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朝になっても布団から出られない日。
「今日は休ませよう」と思っていたら、気づけば毎日がゲーム・動画・ゴロゴロ…。「このままで大丈夫?」と不安になりますよね。
でも大切なのは、家が“安心できる場所”であること。そのうえで、今の子に合う形で少しずつ“できること”を増やしていくことです。
不登校の子どもと家でどう過ごす?安心できる時間をつくるコツ

不登校の時期は、子どもにとっても親にとっても心が揺れる時間です。
「何をしてあげたらいいの?」「このままで大丈夫?」と不安になるのは自然なこと。
でも実は、“今の過ごし方”が、子どもの心の回復や自己肯定感を支える大切な時間になります。
ここでは、「安心できる過ごし方」のヒントを紹介します。
不登校の小学生の家での過ごし方|まずは“何もしない時間”を許す

不登校初期は、“エネルギー回復期”とも呼ばれます。
学校に行けなくなった原因を探る前に、まずは「安心して休むこと」が最優先です。
「昼夜逆転している」「スマホばかり見ている」──そんな姿を見ると、親はつい焦ってしまいますよね。
でも、それは子どもが外のストレスから自分を守るために必要な“回復のサイン”であることも多いのです。
小児心理カウンセラーや教育支援センターでは、「安心の土台は“否定しない見守り”」とよく言われます。
つまり、「何もしない時間を許す」ことが、次の一歩を踏み出す準備につながるのです。
ゲーム漬けの日々?実は自己肯定感を育てるチャンス
「ずっとゲームばかりしていて大丈夫?」と心配になる親御さんも多いでしょう。
でも、“ゲーム脳”という言葉には誤解もあります。
実は、適度なゲームは「自己肯定感」や「集中力」を育てるきっかけにもなるのです。
ポイントは、“親が管理”ではなく“子どもが自分で決める”仕組みをつくること。
「何時までやる?」「終わったら何をする?」と、本人がルールを考えるよう促すと、自然に主体性や自己調整力が育っていきます。
また、マインクラフトのようなゲームは、建築・算数・地理などの学びとつながることも。
「ゲーム=悪いもの」と決めつけず、興味の入り口として活かす工夫がポイントです。
不登校 小学生の家庭学習|短時間でも“できた!”体験を積む

不登校中でも、学びを完全に止める必要はありません。
通信教育やタブレット学習を活用すれば、“安心できる環境での学びの継続”が可能です。
「進研ゼミ」「すらら」「スタディサプリ」など、在宅でも取り組みやすい教材が増えています。
重要なのは、勉強時間の長さよりも「できた!」という体験を積み重ねること。
学習の内容よりも、「自分にもできる」という自信を取り戻すことが、次の行動の原動力になります。

ゲーム漬けを防ぐ|1日のスケジュール例
ゲームやYouTubeは、子どもにとって安心できる居場所になることも。無理に取り上げるより、時間を決めてメリハリをつけましょう。
わが家で試してよかった1日の過ごし方
| 時間帯 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 9:00〜 | 起床・朝ごはん | 朝は声かけのみ。無理に起こさない |
| 10:00〜 | 身支度・玄関の外へ一歩 | ゴミ出し・郵便確認だけでもOK |
| 11:00〜 | 知育・工作・学習(短時間) | 気分が乗らない日はパス可 |
| 12:00〜 | 昼ごはんづくりを一緒に | 切る・混ぜる=立派な体験 |
| 13:00〜 | 自由時間(ゲームOK) | タイマーで区切る/約束はシンプルに |
| 15:00〜 | おやつ・プチ外出 | 近所散歩・一駅だけ電車旅など |
| 17:00〜 | 帰宅・夕食準備 | 手伝いを“ミッション化”すると楽しい |
| 夜 | お風呂・自由時間・就寝 | 寝る前に「今日よかったこと」を1つ |
ゲームのルールは少なく、明確に
例:「1回30分 × 2回」「タイマーが鳴ったら終了」「次に遊べる時間を先に決める」
守れなかったときは説教よりも、リセット手順(次回は30分→25分など)を淡々と行いましょう。
学校に行けなくても学べる|家庭学習の工夫
「勉強が遅れるのでは…」と不安でも、家庭でできることはたくさんあります。
“ゆる学び”の具体例
- 公衆電話を見に行く+10円でかけてみる:社会の仕組みに興味が湧く
- 高速道路の非常電話を見学:防災・非常時の話題づくりに
- とうもろこし収穫・水路づくり:土・水・傾斜=理科の入口
- 図書館で「工作/鉄道/農業」など“推しジャンル”探索
- 通信教育・YouTube学習チャンネル:短時間×興味ベースで
ポイント
- 「毎日30分」より「今日は5分だけ」からでOK
- “できた”が1つあれば、その日は合格
- 終わりに「今日の発見」を親子で1つずつ共有
ゲームやデジタルを活用した新しい習い事も可能です。マイクラやフォートナイトを、オンラインで学びに変える事例もあります。

