
🖍️ なぜ子どもは造形遊びに夢中になるの?
「ママ、見て!こんなの作ったよ!」
子どもが夢中になって工作をする姿、微笑ましいですよね。でも、なぜ子どもはこんなにも 「作ること」 にこだわるのでしょうか? 🤔
実は、造形遊びには 子どもの自己表現 や 思考力の発達 を促す大切な意味があるんです。
この記事では、
✓造形遊びが子どもの 発達にどう影響するのか?
✓親がどんな環境を整えると、もっと楽しめるのか?
✓適切な声かけや関わり方
について詳しく解説します!😊✨

造形遊びが育む力とは?
1. 創造力と発想力が豊かに!
造形遊びは、自由に表現できる活動のひとつ。子どもは、頭の中にあるイメージを形にすることで、発想力や創造力をどんどん伸ばしていきます。
2. 手先の器用さや集中力アップ
ハサミを使ったり、紙を折ったり、粘土をこねたりすることで、手指の細かい動きを鍛えられます。また、一つの作品を作り上げることで 集中力 も養われます。
3. 自己表現の手段になる
言葉で表現しきれない気持ちを、絵や作品に込めることができるのも造形遊びの魅力。子どもが 「なんとなく描きたい」 というときは、気持ちを整理したいサインかもしれません。
🔗遊べる作品を作ろう!【造形遊び】で子どもの成長をサポート – itti-blog
造形遊びを楽しむための環境作り
子どもたちが安心して自由に創造力を発揮できる環境を整えることが、造形遊びを成功させるカギ!子どもたちの「やってみたい!」を引き出せる環境を作ってあげたいですよね。安全面とともに、使いやすさや集中できる空間を意識しつつ、以下のポイントを押さえて、快適で安全な環境を整えましょう。
🎨 親ができる3つの工夫
✅ 自由に使える画材を用意する(紙、クレヨン、粘土など)
✅ 「こうしなさい」ではなく、子どもの発想を尊重する
✅ 作品を飾ってあげることで、自己肯定感を高める
🔗子どもの絵をアート作品の保存方法とおしゃれな飾り方。フレームからライトまで – itti-blog
1. 道具や素材の配置
- 子どもが自分で選びやすいように、素材や道具は目線の高さに置きます。
- 紙、クレヨン、粘土など基本的な素材はすぐ取り出せるようにし、「今日は何を使ってみようかな?」とワクワクするような配置にします。
素材や道具を自分で選べることで、自律性と自己効力感(自分はできるという感覚)が育まれます。
2. スペースの確保
- 自由な作業スペース
机の上に新聞紙やビニールシートを敷き、ペイントやのりを使う場合でも汚れてもOKな環境を整えます。 - 床にもレジャーシートを敷くことで、「思い切り作っても大丈夫!」という安心感を与えます。
3. リラックスできる音楽の活用
- BGMの効果
軽い音楽や静かなBGMを流すことで、子どもはリラックスして集中しやすくなります。
また、音楽のリズムに合わせて手を動かすことで、運動機能の発達にもつながります。
4. 片付けの習慣づけ
- 整理整頓の意識
使用後はラベル付き収納ボックスなどを利用し、どこに何を戻すかが一目で分かる環境を整えます。これにより、次回も楽しく活動できるよう、自己管理能力の育成が期待できます。

🔗「子どもの塗り絵、はみ出しちゃうのはダメ?自由な表現の大切さ✨」
こんな声かけが効果的!
「すごいね!」だけでなく、
- 「この色、どうやって選んだの?」
- 「お話がありそうな作品だね!」
- 「この形、面白いね!」 など、子どもが自分の表現をもっと楽しめるような声かけを意識してみましょう。
3.年齢別の指導方法と進め方の工夫
子どもの発達段階に合わせて指導方法を工夫することで、造形活動がさらに楽しくなります。ここでは、年齢別の進め方や指導方法のポイントを紹介します。

