このブログはPRを含みます
👁 子どもの絵に描かれる「目」が伝える気持ち
子どもが描く絵には、その時々の気持ちや心の発達が映し出されています。
特に「目」は、人と人をつなぐとても大切なパーツ。
「じっと見つめる」「笑って目を細める」など、感情や心の動きが一番よく表れる部分ですよね。

だからこそ、子どもが絵で「目をどう描くか」には大きな意味があります。
その描き方ひとつひとつに、子どもなりの“今の気持ち”や心の状態が表れているのです。
「子どもが目を描かない」「目を大きく描く」など、描き方には心理的なサインが隠れていることもあります。
絵の見方を少し知っておくだけで、子どもの心を読み解くヒントになります。
このあと、子どもが描く「目」にはどんな気持ちが隠れているのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
🌱子どもの絵に現れる心理サイン:目を描かない理由とその対処法
子どもが描いた絵に目を描かない場合、その背後にどんな心理的な理由が隠れているのでしょうか?実は、子どもの絵はその時々の感情や心の状態を映し出す「心のスナップ写真」とも言えます。特に「目」は感情や心の動きを最も表す部分。目を描かないことに親として不安を感じることもありますが、それには発達段階や心理的な背景が関係していることが多いのです。
この記事では、子どもが目を描かない理由や、親ができる対応方法を解説します。

顔は描くのに、目だけ空白になっている。
点も線もなく「目なし顔」になっている――。
そんな絵を見て「なんで目を描かないんだろう?」と感じたことはありませんか?
実は、そこにはいくつかの理由や心の背景があるんです。
目を描かないとき、考えられる理由は?
1. 発達段階における「目を描かない」サイン
まず、目を描かないことは子どもの発達段階において、自然なことです。特に3歳前後の子どもは、まだ細かいパーツを描く力が育っていないため、「目」を描けないことがよくあります。この段階では、顔全体を描くことが難しく、顔の一部である「目」を省略することがあります。「顔」という概念を描き始めたばかりの時期は、まだ細かいパーツを分けて描く力が育っていないだけなんです。
➡ この場合はまったく心配いりません。
むしろ「お顔が描けるようになったんだね!」と、成長を喜んでOKです。
2. 見られることが苦手な気持ち
少し大きくなると、子どもは「目」を描かないことで、心理的なサインを送ることがあります。目は「心の窓」とも言われる場所であり、注目されることに抵抗を感じたり、気持ちを見られるのが恥ずかしいと感じることがあるのです。この場合、無意識のうちに「目」を描かないことがあります。「目」は“心を見られる場所”。
だからこそ、人に注目されるのが苦手だったり、気持ちを表現するのが恥ずかしかったりすると、無意識のうちに「目を描かない」という形にあらわれることがあります。
3. 家族や周囲との関係が影響していることも
目を描かないことには、その時の家庭環境や人間関係が影響していることもあります。特に、家庭内での不安やストレスを感じている場合、目を描かないことが「心の距離」を示している場合もあります。
子どもにとって目は「つながりの窓」。
そこを描かないのは、心の距離を感じていることもあるのです。
もちろん「目がない=不安」というわけではありません。
ただ、長いあいだ表情のない顔ばかり描くようなら、子どもが何かを抑えているサインかもしれません。
そのときは「なんで描かないの?」と聞くより、
「どんなお顔にしたい?」とやさしく声をかけたり、一緒にお絵かきを楽しんだりすることで、安心感を与えてあげましょう。
🔗家族の絵でわかる子どもの気持ち
🌷 子どもの「気持ち」を読み解くきっかけに
絵で見てわかる! きもちのことばじてん絵本のように楽しみながら、子どもの感情に寄り添える1冊。
「うれしい」「さみしい」「こわい」など、
子どもが表現しきれない気持ちを、親子でやさしく言葉にできます。💛
💡子どもへの声かけ方法 心理を理解するために
子どもの絵はテストや診断ではありません。
「正解・不正解」で見るのではなく、“その子らしさ”を知るきっかけにしてみてください。
たとえば、
「へぇ〜今日は目がなかったね。どんな気持ちで描いたの?」
そんなふうに会話を広げてみると、子どもの中にある小さな心の声が聞こえてくるかもしれません。
👁目の大きさで見る子どもの心の変化
子どもの絵において、目の「大きさ」も大切なポイントです。
大きく描くか、小さく描くか――その違いにも心の動きがにじみ出ます。
① 大きな目を描く子
顔いっぱいに大きな目を描くのは、「もっと見てほしい」「まわりをよく見たい」という気持ちの表れです。
✨ 自分をしっかり見てほしい
✨ 周りの人の気持ちを敏感に感じている
✨ 関心が外へ向いている
といった心の状態が隠れていることがあります。
ただし、いつも極端に大きい目ばかりを描く場合は、少し緊張感や不安があるサインかもしれません。
「がんばりすぎていないかな?」と見守ってあげるといいでしょう。

② 小さな目を描く子
反対に、小さな目は「自分を強く出したくない」気持ちのあらわれ。
恥ずかしがりやだったり、静かに周りを観察するタイプの子に多く見られます。
そのときの気分によっても変わるので、元気なときは大きく、疲れているときは小さくなる…なんてことも。

