新年度が始まってしばらく経ち、給食にも少しずつ慣れてきたころ。 それでも子どもたちの中には、
- 「ジャムの袋が開けられなかった…」
- 「デザートのふたが固くて無理だった…」
そんな“ちょっとした困りごと”を感じている子も、案外多いものです。
給食の時間は、「食べる」だけでなく、 「ひとりでできるかな?」という小さな挑戦がたくさん詰まった時間。
もし、給食のことを気にしている様子があったら—— おうちでこんなサポートをしてあげると、子どもの気持ちがふっと軽くなるかもしれません。
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✅ 給食の“ちょっと困った”を解決!おうちでできる5つのサポート
🍓 小袋ジャムやドレッシングが開けられないときの練習法
最近の給食では、小袋タイプのジャムやドレッシングが使われることも。 もし似たものが家にあれば、普段の食事にそっと取り入れてみるのも◎
- 「こうやって端から持って開けるんだよ」
- 「すべったらハンカチ使ってもいいんだよ」
そんなふうに一緒にやってみると、「あ、これならできそう!」と自信につながることも。
🍮 プリンやゼリーのふたが固い!どう教える?
プリンやゼリーのカップ容器って、実は大人でもちょっと開けにくい。
家で「親指で端を押して、グッと引っ張るんだよ」と声をかけてあげるだけでも、安心感がぐんとアップ。 開けられなくても、「どうしよう」じゃなくて「やってもらおう」と思えたら、それも立派な成長です。
🥄 「時間が足りない!」給食の食べ方・配分練習のコツ
給食では、ご飯だけを先に全部食べてしまったり、苦手なおかずを後回しにしすぎて時間が足りなくなったりすることも。
そんなときは、家の食事でも少し意識してみると◎
- おかずとご飯を交互に食べるように声をかけてみる
- 苦手なものに気を取られすぎないよう、途中で「あと何分くらいで全部食べられそうかな?」と聞いてみる
時間配分に気をつける習慣が、自然と身についていきます。
🍉 果物の食べ方を家で練習!種・皮はどうする?
スイカの種や、みかん・りんごの皮など、「どうやって食べればいいの?」と迷う子もいます。 家で一緒に食べてみて、「これは皮をむくんだよ」「種はこうして出すよ」と教えてあげると、給食でも安心。
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「困ったときはどうする?」子どもに伝えたい安心の言葉
準備も練習も大切ですが、何よりも大切なのは、 「困ったときは誰かに頼っていいんだよ」という気持ちを持てること。
- 「開けられなかったら、先生に『お願いします』って言っていいよ」
- 「お友だちに『手伝って』って言っても大丈夫だよ」
そんな声かけが、子どもにとって大きな安心につながります。
学校も、ちゃんと配慮してくれています
小学校では、1年生の給食が始まると、しばらくの間は6年生が準備や片づけを手伝ってくれることが多いです。 これは、食べる時間をしっかり確保し、安心して給食の時間を過ごせるようにするための大切なサポート。
また、給食のメニューも最初はやさしいものからスタートします。 袋を開ける必要のないメニュー、食べやすい味つけなど、 初めての給食がスムーズに楽しめるよう、学校側でも工夫されています。
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🍽今の小学生が苦手に感じやすい給食の特徴5選
〜令和の子どもたちの“リアルな”給食事情〜
① 硬い食材
- 玄米入りごはん、麦ごはん
- 大きめ・かための肉(とくに煮込みより唐揚げ、さらにハンバーグが好まれる)
👉 最近の子は咀嚼力(噛む力)が弱くなっていると言われています。硬い食材は「疲れる」「飲み込みづらい」と感じる子も。
② のみこみにくい料理
- よく噛まないと食べられないおかず
- 好き嫌いがあると、口の中で止まってしまうことも
👉 「嫌いなもの=喉を通らない」という子も。心の影響が飲み込みにも直結しています。
③ 白ごはんだけだと食が進まない
- 「ふりかけがないと食べられない」子もいれば
- 「味付きごはんは苦手…」という子も
👉 実は意外と炊き込みごはんや混ぜごはんが苦手な子が多く、白ごはん派と味付き派に分かれる傾向があります。
④ 緑色の野菜(特に苦味・粘りのあるもの)
- ピーマン
- ゴーヤ
- オクラ

👉 見た目と香り、苦味や独特の食感が子どもにはハードル高め。「緑=まずい」と思い込んでしまっている子も。
⑤ 見慣れない料理・経験のない和食
- 筑前煮
- ちらし寿司
- 里芋の煮物などの伝統的和食
👉 家庭であまり登場しないメニューには親しみがなく、苦手意識が先に立つことも。逆にファミレス風のメニューは歓迎されやすい傾向です。
💡給食が楽しい時間になるために、親ができること
子どもたちが「苦手」と感じる背景には、咀嚼力の低下、経験の差、味覚の敏感さなど、さまざまな理由があります。
「今の子たちにとって、どんな食体験がしやすいのか?」という視点も大切ですね。
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おわりに:できるだけじゃなく、安心して食べられることが大切
「できなきゃ困る」と思うと、ついあれこれ練習させたくなるもの。 でも、子どもたちにとって一番の力になるのは、 「困っても大丈夫」「助けてもらえる」という安心感です。
おうちでのちょっとした声かけや、一緒にやってみる経験が、 給食時間の不安を和らげて、「食べるって楽しい!」につながっていきますように。
今日も明日も、給食の時間が、子どもにとってやさしい時間になりますように。
給食で心配なことがあったら、担任の先生に連絡帳などで知らせておくといいですよ。

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