外出のきっかけづくり|“行けた場所ノート”で成長を見える化
外出のハードルが高く感じるときも、最初は近所のスーパーや公園でも十分です。
目的は“行くこと”ではなく、「外に出られた」という成功体験を積むこと。
「行けた場所ノート」や「おでかけ記録」をつけていくと、本人も親も成長を実感しやすくなります。
「この前は公園まで行けた」「今日は図書館まで行けた」――
そんな一歩一歩が、やがて“社会とつながる自信”へ変わっていきます。
よくある質問Q&A|不登校中の“リアルなお悩み”に答えます
不登校の時期に多いのが、「このままでいいの?」「親として何をすべき?」という不安です。ここでは、実際に多く寄せられる質問と、心理の専門家や支援現場でよく紹介される対応のヒントをまとめました。
Q. 昼夜逆転が続いています。どうすればいい?
A. 無理に直そうとせず、「朝日を浴びる時間」を“起きるきっかけ”にしてみましょう。
- 「カーテンを開けるだけ」でもOK
- 昼夜逆転は「エネルギー回復期」によく見られる一時的なサイン
- 焦らず、体内時計をゆっくり整えるイメージで
💡朝の光を浴びることで、少しずつ睡眠リズムが戻りやすくなります。
Q. 親が仕事で家にいないとき、子どもはどう過ごせばいい?
A. 安心できる「家ルール」を3つだけ決めておくのがおすすめです。
- 昼食の時間
- 連絡の取り方
- ゲームや動画の時間
ポイント
- 紙に書いて目につく場所に貼る
- 「自分でできた!」体験を意識させる
- 外部支援(家庭教師・支援センター)とも連動可能
Q. 不登校小学生におすすめの家庭学習教材は?
A. 在宅でも無理なく学べる教材を使うのがおすすめです。
- 通信教育・タブレット学習
「進研ゼミ」「すらら」「スタディサプリ」など、学年に合わせて取り組めます。 - ポイント
勉強時間より「できた!」体験を重視。興味に合わせて単元を選べる教材で、自己肯定感を育む - 工夫例
漢字や計算は1日1つだけ。理科や社会は工作・観察・見学と組み合わせる
Q. ゲーム時間のルールはどう決めたらいい?
A. 無理に取り上げるより、子どもが自分で決めるルールを作ると効果的です。
- 1回30分 × 2回
- タイマーが鳴ったら終了
- 次に遊べる時間を先に決める
ポイント
- 守れなかった場合は叱らずリセット(例:次回は25分に短縮)
- 親が管理するのではなく、子どもが自分で調整する経験を重視
💡 ポイントまとめ
- 無理に直そうとせず、まずは「安心できる家」を土台に
- 家庭学習もゲームも、小さな成功体験を積み重ねることが大切
- 親がいない時間も、見通しをつけて子どもが自分で判断できる環境を作る
今日からできる!親向けチェックリスト
子どもに安心を届ける3つのステップ
「何をしたらいいか分からない…」そんなときは、まず“小さな行動”を積み重ねることから始めましょう。
このチェックリストを使えば、親の関わり方を“見える化”できます。
| チェック項目 | ポイント |
|---|---|
| □ 朝、カーテンを開けて日光を入れた | 朝日で体内リズムを整える第一歩。「昼夜逆転」対策に効果的。 |
| □ 今日は“できたこと”を1つ褒めた | 行動を認めることで、子どもの自己肯定感が回復。 |
| □ 子どものペースを尊重できた | 「焦らせない・比べない」が安心のベース。信頼関係が深まる。 |
💬毎日すべてを完璧にする必要はありません。
1つでも「できた」があれば、それがもう前進です。
このページをブックマークして、親子で一緒に“安心リズム”を育てていきましょう。
今日からできる“ミニ習慣”3つ
- 朝は「2択」だけ伝える
例:外に出るのが難しい→「ベランダで日光」or「玄関で深呼吸」 - 学びは“3分で終わるもの”を1つ
例:動画1本で新しいことを知る/漢字1つだけ練習 - 寝る前に「今日よかったこと」を1つ
小さな成功体験を積み重ねて自己肯定感を育む
🖍 心を整える時間におすすめの1冊
小学生不登校 親子の幸せを守る方法400人の声から生まれた「親がしなくていいことリスト」
不登校の小学生を持つ親が、焦らず安心して日常を整えるヒントが満載の1冊です。
まとめ|「休む時間」も未来につながる
不登校の期間は、止まっているようでいて大切な“育ちの時間”。
とうもろこしをもいだ手の感覚、公衆電話で「出ないね〜」と笑った時間、水路に水が流れた瞬間のきらめき——すべてが未来の土台になる学びです。
結論
- 最優先は「家が安心できる場所」
- ゲームは“ゼロにせず、だらだらさせない”
- 机以外の学び(料理・外出・手しごと)を増やす
迷ったら、“今日できる最小の一歩”を一緒に探せばOKです。
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
このブログでは、子どもの絵から心理を読み取り、心の成長や表現力を親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
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