幼児期(3〜5歳)
幼児期の子どもは、何かを「作ること」そのものに興味を持ち始める時期です。ここでは、自由な表現を尊重し、褒めて伸ばすことを大切にします。
- 指導のねらい:触る、感じる、動かすといった五感を使った体験を通じて、感覚を豊かに育てる。
- 進め方の工夫:
- 色を混ぜたり、手で触ったりする感触遊びを取り入れます。
- 「何を作るか」ではなく、「どうやって遊ぶか」を優先し、表現の楽しさを引き出します。
- 具体例:粘土で自由に形を作る、指で描く絵など
- 指導ポイント:
- 結果ではなく、過程を楽しむことを褒める。失敗しても「よく挑戦したね!」と声をかけることで、次回も積極的に参加しやすくなります。
小学校低学年(6〜8歳)
低学年になると、「どうしたらうまくできるか」を少しずつ考える力が育ちます。自由な表現と簡単なルールを組み合わせた指導が効果的です。
- 指導のねらい:計画性を持って作品を完成させる達成感を味わわせる。
- 進め方の工夫:
- 作品のテーマを一緒に考え、どの道具や素材を使うかを相談します。
- 自分のアイデアを形にする力を育てるために、「どんな作品にしたい?」と問いかけてイメージを引き出します。
- 具体例:紙コップで動物やロボットを作り、自由にデコレーションする
キッズアートコーディネーター・絵本作家のもっさんみぃこ先生のYouTubeにアイディアいっぱい。
- 指導ポイント:
- アイデアを尊重し、他の子の作品とも比べず「自分だけの作品」にすることを大切にします。特に作品が完成したら、家で飾るなどして自己表現への自信を持たせます。

小学校中学年(9〜10歳)
中学年は集中力が高まり、少し複雑な造形活動にも挑戦しやすくなります。作業の進め方において「手順」を重視し、思考力や工夫を伸ばす指導がポイントです。
- 指導のねらい:自分の表現方法を模索し、プロセスの工夫や考え方を重視する。
- 進め方の工夫:
- 「どんな風に作りたいか」を事前に考える時間を作り、途中経過を見ながらアドバイスをします。
- 具体例:紙粘土で立体的な作品を作り、塗装やデコレーションを工夫する
- 指導ポイント:
- 失敗したときのリカバリー方法も教えることで、「失敗しても大丈夫」と思えるような心の余裕を持たせます。
小学校高学年(11〜12歳)
高学年では、独自のテーマやストーリー性を持たせた作品作りが楽しめるようになります。友達と協力する活動や、作品の発表も取り入れていきます。
- 指導のねらい:自己表現を深め、作品の意図を他者に伝えることの楽しさを感じさせる。
- 進め方の工夫:
- 友達と協力する作品作りや発表の場を設け、完成後にみんなで鑑賞する時間を作ります。
- 具体例:共同制作のポスターやミニチュアワールドの制作
- 指導ポイント:
- 意見を共有し合うことで「自分の作品を他の人に伝える」経験ができ、創造力とコミュニケーション力を同時に育みます。
発達段階 | 特徴・活動例 | 指導のポイント |
---|---|---|
幼児期(3〜5歳) |
・五感を使った遊びが最重要 ・指で描く絵や粘土遊びなど、自由な表現を尊重 |
・成果よりも過程を楽しむ ・「よく挑戦したね!」と励まして積極的参加を促す |
小学校低学年(6〜8歳) |
・計画性と達成感を感じる ・具体的なテーマに基づいて作品を完成させる |
・他の子と比較せず、個々のアイデアを尊重 ・自由な表現を重視する |
小学校中学年(9〜10歳) |
・思考力や工夫を活かした活動に挑戦 ・手順を重視し、複雑な造形活動に取り組む |
・失敗してもリカバリー方法を学ぶ ・「失敗しても大丈夫」と安心感を与えるサポートを行う |
小学校高学年(11〜12歳) |
・自己表現を深める ・友達と協力し、共同制作や発表を通じた活動 |
・他者との意見交換を促す ・創造力とコミュニケーション力の両方を育む |
まとめ
造形遊びは、ただの「お絵描き」ではなく 子どもの発達を支える大切な時間 です。😊
ぜひ、おうちで 自由にのびのび楽しめる環境 を作ってみてくださいね!🍀
🔗 「子どもの創造力を伸ばす5つの方法」
🔗 「得意を伸ばす親の接し方」
🔗「絵がうまくなる秘訣は自由な造形活動!おうちでできる簡単アイディア5選」
STEAM教育、ご存じですか?
STEM教育は聞いたことあるかもしれませんね!STEM教育にアートの分野を追加したものがSTEAM教育です。これからの時代に必要になるスキルってどんなものなのでしょう。STEAM教育については別記事で詳しく紹介しています。
家庭での造形遊びに加えて、STEAM教材を取り入れると学びの幅が広がります。すでにアートに興味がある場合は特に取り掛かりやすいのではないでしょうか。たとえば、アートと科学の融合テーマの教材では、構造や色彩の理論を遊びの中で学ぶことができ、創造性と知識の両方が養えます。
- おすすめポイント:
- 毎月新しいテーマが届き、家庭で簡単に始められるため、日々の造形活動の新たな刺激として活用できます。
- 年齢別の教材がそろっており、段階的にスキルアップを目指せます。
STEAM通信教材は、子どもたちの「やってみたい!」をサポートする頼れるパートナーです。
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