こんにちは、ITTI-BLOG運営のいっちーです。
今日も一日、本当にお疲れさまです。
家事に仕事、そして何より「親」という大役。毎日一生懸命なあなたに、まずは「おつかれさまです。」と伝えさせてください。
さて、今日は少しだけ、立ち止まって考えたいテーマがあります。それは、あなたのお子さんの「いい子」としての頑張りについてです。
この記事の内容
朝の「いってきます」に、ちくりと胸が痛むことはありませんか?
「今日も頑張るね!」 そう言って、重たいランドセルを背負い、元気に玄関を出ていく後ろ姿。 親として、その健気さに誇らしさを感じる反面、ふとした瞬間に「……なんだか、最近笑顔が少なくなったかな?」と、胸の奥がちくりと痛むことはありませんか。

学校では先生の言うことをよく聞き、宿題も忘れず、友達ともトラブルを起こさない。
家でも「手伝うよ」と言ってくれたり、親の顔色を見て振る舞ってくれたりする。
そんな「いい子」でいてくれる姿は、確かに手がかからず助かるかもしれません。
けれど、夜寝る前にふと見せる、疲れ切った表情。
「いい子だね」と褒められたときの、どこか緊張を含んだような微笑み。
「この子は、本当は無理をしていないだろうか?」
その直感や違和感は、決して思い過ごしではありません。
私たちは、子どもの「頑張り」を認めてあげたい一方で、その裏側にあるかもしれない「悲鳴」に、誰よりも早く気づいてあげたいと願っています。
今日は、その「モヤモヤ」を一つずつ言葉にしながら、お子さんの心に寄り添うヒントを探していきましょう。
「いい子で頑張ること」とは何か?その裏側にある優しい理由

そもそも、子どもが「いい子」であろうとするのはなぜでしょうか。 それは決して、自分を殺してまで我慢したいからではありません。その根底には、驚くほど純粋で、切実な想いが隠れています。
子どもが「いい子」の仮面をかぶる理由
「大好きだよ」と認めてもらいたい:
子どもにとって、親の笑顔は世界のすべてです。「いい子にしていれば、お父さんやお母さんが喜んでくれる」という確信が、彼らを突き動かします。

期待に応えたい:
周囲の大人が期待している役割を敏感に察知し、それを完遂することで自分の居場所を確認しようとします。
失敗や衝突が怖い:
自分がワガママを言うことで、家族の空気が悪くなったり、誰かを困らせたりすることを極端に恐れる、優しい気質の持ち主も多いです。

「いい子」と「心の疲れ」は、背中合わせ
「いい子」であることは、常に自分の感情を後回しにすることを意味します。
「本当はやりたくない」「本当は悲しい」「本当は疲れた」。

そんな心の声を、周囲の期待に応えるためのパワーでねじ伏せ続けている状態です。
これは、大人でいえば「常に24時間、接待ゴルフをしているような状態」に近いかもしれません。
外からは立派に見えても、内側では少しずつ、エネルギーが枯渇していく……。そんな「頑張りすぎのサイン」は、実は日常のささいな行動に現れます。
子どもの“心の疲れ”が隠れる行動を理解する
頑張りすぎている子は、自分から「もう限界だよ」とは言えません。なぜなら、それを言ったら「いい子」ではなくなってしまうと思っているからです。 だからこそ、彼らは「行動」という形で、SOSを発信します。
日常で見落としがちなSOSのサイン
以下のような行動の変化はありませんか?
突然のイライラや涙:
普段なら怒らないような些細なことで激昂したり、突然ポロポロと泣き出したりする。「心のコップ」が溢れかけている証拠です。

