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トイレに行けない子が悪いんじゃない。親ができる“席のお願い”というサポート
はじめに|泣きながらの報告に、ドキリ。
「今日、トイレが間に合わなかったの…」
ランドセルを置くやいなや、うつむきながら泣き出した息子。
え?え?どうしたの!?と慌てて聞く私に、
ぽつぽつと語られた今日の出来事。
──話を聞いているうちに、出てきたこの言葉。
「…でも、先生には言えなかった」
その瞬間、心配よりも先に口から出たのは、
「なんで先生に言わなかったの!?💥」
……そう。
こういうとき、つい“正論ママ”が顔を出しますよね。
でもね、あとで思いました。
「言えなかった」にも理由があったのかもしれないって。

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子どもが“言えない”のは悪いことじゃない
小さな背中で、子どもたちは今日も“がんばって”ます。
でも、「がんばる」の中には、大人には見えないハードルがあるもの。
たとえば…
■「言っていいタイミングがわからない」
大人だって、会議中にトイレに立つの勇気いりますよね?
子どもにとっての授業中は、まさに“会議”の空気感。
「今じゃないかも…」と判断するうち、機を逃すこともあるのです。
■「怒られるかもと感じてしまった」
過去に「トイレ行く前に言ってって言ったでしょ」と
叱られた経験が、心のどこかに残っていたのかも。
怒られるのが怖いって、実はすごく健気な気持ちです。
■「みんなの前で言うのが恥ずかしかった」
“注目される”って、子どもにとってはプチ公開処刑。
「○○さん、どうしたの?」って言われるのが
嫌で黙っちゃうこともあるんです。
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親が知っておきたい“学校の空気感”
「学校って、どうやって過ごすところなのか」
大人の常識は、子どもにとって未知の世界。
■新1年生が感じる「学校独特のルールと空気」
「机から立たない」「勝手にしゃべらない」「手を挙げてから発言」
…などなど、ルールだらけの中で、
“自由に意思を伝える”って、思ったより難しい。
■「先生に言うのが怖い」は「先生が怖い」じゃない
先生が怖いんじゃなくて、“タイミングや言い方”がわからないだけ。
ここ、すれ違いやすいポイントです。
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「どうして言わなかったの?」を変える声かけ例
“なぜ?”と責めるより、“どう感じた?”を聞く勇気を。
✔「困った時、どうしようと思った?」
「…ちょっと我慢しようと思った」
「言おうと思ったけど、すぐチャイム鳴っちゃって」
──意外としっかり考えてるんです、うちの子たち。
✔「そんな時どうすればよかったかな?」を一緒に考える
“反省”より“作戦会議”。
子どもと並んで考えるスタンスが、信頼を生みます。
💬具体的には…
「次に同じことがあったら、どうしようか?」
「たとえば“先生、おなか痛いです”って言ったらどうなりそう?」
「誰かにこっそり伝える方法、あるかな?」
▶一緒に「もしも」のシナリオを考えることで、心の予行演習になります。
大事なのは、親が“正解”を出すことではなく、
「一緒に考えるよ」という姿勢を見せること。
✔「言ってもいいんだよ」と繰り返し伝える
思っている以上に、子どもは“言ってはいけない”と誤解していることが多いんです。
💬たとえば…
「おなか痛いのは、恥ずかしいことじゃないよ」
「途中で手を挙げるのも、悪いことじゃないよ」
「先生は、“困った”を教えてくれるの、うれしいと思うよ」
→子どもが“安心して言っていい”と感じるまで、何度でも伝えてあげて。
✔言葉が出なかったときの“代わりの方法”も一緒に考える
言葉で伝えるのが難しい子には、別の手段を一緒に考えてあげると安心感が増します。
💬例:
・「トイレカード」や「小さなメモ」をポケットに入れておく
・事前に先生に伝えておき、“黙ってトイレに立つ”のOKルールを決めてもらう
・クラスでの約束ごととして、困ったら友達と相談できるようにしてもらう
→「言えなかった=ダメ」じゃなくて、“別の伝え方もある”と知ることが、自信につながります。
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わが家の“相談しやすい空気”のつくりかた
特別なことはしなくても、
「話しても大丈夫そうな空気」が一番のサポートになります。
✔ 会話のきっかけはお風呂でも、寝る前でもOK
「今日さ〜、ちょっとびっくりしたことあった?」と
話しやすいテーマで投げてみると、ぽろっと出てきたり。
✔ 「話す」よりも「聞く」に重点を
“話させようとしない”のがポイント。
黙ってても、うなずいてるだけで十分なときもあります。
✔「今日、イヤだったことあった?」の一言がきっかけに
“よかったこと”じゃなく、“イヤだったこと”を聞くと、
子どもの本音が出やすいことも。
学校での配慮を希望する場合、親から先生にお願いする手順と伝え方
💡基本の流れ
- 連絡帳または個別懇談で伝えるのが基本
→ 登校前後のバタバタした時間に口頭で伝えるより、落ち着いたタイミングで、文章や面談を通して丁寧にお願いするのが効果的です。 - 子どもを責める意図がないことを伝える
→ 「子どもがまだ慣れなくて…」「自信がついたら自分で言えると思うので…」と、前向きで協力的なスタンスで。 - 「しばらくの間だけでも」と期限を添える
→ 無期限よりも、「慣れるまで」など柔らかいお願いにすると配慮されやすくなります。先生からもっと効果的な提案があるかもしれません。
お願い内容①:トイレに行きたいが言えるようになるまで、席の配慮をしてほしい
✉️ 先生への伝え方(例文):
入学直後でまだ緊張もあるようで、トイレに行きたいのに「先生に言い出せなかった」と帰宅後に話す日がありました。
慣れてくれば本人も言えるようになると思うのですが、最初のうちは「廊下側」など、トイレに行きやすい席にしていただけると、安心感があるようです。
子どもの様子を見つつ、無理のない範囲で配慮いただけたら嬉しいです。
お願い内容②:全体指導の中で、トイレの声かけや行くタイミングを確保してほしい
✉️ 先生への伝え方(例文):
学校の生活にまだ慣れておらず、「いつトイレに行っていいかわからない」と不安になることがあるようです。
もし可能であれば、全体指導の中で
・「休み時間に行っておこうね」
・「授業中でも困ったときは手を挙げていいんだよ」
などのお声がけを再度していただけると、子どもも安心して過ごせるかもしれません。ご多忙の中恐縮ですが、少しずつ“言っていいこと”への安心感が育つよう、サポートをお願いできたらと思っております。
まとめ|子どもが“話したくなる親”でいること
子どもの「言えなかった」には、ちゃんと理由があって。
それは恥ずかしさだったり、戸惑いだったり、勇気が出なかったり。
だから、私たち親にできることは、
「聞いてくれてありがとう」のスタンスを忘れないこと。
責めるより、一緒に考える。
怒るより、気持ちに寄り添う。
教えるより、信じて見守る。
そんなふうに、子どもの心に届く“聞き役”でいたいですね。
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