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ある日、子どもが「ねぇママ、この子、なんで泣いてるのか分かったよ」と言ったら、あなたはどう感じますか?
驚きと同時に、「共感力」が育ち始めているサインです。
本記事では、
・子どもの共感力がどのように発達するか年齢別に
・親ができる声かけやサポートの工夫
を、わかりやすく紹介します。
共感力とは?思いやりとの違いと家庭で育てるヒント
共感力とは、「相手の気持ちを想像して寄り添う力」とです。
「ママ、泣いてる子がいるね」「おもちゃ貸してくれた!うれしい!」——こうした発言や行動は、立派な共感のあらわれです。
ただし、これは自然にできるものではなく、脳の発達と人との関わりが重なって少しずつ育ちます。
年齢別に見る共感力の発達と親の声かけ例
0〜2歳|自分中心の世界
この時期は他人の感情に気づくこと自体が難しいのが普通。
でも「取られて悲しかったね」と感情に名前をつけることで、自分の気持ちを理解する力が育ち始めます。
親ができること:
・お友達が泣いているときに「悲しかったのかな?」と実況して気づきを促す
・まずは子どもの気持ちを言葉で代弁してあげる
👉 関連記事:赤ちゃんの表情から心を読み取るヒント
3歳ごろ|気づき始めるけれど自己中心的
「泣いてる、かわいそう」と言えるようになりますが、すぐに自分の遊びに戻ることも多い時期です。
親ができること:
・「どうして泣いちゃったと思う?」と相手の気持ちを想像する質問をする
・絵本の登場人物の気持ちを一緒に考える
👉 関連記事:怒っちゃったと落ち込む前に。子どもへの寄り添い方
4〜5歳|共感が行動につながる
「かわいそう」「どうしたのかな」と感じられるようになり、ティッシュを渡すなど行動で表す子も。
親ができること:
・「ハンカチ持っていく?」と共感→行動につなげる声かけをする
・ごっこ遊びで感情をやり取りする
7〜8歳|自分ならどう感じるかを想像できる
「もし自分だったら」と考えられるようになりますが、自意識とのバランスで揺れる年頃です。
親ができること:
・「あなたの言葉で元気になったね」と影響力を認める
・「怒るのも泣くのも大事な気持ち」と受け止める
9歳以上|複雑な気持ちへの理解
本音と建前の違いに気づき、相手の事情も想像できるように。ただし正義感が強すぎてぶつかることもあります。
親ができること:
・「Aくんならどう感じるかな?」と視点を切り替える質問をする
・ニュースや出来事を多角的に考える習慣をつける
👉 関連記事:子どもの共感力を伸ばす10の習慣
家庭でできる共感力トレーニング|遊び・絵本・会話例
・絵本の読み聞かせで感情を考える
・ごっこ遊びで役になりきって気持ちを体験
・日常会話で感情の言葉を積極的に使う
ちょっとした習慣が、子どもの「気づきの芽」をぐんぐん育てます。
共感力を伸ばす毎日の習慣|ほめ方と寄り添い方
共感力は一気に伸びるものではなく、じわじわと積み重ねて育つ力です。
子どもの「さみしかったのかな」という一言も立派な成長のサイン。
気づいたらぜひ「よく気づいたね」とほめてあげましょう。
🟢 共感力チェックリスト(4〜8歳向け)
- お友達の表情に気づいて声をかけることがある
- 悲しい・うれしいなど感情の言葉をよく使う
- 絵本の登場人物の気持ちを考える発言が出る
- 困っている子に「どうしたの?」と聞ける
✅ 3つ以上当てはまれば、共感力がぐんぐん育っているサイン!
よくある質問(Q&A)
Q:他の子に全く興味を示さないのは問題?
A:3歳ごろまでは自然な発達段階。まずは親子で感情を言葉にする練習から始めてみましょう。
Q:やさしさを教えすぎると損しない?
A:「相手の気持ちを想像する力」は、自分を守る力にもつながります。バランスが大切です。
📚 親子で読みたい一冊:『みえるとか みえないとか』
他者の感じ方の違いをやさしく伝えるヨシタケシンスケさんの絵本。
「どうしてその子はそう感じたんだろう?」と話し合うきっかけになり、共感力の土台づくりに最適です。読み聞かせ後の問いかけ例も併記すると反応が出やすくなります。
読み聞かせのポイント:
「どうしてそう思ったのかな?」と子どもの言葉を引き出す質問を一つ入れてみてください。
まとめ
・共感力は「相手の気持ちを想像して行動する力」
・発達には段階があり、年齢ごとのサポートが大切
・親の声かけや日常の体験が土台になる
・小さなやさしさを見逃さず、ことばで伝えることが成長につながる
📚 子どもの自信と安心をそっと育てるガイド
子どもが「できたかも」と感じられたり、ほっとできる時間が少しずつ増えていくための関わり方をまとめています。
ゆっくり全体を見たいときにどうぞ。
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
このブログでは、子どもの絵から心理を読み取り、心の成長や表現力を親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
「子どもの絵で心を読む専門サイト」として、日々の子育てに役立つ情報をお届けします。







