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同じ絵ばかり描くのは発達のサイン?子どもの“こだわり行動”に込められた深い意味
「またその絵〜!?」「お城にウサギ…また!?」
そんなふうに、わが子の“こだわりアート”に心の中でツッコミを入れたこと、ありませんか?
実はこの「同じ絵ばっかり描く現象」、ただの“気まぐれ”じゃありません。
ちゃんと、子どもの内側でぐつぐつ煮込まれている大事な“発達スープ”のようなものなんです(ちょっと熱め)。
子どもが繰り返し描く「その一枚」には、安心感・観察力・そして“心の整理”という、なかなか深〜い意味が詰まっています。
この記事では、そんな「また描いてる現象」の裏側にある心理や成長のサインを、元教諭の視点からふんわりと、でもしっかり解説していきます。
「もしかしてこれ、うちの子の“才能”かも?」なんて思えるようになるかもしれませんよ◎
■ 子どもが“同じ絵”ばかり描く理由って?
「昨日もその絵だったよね…?」
「もう何枚目!?さすがに飽きないの…?」
「そろそろほかの絵も見てみたいな」

――そう感じてしまう親心、よくわかります。
けれど、そこには大人とはちょっと違う、子どもならではの“意味のある反復”があるんです。
たとえば…
◆① 安心できる“定番メニュー”だから
子どもにとって、繰り返し描く絵は「心の安全地帯」みたいなもの。
描き慣れた形や色、並びには、「これならうまくいく」「こうすれば安心」という気持ちが詰まっています。
まるで毎朝の味噌汁のように、ちょっとした“心のルーティン”なんですね。
◆② 成長途中の「テーマ研究中」
子どもって、“ハマると深堀り型”です。
大人の感覚では「またそれ?」でも、本人にとっては
「まだ描き切ってない!」「まだ気が済まない!」状態。
観察力・再現力・構成力…いろんな能力を磨いている“筋トレ中”なのかもしれません。
🔗「車ばっかり描く子ども」の心理|何がそんなに魅力なの? – itti-blog
◆③ 「伝えたい」ことがまだ途中

同じ絵に見えても、よ〜く見ると「ちょっとだけ変化」していたりしませんか?
ウサギの表情が笑顔になっていたり、太陽が丸くなっていたり。
これはつまり、「伝えたいことが少しずつ言語化されていってる」ということ。
心の中を絵で整理して、じわじわ外に出そうとしている過程なのです。
繰り返しの長所ってこれだと思うんですよね。繰り返しの中から少しずつ発見や学びを繰り返して自分の世界を広げていく感じです。
📢 関連記事「子どもがずっと同じものを描くのはなぜ?」
■ 親としてどう見守ればいいの?
「同じ絵ばかり…これでいいのかな」と不安になる方もいるかもしれません。
でも大丈夫。同じ絵を何度も描くことは、発達や感情の“過渡期”によくあることなんです。
◎ 無理に止めさせなくてOK
「またそれ描いてるの?たまには違うの描いてみたら?」――これ、言いたくなるのですが、ぐっと我慢。
繰り返しには意味があるので、無理に方向転換しなくて大丈夫です。
◎ 親の声かけは「実況中継」で
「今日もお花の絵だね」「あ、この前より花びらが多いかも?」
というように、“結果より過程”を観察する目線で声かけすると、子どもは「見てもらえてる」と感じて安心します。
◎ 飽きたら、次にいけるサイン
繰り返しがぴたりと止まったときは、そのテーマを十分に味わい尽くした証拠。
次のこだわりに進む“育ちの階段”を上っているのかもしれません。
🔗子どもの繰り返し行動、実は学びのチャンス!絵本・アニメの重要性とは – itti-blog
■ まとめ:その絵の向こうに、“心の物語”がある
同じように見える絵でも、
「またそれ?」の中には、“まだこれ!”という気持ちが詰まっているのです。
子どもは、描くたびにちょっとずつ違う世界を生きていて、
大人の目には見えにくい心の変化を、くるくると描きながら育てています。
親としてできるのは、その小さなこだわりを面白がりながら、じっと見守ること。
その姿勢こそが、子どもの「好き」「伝えたい」「やってみたい」を育てる土壌になります。
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■ 「同じ絵」から広がる、子どもだけの世界
子どもが繰り返し描いている絵には、
“本人にも言葉にできない”大事な気持ちが込められています。
それは「わたしはこれが好き!」という素直な情熱かもしれないし、
「ここなら失敗しない」という小さな自信のかけらかもしれません。
私たち大人は、つい“次へ、次へ”と進みたくなるけれど、
子どもは“今ここ”をじっくり味わっている。
その「今」を見守れる大人の存在が、子どもの心に根っこを伸ばす時間になるのです。
🔗【またそれ描いてるの?】同じ絵ばかり描く子の「意外な才能」とは? – itti-blog
■ 最後に、ちょっとだけ…
「また同じ絵〜!?」と心の中で思ってしまった日も、
「今日もこれかぁ…」と小さくため息をついてしまった日も。
大丈夫です。あなたのその気づきとまなざしが、もう“優しさ”なんです。
子どもの表現はときに不思議で、予想外で、ちょっと笑えて、たまに感動する。
だからこそ、その一枚を、一緒に面白がれる大人でありたいですね。
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せっかくだから、お子さんの絵をアイテム化しちゃうのもいいですね♪
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