この記事の内容
1歳が物を投げる理由
それ、困らせたいんじゃなくて「試したい・伝えたい」のサインかもしれません
ポイッ。
ガタン。
……また、ポイ。
さっき渡したばかりのおもちゃ。
次の瞬間には、床に落ちている。
「投げないで」
「危ないよ」
「どうしてわざわざ投げるの?」
しかもちょっとうれしそう。
でも、毎日何度も繰り返されると、
さすがに心も体も疲れてきますよね。
もし今あなたの目の前で
1歳の子が物を投げているなら、
それは怒らせたいからでも、わざと困らせたいからでもありません。
この行動も、
1歳前後の子どもによく見られる
成長途中ならではの表現です。
1歳の「物を投げるブーム」は、よくある育児あるある
1歳になると、
子どもは「手放す」ことを覚えます。
- つかめる
- 持ち上げられる
- 離せる
- 落ちるのを見られる
この「離す」という動きは、
実はとても高度な発達。
しかも投げると、
- 音がする
- 動きがある
- 大人が反応する
1歳にとっては、
結果がわかりやすい行動なのです。
ただの乱暴?1歳が物を投げる本当の理由
① 落ちる・飛ぶ・音がするのを試したい
1歳は、
物理のルールを体で学んでいる時期。
- 落ちる
- 転がる
- 音が鳴る
- 遠くに行く
投げることで、
「こうなるんだ」を何度も確認しています。
悪気はなく、
実験に近い行動です。
② 気持ちを伝えたいけど、言葉が足りない
1歳は、
- イヤ
- もういらない
- 取って
- 見て
これを言葉で伝えるのが、
まだ難しい時期。
その代わりに、
「ポイ」
という行動で表現していることがあります。
③ ママの反応を確かめたい
物を投げると、
- 声が出る
- 近づいてくる
- 目が合う
1歳にとって、
これは立派なコミュニケーション。
特に、
- 忙しそうなとき
- 兄弟に手が取られているとき
に増えやすいのも特徴です。
「乱暴な子になる?」と心配なママへ
「このまま投げ続けたらどうしよう」
「乱暴な子になるのかな」
そんな不安が浮かぶのも、自然なこと。
でも、
1歳で物を投げる行動だけで、
将来を心配する必要はほとんどありません。
この時期の投げる行動は、
- 一時的
- 言葉が増えると減る
- 遊びが変わると落ち着く
という特徴があります。
✔ 表情が豊か
✔ 人とのやり取りを楽しむ
✔ 他の遊びにも興味がある
こうした様子があれば、
「今だけの成長あるある」です。
イライラしないための関わり方|1歳にちょうどいい対応
① 投げた理由を「言葉にして返す」
投げた瞬間に叱る前に、
- 「いらなかったんだね」
- 「落としたかったんだね」
と、気持ちを代弁してみてください。
わかってもらえたと感じると、
行動が落ち着くこともあります。
② 投げていい場面をつくる
全部禁止は、
1歳には難しいです。
- ボール
- クッション
- 布のおもちゃ
「これはいいよ」を用意すると、
投げたい気持ちが満たされます。
③ 危ない物だけは、静かに止める
ガラスや重い物など、
危険なものは例外。
- 低い声で
- 短く
- 一貫して
「これは危ないよ」と伝えます。
大声で叱らなくても、
繰り返すうちに伝わっていきます。
安全面は、環境づくりでカバーしよう
物投げブームで気になるのは、
- ケガ
- 家具への衝突
- 下の子への影響
ここは、
しつけより環境調整が効果的です。
- 投げても安全な物を手の届く所へ
- 危険な物は最初から置かない
- 床にクッション性を持たせる
「やめさせる」より
「安心して見守れる」環境が、
結果的に親を楽にしてくれます。
いつまで続くの?
多くの子は、
- 言葉が増える
- 指差しが始まる
- やり取り遊びが増える
こうした変化とともに、
物を投げる頻度は自然に減っていきます。
「今がピークかも」と思う頃には、
また別の「あるある」がやってきます。
まとめ|投げた先にある、1歳の気持ち
1歳が物を投げるのは、
- 試したい
- 伝えたい
- 見てほしい
そんな気持ちの表れ。
今日投げられた物は、
あなたを困らせるためではなく、
世界とつながろうとした証拠です。
「また投げたなぁ」
そう思ったら、ほんの一瞬だけ、
「今、何を伝えたかったのかな?」
そう考えてみてください。
育児は、
投げられながら、ちゃんと前に進んでいます。
今日も一日、おつかれさまでした🍀
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いっちー
元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい児の葛藤に、涙でティッシュの山を築きながら向き合っている現役の母です。
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