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【2歳児・2歳半】発達に合った絵本から広がる!読み聞かせ×造形×保育実践アイデア集
~行事や普段の保育にもすぐ使える展開例つき~
2歳児、絵本に「はまる日」と「ぽかんの日」があるのはなぜ?
2歳児クラスで読み聞かせをしていると、
昨日は「もっと読んで!」だったのに、今日は「しーん……」。
読み始めたこっちもぽっかーん。(だめだめ、気を取り直して・・・)
あるあるですよね。
でも実はこれ、ちゃんと理由があるんです。
2歳・2歳半って、“想像の入り口”に立ってるからこそ、
絵本の世界に飛び込む日もあれば、まだ準備中の日もあるんです。
それにしても、せっかく反応してくれたとき、
「読みっぱなし」になるの、もったいなくないですか?
保育の中で絵本は、「静かに聞く時間」だけじゃなく、
造形・ごっこ遊び・生活習慣・季節行事にだって広がる最高の素材なんです。
この記事では、
「2歳児にぴったりの絵本ってどんなもの?」
「絵本からどんな活動に展開できる?」
「保育士として、どうつないでいく?」
という視点で、発達と実践に寄り添った“使える”アイデアをまとめました。
保育士の方はもちろん、
発達支援、子育て支援に関わる皆さんもどうぞ。
クラスだよりや行事前の導入にもそのまま使えるコメント例もありますよ!
2歳児の発達に合った絵本を選ぶポイント
2歳〜2歳半の心と体の育ちに合わせて
2歳児って、ほんとに日によって「できること」も「気分」も違うんですよね。
- 言葉は一気に爆発期、でも文脈理解はまだゆっくり
- 手先が器用に、でも集中はまだ短い
- 自我が強くて「自分で!」でも「失敗」は泣く
🔗2歳児の謎行動にツッコミながら学ぶ!育児あるある&成長サポート集 – itti-blog
…だからこそ、絵本選びではこんなポイントが大切です:
- くり返しのある安心感(「どーん」「ぴょーん」など)
- はっきりした絵と単純な展開
- “自分ごと”になりやすいテーマ(食べ物、動物、生活)
「読む」ことを目標にしすぎず、
“絵本をきっかけに何を広げるか”を考えて選ぶと◎です。
🔗2歳の絵本、読まないのにはワケがある?イヤイヤ期でもハマる読み聞かせ10選 – itti-blog
集中力を引き出すには「展開がわかりやすい」「繰り返し」「共感」キーワード
「最後まで聞けない」「途中でページめくっちゃう」…
これ、あるあるですが、絵本の“構造”が合ってない可能性もあります。
たとえば…
- 『ぴょーん』みたいに毎回同じ展開でページが進む
- 『くだもの』のように1ページ1モチーフでシンプル
- 『だるまさんが』のようにオチがわかりやすくて笑える
このあたりの絵本は、「わかる!」→「笑う!」→「また見たい!」の黄金ルートに乗ってくれます。
読み聞かせから次の活動に“つなげる視点”を持つ
保育士目線で言えば、
絵本の読み聞かせって「単体イベント」じゃなくて、
一日の活動全体とつながる“導線”なんです。
たとえば…
- 『しろくまちゃんのほっとけーき』→ ホットケーキごっこへ
- 『たなばたバス』→ 願いごと制作→短冊づくりへ
- 『いないいないばあ』→ 着替えや洗顔の導入へ
つまり、「読んだあと、どうする?」を考えながら読むと、
保育はもっとラクに、もっと楽しくなります。
🔗「育てにくい子にはわけがある?」|特徴・接し方・親の気持ちを元教諭がまるっと解説 – itti-blog
絵本×造形あそびの展開例|五感をフル活用!
2歳児の造形あそびは、「作品を仕上げる」ことよりも、「触る」「におう」「並べる」などの感覚体験が中心になります。
絵本の世界観からつながると、子どもたちは自然とあそびに入っていきやすくなります。
🔗感覚過敏でもアートは楽しめる!音や手ざわりにやさしいアート遊び5選【実例&チェックリストつき】 – itti-blog
『くだもの』(平山和子)→ 本物の果物スタンプ・においあそび・くだものシール台紙作り
ページをめくると、果物がリアルに描かれていて、思わず「たべたい…」と声が出る一冊。
読み終わったあとは、本物の果物を使ってスタンプを押してみたり、においをかいでみたり。
食べられるものは実際に味見して、「すっぱい!」「あまい!」の反応を楽しみましょう。
ラミネート台紙に好きな果物シールを貼る活動にすれば、繰り返し遊べます。

『しろくまちゃんのほっとけーき』→ ホットケーキごっこ・泡だて器で混ぜる音あそび
ページごとに「ジュージュー」「ぽたあん」「ふくふく」という音が出てくる絵本。
読んだあとは、ボウルと泡だて器を出して、小麦粉粘土や水+片栗粉などで“まぜまぜごっこ”。
紙皿にホットケーキの絵を描いてもOK。おままごとコーナーと連動すると、おかわりが止まらない展開に。

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『きんぎょが にげた』→ 金魚探し制作・スケルトン封筒水槽・障子紙のにじみ染め
金魚があちこちに逃げていく、探す系絵本の定番。
読んだあとは、教室内に金魚のシールや画用紙を貼って「きんぎょ探しゲーム」を。
障子紙に絵の具をしみ込ませてにじませた金魚を、透明封筒に入れて「水槽」も作れます。
金魚鉢を作って「おうちで飼ってる設定」になると、翌日も遊びが続きます。

