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やりたくない=悪じゃない。でも、たまには“無意味なこと”もいいよ
「やりたくないなら、やらなくていいんじゃない?」
最近の子どもたちを見ていて、ふと、こんな“ことば”が頭をよぎることがあります。
いや、本人たちはそんなつもりじゃないのかもしれませんが、
やりたくないことはやらない。意味がわからないなら手を出さない。
部活、ポスター、係の仕事――
「それ、やらない理由がちゃんとあるんで」って顔をして、
静かにスッと引いていく子が、なんだか増えている気がするんです。
しかもそれが、投げやりでもサボりでもなく、
むしろ“自分で選んでる感”に満ちている。
さすが、選択の時代を生きるキッズたち。迷いがない。

……でも、ちょっと思いませんか?
「えっ、あの“意味わからんけどやらされた地味仕事”の中に、
地味に人生詰まってたりしたんだけど…?何なら私の人生、地味で満たされてるわよ。」って。
今回はそんな、“やりたくないこと”をめぐる子どもたちの今と、
そこに立ち止まってしまう大人の気持ちについて、
ちょっと真面目に、でもほんのり笑いも交えつつ、お話ししてみようと思います。
「合理的な子どもたち」と「やってみないとわからない世界」
最近の子どもって、感情のサビがついてないんですよね。
やりたくないことを前にしても、罪悪感とか義務感とかでゴリ押ししない。
「それ、今の自分には合わないので」みたいに、さらっと言える。
ある意味、大人よりよっぽど“自分に正直”なのかもしれません。
たとえば、ポスター制作の時間。
「自由に描いていいよ」って言えばのびのび描けるのに、
「きれいに仕上げよう」「テーマに沿ってね」って言われた瞬間、
筆が止まる。視線が泳ぐ。空気が固まる。
なにが起きてるかというと――
完成図が見えてる作業に、彼らはロマンを感じないんです。
「なぞるだけって、意味あります?」っていうツッコミ、
聞こえたような気がしてドキッとします。
「やりたくないことを、やらない」という選択
よく言えば、“無駄を省くスマートさ”。
悪く言えば、“余白を失った潔さ”。
たしかに、好きなことを選び取って生きていくのは素晴らしいこと。
でも、なんとなく引っかかるのは、
「やってみたら意外と良かった」みたいな経験が、減ってるのかも?
という予感です。
人生のなかで、案外大事だったなことって、
やりたくなくて始めたものだったりしませんか?
・全然期待してなかった飲み会で、今の親友に出会ったとか
・興味ゼロで配属された部署が、なぜか天職だったとか
・親に無理やり通わされた習い事が、今の職業になってたりとか
やってみなきゃ、わかんなかったことばかりです。
社会には「誰かがやらなきゃいけないこと」もある
一方で、社会には必ずあります。
「誰もやりたくないけど、誰かがやらないと困ること」。
便利な世の中で「選べる自由」が広がった一方で、
見えなくなってきた“支える人の存在”。
このバランスをどう保つのか、大人もまだ答えが出せていません。
大人たちの「板挟み世代」
私たち大人って、ある意味“時代の中間管理職”なんですよね。
親や先生に従うことが当たり前だった時代を通過しながら、
「でも、もう少し自分の意志で動きたい」と思い始めた世代。
そんな私たちから見ると、今の子どもたちの
”自分の価値観に忠実すぎる姿”って、まぶしい反面、ちょっと怖くもあります。
「いやそれ、意味なくても一応やっとこ?」って言いたくなる。
でも、それを押しつけたくもない。「なんで?」って言われると「うーん。本当に必要なのか?」と大人の方が悩んじゃう。
この葛藤、正直しんどいですよね。
私たちがピチピチの若者だったとき、先輩方も”時代の変化”に葛藤されてたんでしょうね。
子どもたちに、そっと伝えたいこと
「やりたくないことには、理由がある」――それは間違いありません。
でも、「やってみないとわからないこと」も、確実にあるんです。
意味があるかどうかを、やる前に全部決めようとしないこと。
ときには「よくわかんないけど、やってみるか」で飛び込んでみる。
その選択が、思いもよらぬ未来の扉を開けてくれることもあります。
子どもたちにそれを伝えるとき、
声を荒げる必要はきっとありません。
ただ、自分が経験してきたことを、正直に語ってみる。
それだけで、十分なんじゃないかなと思います。
最後に
「やりたくないことは、やらなくていい」――それは今を生きる子どもたちの、新しいスタイル。
でも、そこにちょっとだけ「やってみたら、意外とおもしろかったよ」って話を添えるのが、
今を生きる私たち大人の、小さな役割かもしれません。そして、私たち自身も、時代の変化の波を乗りこなしていける大人でいたいですね。
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学校に行かない選択、でも「学び」は止めない
「学校に行かなくても、ちゃんと学べる場所がある」
それを知ってから、私も子どもも少しずつ前を向けるようになりました。
クラスジャパン小中学園は、全国対応のオンラインフリースクール。
出席扱いになる可能性があるから、今の学びが将来につながります。

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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです!
教諭として15年以上勤務した後、カメラマンとして独立。
教育と写真、どちらも「子どもと向き合う」ことを軸に歩んできました。
そんな経験をもとに、
子どもの心と表現の成長を、親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
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