「無表情」の時間が増える:
感情を抑え込みすぎると、喜怒哀楽そのものが鈍くなってしまうことがあります。ぼーっとしている時間が増えたなら、脳が休息を求めているのかもしれません。
集中力の低下:
以前は難なくこなしていた宿題に、倍以上の時間がかかる。あるいは、ケアレスミスが急増する。
遊びへの興味喪失:
大好きだったゲームやYouTube、公園遊びに「別にどっちでもいい」と言う。これは深刻なエネルギー不足の可能性があります。
なぜ、私たちは気づきにくいのか
それは、お子さんが「外(学校や習い事)では完璧にいい子」を演じきってしまうからです。
学校の先生からは「何も問題ありません、立派です」と言われるのに、家では荒れる、あるいは元気がない。 このギャップこそが、「頑張りすぎている」何よりの証拠なのですが、親としては「家での態度が悪いだけかな?」と誤解してしまいがちです。
でも、安心してください。
家で荒れたり、元気がなくなったりするのは、「家だけは、自分を出してもいい場所だ」とお子さんが本能的に感じているからです。あなたの存在が、彼らにとってのセーフティネットになっている、ということなのです。
親としてできる、具体的な寄り添い方
お子さんの疲れに気づいたとき。
「頑張らなくていいんだよ」と言ってあげたくなりますが、実はそれだけでは、真面目なお子さんは「頑張らないことができない自分」をまた責めてしまうことがあります。
大切なのは、「心の余白」を一緒に作っていくことです。
① 声かけを「変換」してみる
「頑張ったね」という言葉は、素晴らしい承認ですが、疲れ切っているときには「もっと頑張れ」と聞こえてしまうことも。
「それだけやってるんだもん、疲れるよね」
「今日は、半分できれば100点だよ」
「そんな日もあるよね。お母さんも、今日はお皿洗いやめちゃう!」
こんな風に、「頑張っている事実」を認めつつ、「休むことの許可」を出してあげる声かけが、お子さんの緊張を緩めます。
② 日常のささいな「安心時間」のつくり方
言葉でのコミュニケーションが難しいときは、身体的な安心を優先しましょう。
ハグ10秒ルール:
帰宅後や寝る前、何も言わずにギュッと10秒間抱きしめる。これだけで、子どもの脳内には安心を感じるホルモン(オキシトシン)が分泌されます。
「何も聞かない」時間:
「学校どうだった?」「誰と遊んだ?」という質問は、時に負担になります。ただ隣に座って、お子さんが好きな漫画を読んだり、ぼーっとしたりする時間を共有するだけでいいのです。
③ 期待のボリュームを「微調整」する
もし、あなたが「こうあるべき」という強い想いを持っているとしたら、それを少しだけ横に置いてみませんか。 「宿題は全部やるべき」「挨拶は元気にするべき」……。 それらを「できたらラッキー」くらいに緩めてみる。親が期待を手放すと、不思議と子どもは「自分は今のままの自分で愛されている」と感じ、逆に少しずつエネルギーが戻ってきたりします。
④ 親の心の持ち方
これが一番大切かもしれません。 「あなた自身も、頑張りすぎていませんか?」
「子どものために、いい親でいなきゃ」というプレッシャーは、無意識のうちにお子さんに伝わります。 あなたが「あー、今日は疲れちゃった!コンビニ弁当でいい?」と笑って言えるとき、お子さんも「あ、完璧じゃなくてもいいんだ」と安心できるのです。 親の「隙」や「余白」こそが、子どもの心の薬になります。
「お母さん」の前に、
一人のあなたに戻る時間を。
一人のあなたに戻る時間を。
子どものサインを一生懸命受け止めて、
家族のためにと走り続けているあなたへ。
「自分がどうしたいか」を後回しにすることが当たり前になっていませんか?
あなたが笑顔でいることが、
お子さんにとって一番の安心材料かもしれません。
がんばる自分を責めるのをやめて、
「今日もお疲れ様」と抱きしめてあげたくなります。
「今日もお疲れ様」と抱きしめてあげたくなります。
日常でできる「心の疲れ」チェックリスト
最近の様子を思い浮かべながら、以下の項目を確認してみてください。
(※これは診断ではなく、お子さんの今の状態を「俯瞰」するための材料です)
[ ] 朝、起きてくるまでに時間がかかるようになった
[ ] 以前よりも、ちょっとしたことでキレやすくなった
[ ] 「疲れた」「どうでもいい」が口癖になってきた
[ ] 寝つきが悪い、または夜中に何度も目が覚める
[ ] 食べ物の好みが変わった、または食欲がない
[ ] 学校の準備が、一人で進められなくなってきた
これらにチェックがつくからといって、「育て方が悪かった」なんて自分を責める必要は全くありません。 むしろ、「あぁ、この子は今、それだけ周りのためにエネルギーを使っているんだな。優しい子なんだな」と、お子さんの気質を認めてあげる材料にしてください。
まとめ
「いい子」で頑張り続けることは、とても尊いことです。
でも、人間には必ず「休む時間」が必要です。

