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小1になって絵のテイストが変わった?「現実」と「空想」のはざまで育つ心
小学校に入ってやれやれ。いろいろ気になることはあるけれど、なんとか学校にも慣れてきたみたい。
そんなころ、
「最近、うちの子の絵が…なんだか変わってきたような?」
と感じませんか?

この前まで「○」と「線」だけだった人が、急に空を描き出したり、
なぜか地面にヒーローが埋まっていたり、
木が水色、空がピンクで、犬が5本足――え? どうした???
思わず「それって間違ってない…?」と、口に出しそうになるけど、
ちょっと待ってください。それ、すごく大事な“変化”かもしれません。
小学1年生の絵って、実は「現実」と「空想」のせめぎ合いの真っ最中。
本人も、頭の中のイメージと、見えている現実との間で、行ったり来たりしてるんです。
大人から見ると“なんじゃこりゃ?”でも、
子どもにとっては、その絵こそが「今のわたし」そのもの。
この記事では、小学1年生の絵に表れがちな変化や、そこに隠れている心のヒントを、
元教員の視点も交えて、ちょっとユニークに、でもまじめに(ちゃんと!)解説していきます。
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📍空がピンク、木が水色…!?それ、子どもの“センス”です
大人の目からすると、
「木が水色ってどういうこと?」「空がピンクって夕焼け…にしては濃くない!?」
そんなツッコミを入れたくなる絵、ありますよね。

でも、それ、
センスの問題ではなく、心の成長のあらわれなんです。
小学1年生ごろって、「現実」を観察する力と、「空想」を楽しむ力が入り混じってる時期。
空想の世界にどっぷり浸かっていた年長さんから、
少しずつ「本当は空って青なんだよね」と知るようになって、
それでも「でも今日はピンクで描いてみたい!」という気持ちが共存してるんです。
要するに、
現実も知ってる。でも、自分の中の世界もまだまだ大事にしていたい。
そんな心のバランスが、ピンクの空や5本足の犬ににじみ出てるわけです。
ちなみに、こういう発想、
大人が忘れかけてる柔軟さ
でもあります。
「空は青」「木は緑」と思い込んでるのは、私たちのほうかもしれませんね。
🌱 1年生の柔軟さが育つと、こんな力になります
1. 自分の考えを楽しめる子になる
「これ、ちょっと変かな?」と思うことも、「でも、いいや。楽しいし」と自分で肯定できる。
→ 絵や工作、発表や作文でも、「自分らしさ」を大事にできるようになります。
2. 新しいことへの抵抗が少なくなる
「これはなんだろう?やってみよう!」とワクワクしながら挑戦する気持ちが育ちます。
→ 新しい習いごとや、2年生以降の“学びのステップアップ”にもスムーズに対応できます。
3. 他人の違いをおもしろがれる
「ぼくは空をピンクにしたけど、○○ちゃんはオレンジにしてた!」
→ 自分と違う表現を否定せず、“違うって楽しい”と思える感覚が育ち、共感力や協調性につながります。
4. 自己肯定感の土台ができる
「失敗してもいい」「自分のやり方でもいい」と思える柔軟さが、
→ 学校生活や人間関係でつまずいたときの“心のクッション”になります。
☕ まとめると…
1年生の今って、「型にハマる前の、最高に自由な時間」。
その柔軟さは、想像力・表現力・社会性・自己肯定感――すべての“学びの芽”をぐんぐん育ててくれる、まさに“栄養満点の土壌づくりの時期”なんです。
だからこそ、大人が「どう描くのが正解か」ではなく、
「その子の“今”をのびのび出せる時間」を持たせてあげることが、大きな意味を持つんです。
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そもそも、お絵描きできる環境がすばらしい
小学校に入学したての子どもって、見た目は変わらなくても、毎日ものすごくがんばってるんですよね。時間割、チャイム、係の仕事、集団行動…大人でも「え、急にルール多くない?」って思うようなことに必死に順応しようとしていて、心の中はきっとフル稼働なんです。
そんな中で、家に帰ってきてお絵かきしている時間があるって、それだけで「ほっとする場所がある」ってこと。親にとっては「ただのお絵かき」でも、子どもにとっては「自分を取り戻す時間」だったりします。
そしてそれを「まあ描いてるし、いいか」って見守ってる親御さん。
実はめちゃくちゃいい子育てしてる。

“ちゃんと何か教えなきゃ”とか“宿題やらせなきゃ”よりも、まず“安心して自分を出せる空間がある”ってことの方が、よっぽど大事だったりするんですよ。
子どもの絵は、そんな心の“安心”や“好き”がにじみ出る場所。
その時間を守っているあなたは、すばらしいです。
🔍 チェックリスト|絵に出ている“気持ちのヒント”
さて、そんな子どもの絵には、
ちょっとした「心の変化」や「今、がんばってること」がにじんでいることがあります。
「最近、絵がなんか変わった気がする…」というとき、
こんなサイン、出ていませんか?
✅ 子どもの絵で気になる変化
- 空や地面など、「背景」を描くようになった
- キャラクターの表情が豊かになってきた(でも、怒ってる顔ばかり!?)
- 同じモチーフ(恐竜・プリンセスなど)を何枚も描いている
- 色が極端(すごく濃い・モノクロばかり・派手にカラフル)
- 描きたいものを言葉で説明してくれるようになった
- 「ここは秘密!」と見せたがらない部分がある
こういった変化には、
「観察力が育ってきた」「イメージを形にしたいという意欲が育ってきた」など、
心と頭の発達がリンクしているサインが隠れています。
🔗子どもの絵に出る心のサイン|入園・進学・転校など環境の変化との関係とは? – itti-blog
🧭 親にできる声かけ3つのポイント
~うっかり言いがちなNGワードも~
とはいえ、親としては「どう関わればいいの?」と悩むところ。
まず大切なのは、評価せずに“感じたこと”を伝えることです。
🌱 やってみたい声かけ
- 「その色、いいね!なんでその色にしたの?」
→ 色のチョイスには、子どもの気分やこだわりが表れてることも。 - 「これは○○かな?違ったらごめん、教えて!」
→ 自分の解釈が間違っててもOKだよ、という安心感に。 - 「そのヒーロー、どんな力があるの?」
→ 絵の背景にある“物語”を引き出すことで、世界観を共有できます。
🙅♀️ できれば避けたい言葉
- 「木は緑でしょ」
- 「ちゃんと描きなさい」
- 「これ、何かわからないなぁ」
これらの言葉は、自由な表現をせき止めてしまうことも。
つい口から出そうになりますが、「言い換えスイッチ」を持っておくと安心です。
🔗絵が上手い子は何が違う?育ち方と親の関わりで見える5つのポイント – itti-blog
🎁 おわりに|絵の中には“今のわたし”がいる
子どもの絵って、その子自身の「心の冒険日記」みたいなものです。
うまい・へたじゃなくて、
「今この子がどんな世界を見て、何を感じて、どんなふうに表現したいのか」
それが詰まっているんです。
だからこそ、
ちょっと不思議な色づかいや、想像を超える構図が出てきたら――
それは「すごい成長をしてるサインだな」と、見守ってあげてくださいね。
そしてときどき、聞いてみてください。
「この木が水色なの、どうしてかな?」って。
きっと、あなたの知らない物語が返ってきますよ。
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筆者がはまっている安眠グッズ♪スマホの見過ぎなのか、夕方くらいから目がしょぼしょぼなんですよね・・・。
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✏️ 子どもの絵でわかる心理シリーズ





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