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子どもは、大人のように言葉で整理する前に、
まず感情がパッとあふれる生き物です。
とくに3歳〜8歳ごろは、脳の発達段階として
“気持ちは強いのに、表現する力はまだ追いつかない” というギャップが大きい時期。
そのため、思いをうまく言葉にできず、行動で出てしまうことがよくあります。
・理由が言えないまま突然泣く
・自分でも説明できず戸惑う
・同じことで何度もつまずく
・少し注意されただけで心がしぼんでしまう
これらは決して「問題行動」ではありません。
ただの “気持ちの整理がまだ難しいサイン” です。
大人がそばでやさしく伴走してあげるだけで、
子どもの心はびっくりするほど落ち着いていきます。
「言えない」は「わかっていない」ではなく、
「まだ表現の力が育っている途中なんだな」と見守ってあげてくださいね。
子どもが気持ちを言えない理由:心理の3ステップ
1. 子どもはまだ「自分の感情」をつかまえるのが苦手
子どもは、今の気持ちを客観的に整理する“メタ認知”がまだ育ち途中。
怒っているのか、悲しいのか、ただ疲れているだけなのか…
本人もよくわからないまま、気持ちがドーンと出てしまうことがよくあります。
→ 【ワークのねらい】
まずは「これは怒りなんだ」「これは悲しみなんだ」と、
気持ちに名前をつけられるようになること。
2. 気持ちの数に、言葉の数が追いつかない
大人でも言葉にしづらい気持ちがありますよね。
語彙が少ない子どもならなおさらで、
「イライラ」「モヤモヤ」「なんかいやだ」が全部いっしょくたになりがち。
→ 【親ができるサポート】
親は子どもの“気持ちの翻訳者”。
「この気持ち、黄色っぽいかな?ちょっとドキドキする感じ?」
とやさしく代弁することで、子どもは自分の感情にラベルを貼りやすくなります。
3. 気持ちを話すと否定されるかも…と心配してしまう
幼児〜低学年は特に、
「親にどう思われるか」にとても敏感な時期です。
・うまく言えなかったらどうしよう
・怒られるかもしれない
・気持ちを話すのはちょっと恥ずかしい
そんな理由から、黙り込んだり、態度で表現したりすることがあります。
→ 【安心させるコツ】
気持ちを話したあとに、
「教えてくれてありがとう」
「言ってくれたの、すごく助かったよ」
とまずは肯定のひと言を返してあげること。
この“受け止めてもらえた”という安心が、
次の「気持ちを話す勇気」につながります。
親子でできる“気持ちの整理ワーク”3つ

● 1. きもちの色あつめワーク
心理:視覚化で気持ちが整理され、情緒が安定しやすい。
色を選ぶだけなので話すのが苦手な子にも◎。
質問例:
「今日、いちばん大きかった色はどれ?」
「その色はどんな気持ち?」
■絵本を使って、今日はどんな色?と聞いてみるのもいいですね👇

いまの きもちは どんないろ?
● 2. 表情カードで“今のきもち探し”ゲーム

心理:自己理解(メタ認知)を促す。
表情を選ぶ → 他の気持ちも想像する → 他者理解にもつながる。
「この顔、今日のあなたの顔に似てる?」と聞くだけでOK。
■こんなボトルを使ってもいいですね👇

ラーニング リソーシズ リラックス感情ボトル 4本セット 感情コントロール SEL リラックスグッズ おもちゃ 3歳 94488 正規品
● 3. 1分だけ“気持ちのおしゃべりタイム”
心理:短い時間だと緊張せず、継続率が高い。
続けるほど「気持ちを話すのは安全」という体験が積み重なる。
表現力が育つ!感情理解に強いおすすめ絵本
● 『オリジナル版 カラーモンスター きもちは なにいろ?』

オリジナル版 カラーモンスター きもちは なにいろ? (「カラーモンスター」シリーズ)
・気持ちを「色」で表してくれるので、
感情の言葉がまだ少ない子でも、ぴったりの色を選ぶだけで表現ができる
・日常の「うれしい・かなしい・いらいら・ふあん」など、
子どもが経験しやすい場面がたくさん登場
→ 語彙不足で混乱しがちな子に特におすすめ。
色の力で“気持ちを外に出す”経験が自然と積み重なります。
● 『こころキャラ図鑑』