今あなたが感じている小さな違和感は、お子さんが将来、自分の足で自分の人生を歩んでいくために必要な「心のメンテナンス時期」を教えてくれているのかもしれません。
親ができる最大のサポートは、問題を解決することではなく、「何があっても、ここはあなたの安全地帯だよ」という空気を作ることです。 小さな違和感を見逃さず、「最近、頑張りすぎてない?」と心の中で問いかけ続ける視点。それが、本当の意味でお子さんを支える力になります。
もし、この記事を読んでいて「単なる疲れを超えて、学校への足が重くなっている気がする」「登校を渋る様子が見られる」と感じる場合は、一人で抱え込まずに、次の段階の視点も持っておいてください。
「頑張りすぎる姿」は不登校のサインと重なることがあります。 もしそんな違和感が続くなら、こちらの記事も参考にしてください。
👉 小学生の不登校は珍しくない|原因・前兆サイン・解決のヒント
まずは今夜、お子さんが寝る前に、背中をなでなでと優しくさすってあげてください。
「今日もお疲れさま。明日も、そのままのあなたが大好きだよ」
そんなメッセージが、お子さんの心を、そしてあなた自身の心をも、少しずつ解きほぐしてくれるはずです。
次の一歩として:
もしよろしければ、今日お子さんと交わした会話の中で「あ、これは頑張りすぎのサインだったかも?」と思ったことを、心の中に留めておくだけで十分です。 また心がざわざわしたときは、いつでもこのブログを覗きに来てくださいね。
“いい子”ほど、伸ばしてあげたい力がある
「できる子」を、「考えられる子」へ。
宿題をきちんとやる。
先生の話をよく聞く。
ルールも守れる。
――とても立派な“いい子”です。
でも、AIが正解をすぐ出してくれる時代に、
本当に必要なのは
「どう考えるか」「なぜそう思うか」という力。
Groovy Lab in a Box
テストの点数では測れない
“考える楽しさ”を育てるSTEAM教材です。
科学者と同じ思考プロセスで体験する「問い」:
- どうしてこうなるんだろう?
- 別の方法はないかな?
- 失敗したけど、何が原因?
動画のマイク博士と一緒に、ワクワクする探究が始まります。
✔ 月々 3,828円(税込)
✔ いつでも解約OK
✔ 親子で一緒に楽しめる
✔ 6歳からOK(年齢調整可)
“できる子”を、
“考えられる子”へ。
“考えられる子”へ。
🎁 関連記事もどうぞ:
ホーム » いい子で頑張りすぎる子ども|見逃しやすい心の疲れサインと親の寄り添い方
この記事が「いいな」と思ったら、noteのフォローやYouTubeのチェックもお願いします!がぜんやる気になります!
正解を探すより、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まる時間を。
※唯一の正解はありません。その子に合うかどうかを、一緒に考えませんか。
\ 答えのない、子育ての迷いの中にいるあなたへ /
ブログでは「教育のヒント」を書いていますが、
実は私自身、毎日が迷いと後悔の連続です。
教科書通りの正解に傷ついたとき、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まって、
静かに自分と向き合える場所をnoteに作りました。
このブログはPRを含みます
いっちー
元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい児の葛藤に、涙でティッシュの山を築きながら向き合っている現役の母です。
教育の現場を知っているからこそ、外側から「正解」を押しつけられることの息苦しさや、もどかしさを感じてきました。
キラキラした正解の中で、無理をして生きるのはしんどいですよね。
「こうすべき」の前に、「この子の場合はどうだろう?」と、一緒に立ち止まれる場所でありたいと思っています。
子どもの絵に宿るサインや、言葉にならない心の機微をそっと眺めて。
今日をなんとかやり過ごすための「余白」を、一緒に見つけにいきませんか。