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『ぴょーん』(まつおかたつひで)→ 自分が跳ねる!トランポリン+ぴょーんカードづくり
読み聞かせ中に、体が自然と浮く!というくらい子どもが動きたくなる絵本。
読んだあと、実際に「ぴょーん」とジャンプする時間にしてみましょう。
カエルやバッタのカードを用意して、ぴょーんと飛ばして遊ぶのもおすすめ。
カードづくりは、絵を描くのが苦手な子も貼る・選ぶだけでOKです。
行事に生かせる!七夕・ハロウィン・発表会と絵本
季節行事は、子どもにとってはまだ少し抽象的。
でも、絵本を通すとグッと身近になり、導入も自然に行えます。
七夕前におすすめ:『たなばたバス』→ 願いごと短冊とバス制作、導入読み聞かせ
たなばたの夜にバスでいろんな動物が乗ってくるお話。
七夕飾りを作る前に読んでおくと、願い事へのイメージが湧きやすくなります。
バスの制作を組み合わせて、「自分の願いを運ぶバス」として飾るのも面白い展開に。

ハロウィン前におすすめ:『ハロウィンのかくれんぼ』→ コウモリ帽子&おばけ探し遊び
穴あきしかけの中に、次はどこに隠れている?とワクワクしながら読む一冊。
読んだあとに、おばけやコウモリのシルエットを使ったかくれんぼ遊びが盛り上がります。
紙袋で作るコウモリ帽子や、おばけステッカー探しは、保護者にも「かわいかった」と喜ばれることが多いです。

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発表会の導入に:『ねこのピート』→ ストーリー劇やリズム遊びにつなげやすい一冊
靴がぬれても色が変わっても「だいじょうぶ!」と歌って歩くねこのピート。
繰り返しとポジティブなメッセージが、クラス全体で共有しやすいです。
セリフや歌のパートも簡単なので、発表会や参観の劇あそび導入にもおすすめ。

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ごっこ遊び・生活習慣につなげる展開
2歳児にとって、ごっこ遊びや生活習慣は“学びの本番”。
絵本からつなげると、遊びながら自然と身につきやすくなります。
『いないいないばあ』→ タオルや布で“ばあっ”あそび→着替え・顔拭きの導入にも
0歳の頃から読んでいるこの絵本、2歳になってもやっぱり強い。
タオルや手ぬぐいを使って、いないいないばあごっこをすると、
「布で顔を隠す → ばあっ → 笑う → 自分でもやってみる」流れが自然に生まれます。
この動き、実は顔拭きや着替え、帽子をかぶる導入にもなります。
『ねないこだれだ』→ おばけごっこ→寝る前のルーティンを楽しく体験
夜になると動き出すおばけの話。こわいけど、なぜか子どもたちがハマる絵本。
読んだあとは、おばけになりきって動く遊びに発展しやすいです。
パジャマを着たり、お布団に入る流れとリンクさせると、「寝る準備」にも自然と意識が向きます。
おうちでも再現される率が高いので、クラスだよりに書くと喜ばれる絵本です。
『おふろだいすき』→ 洗う・流すごっこ→自分で洗う意欲UPに
お風呂の中で出会う生き物たちと一緒に、自分のからだを洗っていくストーリー。
泡を手にのせて洗うまねをしたり、空容器をつかって流すまねをすることで、
遊びながら「自分で洗う」意識が芽生えます。
本当に石けんを出す前に、「見えない泡ごっこ」だけでも十分に楽しめます。
保護者対応やクラスだよりにも使える「絵本コメント」
せっかく保育の中でいい反応があっても、家庭と共有できないともったいない。
クラスだよりや連絡帳にも、「この絵本でこんな反応がありました」などのコメントを添えると、
おうちでも読んでみようというきっかけになります。
おうちでもこんな反応が見られるかも
たとえば、「ぴょーん」を読んだあとは、家の中でもジャンプブームに。
「しろくまちゃん」を読んだあとは、泡だて器をおもちゃにして“まぜまぜ”を始めた子も。
園での反応を一言添えるだけで、ご家庭とのつながりがグッと深まります。
クラスだより用のコメント文例
・今週は『きんぎょが にげた』を読んで、お部屋の中で金魚探しを楽しみました。おうちでも「ここにもいるかも?」と探してみてくださいね。
・『たなばたバス』を通して願い事に親しみを持った子どもたち。みんなの願いが届きますように。
・『おふろだいすき』を読んでから、「自分でゴシゴシする!」と張り切っていた○○くん。ご家庭でもぜひ聞いてみてください。
行事前の導入絵本を紹介するタイミングと言い方
クラスだよりで紹介する際には、「来月は○○があるので…」と、先取りして絵本を紹介しておくのがおすすめです。
当日が楽しみになるだけでなく、保護者の方が家でも話題にしやすくなります。

保育園・幼稚園・こども園 1年間の園だより巻頭言実例72
まとめ:絵本は「活動の起点」になる
2歳児にとって絵本は、単なる“読み聞かせ”で終わらせるにはもったいない存在です。
その日その時の反応から、造形・ごっこあそび・生活習慣・行事へと広がっていく可能性を秘めています。
保育士として、ただ読むだけではなく、
「どこに響いた?」「何に食いついた?」に気づき、そこから次の保育へつなげていく視点を持つことで、
毎日の保育がもっと面白く、もっと豊かになりますよ。

「気持ちの切り替え」で困ったときに、こちらも参考にどうぞ:
- 子どもをスムーズに動かす方法
- なんでもイヤ!な時期の子どもの心理
- 着替えたくない!イヤイヤ期に着替えを嫌がる子どもへの対応法
- 育児書通りでも赤ちゃんが泣く理由
- 2歳児の謎行動にツッコミながら学ぶ!育児あるある&成長サポート集
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