している栄養: 「10個集めれば必ず強くなれる」という、裏切らない努力の結果。
- 特等席から見える景色: > 「やっと最強のペットができた!」という顔。それは、現実では得にくい「自分の努力で状況を変えられた」という確信を、一歩ずつ積み上げている尊い時間です。
4. フォートナイト(Fortnite):限界突破の「全能感」サプリ

叫び、狂い、それでも挑むフォトナ。この激しさにハマる子は、「圧倒的な有能感」と「スリル」という強い栄養を欲しがっています。

- 実生活での傾向: 「自分はすごいんだ!」と証明したいエネルギーが余っていたり、逆に自信を失っていて、何かで「トップになりたい」という渇望があったりする。
- 補給している栄養: 100人の中で1位になるという、分かりやすく巨大な「承認」。
- 特等席から見える景色: > 荒れ狂うほどの悔しさは、それだけ彼らが「本気で頂点を目指している」証。その情熱の火は、現実のどんな困難にも立ち向かえるエネルギーの原石です。
🎨 お子さんの「心の栄養素」診断チャート
| ゲーム名 | お子さんの動き(サイン) | いま補給している「心の栄養」 | 実生活での「がんばり」の裏返し |
| マインクラフト | 黙々と回路や建築を作る | 「自己決定感」 (自分の思い通りに動かしたい) | 学校でルールや指示に従いすぎて、少し窮屈かも? |
| あつ森 | 住民と話し、島を飾る | 「安心感・承認」 (優しい世界で認められたい) | 友達関係で気を使いすぎて、心がちょっとお疲れ気味? |
| ロブロックス | 素材を集めてペットを錬成 | 「確実な成功体験」 (努力が裏切られない実感がほしい) | 勉強や習い事で「成果」がすぐに見えず、不安を感じてる? |
| フォートナイト | 激しく戦い、勝敗にこだわる | 「圧倒的な有能感」 (自分の力を証明したい) | 「自分はできる!」というエネルギーをぶつける場所を探してる! |
5. なぜ「やめられない」のか?(脳内お祭り騒ぎの正体)
「そんなに怒るなら、やめなよ!」 そう言いたくなる気持ち、本当によく分かります。でも、あの子がコントローラーを離せないのは、今まさに脳内が「100年に一度の大祭」の真っ最中だからなんです。

脳内ではドーパミンの笛が陽気に鳴り響き、サンバの行列が踊り、打ち上げ花火が次々と上がっています。そんな最高潮の瞬間に、いきなり「祭りは中止!寝なさい」と言われても、踊っている足(興奮した脳)はすぐには止まりません。
子どもが荒れるのは、性格が悪いわけではなく、祭りの熱狂が冷めやらぬまま現実に引き戻された「脳の時差ボケ」。 「……まあ、これだけ花火が上がってたら、すぐには帰れないわよね」と、特等席からその熱狂を面白がってあげる余裕を、私たち親も持ちたいものですね。
親にしかできない「最高の声かけ」
ゲームに詳しくなくても大丈夫。お子さんの隣(特等席)に座って、こんな風に聞いてみてください。

- マイクラ派の子へ: 「この仕組みを考えたの? 発明家みたいだね!」(NGワード:何これ、家? と決めつけること)
- あつ森派の子へ: 「この部屋、ママも住みたいくらい素敵だね」(NGワード:家具ばっかり集めて何になるの? と言うこと)
- フォトナ派の子へ: 負けて泣いている時こそチャンス。「今の立ち回り、プロみたいでかっこよかったよ。悔しいね」(1分間の共感シナリオ:味方になって一緒に悔しがる!)
結びに:ゲーム時間は、あの子を「知る」ための時間
子どもが同じことを何時間も繰り返したり、叫びながら画面に向かったりする姿。 それは、彼らが自分の心を守り、育て、足りない栄養を必死に補給している「成長の記録」でもあります。
「今日もお疲れ様。いいサプリメント補給できた?」
ゲーム機を置いたあとのあの子に、そう笑いかけられたら。

ゲーム画面という特等席から見えたあの子の「願い」を大切に、また明日からの現実を一緒に歩んでいけそうな気がしませんか。
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元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい育児に悩み、試行錯誤する現役ママです。
教育現場を知っているからこそ「正解」を押しつけず、
親子の心がふっと軽くなる材料を届ける伴走者でありたいと思っています。
- 子どもの絵から読み解く心のサイン
- 不登校・発達グレーとの向き合い方
- じっとしていられない子もOK!な個性派撮影
「一人で抱え込まなくて大丈夫」。
今日をやり過ごすヒントを一緒に探しましょう。