こころキャラ図鑑
・「気持ち」をキャラクターとして描いてくれるので、
目に見えにくい感情の“正体”が子どもにも直感的に理解できる
・怒り・悲しみ・ドキドキ・ワクワクなどの感情が
「こんな子なんだよ」とキャラとして紹介される構成
→ 「なんで泣きたくなるかわからない」「胸がモヤモヤする」時期の子に最適。
”自分の気持ちと仲良くなる入口”にしてほしい1冊です。
● 『いらいら ばいばい(3歳からの感情マネジメント絵本)』

いらいら ばいばい (3歳からの感情マネジメント絵本)
・イヤイヤ期〜低学年がつまずきやすい「いらいら」の気持ちを、
子どもの目線で丁寧に扱ってくれる
・「いらいらしてもいいんだよ」という
否定しないメッセージが一貫している
→ 「良い子でいなきゃ」と頑張りすぎる子の心をそっとゆるめる絵本。
読み聞かせ後に “今日はどんな気持ちだった?” と話したくなる1冊です。
☑ほかにも感情に寄り添う絵本をamazonで探してみる👇
子どもの“絵や行動に出る気持ち”には理由がある
家庭でよく見られる “子どもの心のシグナル”
子どもの絵には、その日の気持ちがちょこっとにじむことがあります。
ただし「だから〇〇だ!」と決めつける必要はまったくありません。
“気持ちのメモ”くらいの軽さで読みとってみてくださいね。
● 色が極端(黒ばかり・赤ばかり)
その日は気持ちが大きく揺れたのかもしれません。
大人でも「今日はもう無理…」って黒いペンをグリグリしたくなる日ありますよね。
子どもも同じで、一時的なものがほとんどです。
🔗子どもの絵が「真っ黒」で不安なときに読んでほしい話
● 同じテーマばかり描く
繰り返すのは“安心したいとき”によく出るサイン。
お気に入りの毛布を触って落ち着くのと少し似ています。
頭や心を整えるためのルーティンのようなものです。
● 細かい部分をずーっと描き込む
慎重な性格の子はもちろん、不安が強い日にも見られます。
「これで合ってるかな?」と自分で確認しながら描いている状態です。
完璧主義の芽が顔を出すこともあります。
―――――
どのサインも “深刻に受け止める” というより、
『今日は気持ちが忙しかったんだな〜』 とそっと心にメモする程度で十分。
子どもの心は天気みたいにコロコロ変わります。
絵はその日の雲の形を教えてくれるくらいの、やわらかいサインとして見てあげてくださいね。
子どもの感情ケアがうまくいく親の共通点
元教諭として多くの家庭を見てきて、
感情ケアがうまくいく親には共通点があります。
- 正解探しをしない
- 子どものペースに合わせて質問が少ない
- 「話してくれてありがとう」を習慣にしている
これらはすべて、
「あなたの気持ちは大切だよ」というメッセージそのもの。
家庭が“心を出してもいい場所”だと感じると、
子どもの情緒の安定度は目に見えて変わります。
まとめ:絵本 × ワークで、子どもの心はゆっくり整う
感情の整理は、まず “問いかけ” から。
「今日のきもち、何色だった?」
たったこれだけで、子どもは“自分の気持ちを振り返るスイッチ”が入ります。
色は言葉ほど難しくないので、小さな子でも安心して答えやすいんです。
絵本は、気持ちの言葉を増やしてくれる “ことばの宝箱”。
そしてワークは、子どもが安心して心を開ける “入り口” の役割。
この2つがそろうと、
子どもは「そうか、これがぼく(わたし)の気持ちなんだ」と理解しやすくなり、
親子の会話もふんわりあたたかくなります。
感情の言葉が増えると、
「泣きたいのに理由がわからない」
「怒ってるけどうまく伝えられない」
そんなモヤモヤが減っていきます。
無理なくできる“気持ちの整理”。
ぜひ親子の時間に、そっと取り入れてみてくださいね。
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🖍 子どもの絵でわかる心理チェック
こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
このブログでは、子どもの絵から心理を読み取り、心の成長や表現力を親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
「子どもの絵で心を読む専門サイト」として、日々の子育てに役立つ情報をお届けします。

