このブログはPRを含みます
「今回は入選できるかな…?」
子どもの絵画コンクールに応募するたびに、ドキドキする親御さんは多いもの。
でも実は、上手に描けているのに入選しない子もたくさんいます。
その理由は、技術だけではなく、審査員が大切にしている“別のポイント”があるからです。
ここでは、元審査員のコメントや教育現場での経験をもとに、「入選しない理由」「入選する絵の特徴」「親ができるサポート」まで、具体的にまとめて解説します。
子どもの絵が入選しないのはなぜ?|審査員が見ている“本当の理由”
審査員が重視するポイントとは?
絵の上手さはもちろん大切ですが、もっと重視されるのは次の点です。
- テーマを正しく理解して描けているか
- 子どもらしい自由な発想があるか
- オリジナリティ(独自性)があるか
- 背景や細部まで描き込まれ、完成度があるか
- 見た瞬間に“伝わるもの”があるか
審査員は「何を描いたのか」「気持ちが伝わるか」という、作品の“中身”をよく見ています。
落選しやすい子どもの絵の傾向(見落としがちな点)
- テーマからずれている
- 背景が白く、物語性が弱い
- 模写っぽく、独自性が出ていない
- 色が暗い・印象に残らない
- 時間不足で雑に見える
「上手なのに入選しない」と悩む親御さんの多くは、技術よりもテーマ性・独自性・完成度に課題があるケースが多いです。
🔗絵ばかり描く子どもは天才?年齢別発達と家庭での伸ばし方
入選する絵の特徴|審査員が評価するポイントを徹底解説
テーマに沿った構図になっているか
テーマを“どう捉えたか”が重要。
例えば「大すきな家族」なら、家族の様子や思い出のシーンなど、物語が伝わる構図が好まれます。
オリジナリティ(独自性)があるか
似たような作品が並ぶ中で、「その子らしさ」が出ている絵は目を引きます。
完成度(背景・細部)まで描けているか
背景までしっかり描き込むだけで作品の情報量が増え、一気に完成度が上がります。
感情やストーリー性が伝わるか
表情・色・動きなどに“気持ち”が感じられる作品は、審査員の目に留まりやすいです。
色使いにメリハリがあるか
明暗・濃淡の使い方で絵に深みが出ます。
明るい色と暗い色のバランスも大切。
🔗兄弟の絵に隠された心理学|性格に合った絵の描き方と才能を伸ばす方法
親ができる入選サポート法|子どもの絵をもっと魅力的にする関わり方
アイデアを引き出す声かけ
「何が一番すてきだと思った?」
「どんな気持ちの場面を描きたい?」
といった質問で“その子らしい視点”を引き出します。
改善点を具体的に伝える方法
「もっとがんばって!」ではなく、
「後ろに何があるか描くと、もっと伝わりそうだよ」
のように具体的に伝えるのがポイント。
自信につながる“ほめ方”のコツ
- がんばった部分を具体的にほめる
- プロセスをほめる(色選び・構図・粘り強さなど)
- 結果だけに注目しない
焦らない・比べないサポート姿勢

上手さは年齢でも大きく変わるため、比べるほど子どもは描く気を失ってしまいます。
「あなたの絵が好きだよ」という姿勢が大切。
応募前の最終ブラッシュアップを一緒に行う
絵を描き終えたあと、
「ここに何があったかな?」
「もっと描きたいところある?」
と、一緒に“作品完成の時間”を作ることで完成度が上がります。
🔗うちの子の絵がまるで定規みたい…左右対称からわかる発達と個性
よくある失敗と改善法|審査員が指摘する落選パターン
背景が真っ白で物足りない場合の改善
背景には「どこで」「いつ」「どんな状況か」を入れると一気に世界観が広がります。
模写に頼ってしまうときの対策(独自性の出し方)
実物の写真を見せるより、本物を観察する体験が効果的。
色が暗い・印象が弱いときの工夫
同じ色でも塗り重ねると濃淡が生まれ、作品に深みが出ます。
時間不足で雑に見えるときの改善法
事前に「構図ラフ」を描くと、当日の時間配分がぐっと楽になります。
応募前の最終チェックリスト|絵画コンクールで失敗しないために
- テーマを正しく表現できているか
- 構図に工夫があるか
- 独自性・ストーリーは感じられるか
- 背景まで描き込めているか
- 色使いにメリハリがあるか
- 応募要項(サイズ・画材)を守っているか
入選後の作品の飾り方・活かし方|思い出を残すアイデア
額装してリビングに飾るアイデア
作品を額に入れると“作品らしさ”がぐっと増します。
フォトブックやデータ化で長期保存
厚みのある作品も写真ならコンパクトに保存できます。
祖父母へのプレゼントとして楽しむ
額装やフォトカードにして贈ると、喜ばれる“想いのギフト”になります。
Q&A
Q:上手なのに入選しないのはなぜ?
A:テーマ外・完成度不足・独自性の欠如が多いです。審査員は技術より“伝わる絵”を評価します。
Q:親が手伝ってもいい?
A:描き込みはNG。アイデアの声かけ・環境づくり・道具の準備はOKです。
Q:どんな作品が入選しやすい?
A:テーマ性+独自性+物語性が揃った作品です。
子どもの絵をもっと楽しむ・学ぶおすすめアイテム
お子さんの絵を伸ばしたいとき、教材や画材も工夫するとさらに楽しくなります。
最後に|親子で挑戦を楽しもう
コンクールは結果よりも、親子で一緒に取り組む過程そのものが“宝物”になります。
描く楽しさを大切にしながら、今年も素敵な一枚を応援しています。
「作品を思い出として残したい」という方は、子どもの絵を保存する方法もご覧ください。
こちらもおすすめ
このブログはPRを含みます
こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
このブログでは、子どもの絵から心理を読み取り、心の成長や表現力を親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
「子どもの絵で心を読む専門サイト」として、日々の子育てに役立つ情報をお届けします。