③ 左右の大きさが違う目
片方だけ大きい・もう片方は小さい――そんな目を描くときは、心の中で少し迷いや揺れがあるのかもしれません。
「こう見られたい自分」と「本当の自分」の間で、気持ちがゆらいでいるサインのことも。
ただし、1回だけなら表現の個性として自然なこと。
続くようなら「どんな気持ちで描いたの?」とやさしく聞いてみてください。

💡 親としてできること
大きくても小さくても、それはその子の“今”の気持ち。
絵を通して、親子の会話を広げることがいちばんのサポートになります。
「大きなおめめだね! だれを見てるの?」
「ちっちゃいおめめ、かわいいね。どんな気持ちのお顔かな?」
そんな声かけが、子どもの安心と自己表現を育ててくれます。
このあと、子どもが描く「目」にはどんな気持ちが隠れているのか、もう少し詳しく見ていきましょう。描き方の違いには、その子なりの世界の見え方や、安心・不安といった心の動きが映し出されています。
👁️🗨️ 目を大きく描く子の心理
目をぱっちり大きく描く子は、まわりへの関心が強く、好奇心いっぱいなタイプ。
「いろんなことを見たい!」「もっと知りたい!」という前向きな気持ちが表れていることが多いです。
一方で、ときには「もっと気づいてほしい」「見てほしい」という思いが隠れていることも。
大きな目の中にキラキラを描いたり、まつげを丁寧に描く場合は、感受性が豊かで表現力のある子によく見られます。

🫧 涙を描く子の心理
涙を描く子は、心の中の悲しみや不安を“言葉ではなく絵で伝えている”ことがあります。
ただし、必ずしもネガティブな意味だけではありません。
アニメや絵本の影響で「涙=ドラマチックな表現」として描いている場合もあります。
大切なのは、「いつも涙を描くのか」「そのときの表情はどんな顔なのか」を合わせて見ること。
泣き顔でも、口が笑っていたら“やさしい気持ちを表している”こともあるんですよ。
🔗言葉にできない子どもの気持ちを知る|「悲しかったことを描く」お絵かき活用法
👁️🗨️ 目を描かない子の心理
顔を描いても目を描かない場合、「見られること」に少し抵抗を感じていたり、
人との関わりに慎重になっている時期かもしれません。
恥ずかしがり屋だったり、集団生活が始まって緊張しているなど、環境の変化も影響します。
ただ、成長とともに自然と描くようになることが多いので、無理に「描いてみて」と促す必要はありません。
「いま、こんな気持ちなんだな」と受け止めてあげることが大切です。
🌸 まつげをたくさん描く子の心理
まつげを長く、何本も丁寧に描く子は「美意識が高い」「人に見られることを意識している」サイン。
女の子によく見られますが、かわいい・きれいに憧れる気持ちの表れでもあります。
また、細部までこだわる集中力や、細やかな感性を持っているタイプともいえます。
🖍 のびのび描ける!おすすめ画材
サクラクレパス クーピーペンシル 60色セット発色がよく、折れにくくて描きやすい人気のクーピー。
のびのびと描けるので、子どもの自由な発想を引き出します。
色鮮やかな表現で、心の動きもより豊かに。
チェックリスト:子どもが目を描かないとき、確認するべきポイント
子どもが目を描かない場合、どのように対応すればよいのでしょうか?以下のチェックリストを参考に、子どもの心理を理解し、適切に対応しましょう。
1. 発達段階における「目を描かない」サインを確認
- 3歳未満の子ども:目を描かないのは発達段階として自然です。顔全体を描けないため、目を省略することがよくあります。
- 3歳〜4歳の子ども:目を描くことが難しい場合は、まだ細かいパーツを描く力が育っていないことが原因です。
2. 親の不安や疑問に対するアクション
- 不安を感じたら:子どもが絵で表現したことを否定せず、「今日は目がなかったね。どんな気持ちで描いたの?」と優しく声をかけてみましょう。
- 家庭環境や周囲との関係に注意:目を描かない理由が家庭内の環境や他の人との関係に関係している場合もあります。子どもが安心できる環境作りが大事です。
3. 目を描かない理由に対する対応方法
- 目を描かないことに無理に干渉しない:子どもが目を描かないからと言って、焦る必要はありません。成長とともに自然に描けるようになることが多いため、無理に描かせないようにしましょう。
- 絵を通して子どもの心に寄り添う:子どもが目を描かないことには、必ず理由があります。それを理解することで、より深く子どもとのコミュニケーションが取れるようになります。
🖼 子どもの絵をおしゃれに飾るなら
IKEA フレーム RODALM(30×40cm)シンプルでおしゃれな北欧デザイン。
どんな部屋にもなじみ、子どものアートをやさしく引き立てます。
飾ることで「見てもらえた!」という自信が育ちます✨
Q&Aコーナー:子どもの絵に関するよくある疑問
Q: 子どもが目を描かない理由は何ですか?
A: 子どもが目を描かない理由には、発達段階や心理的要因が関係しています。特に3歳未満では、目を描くことが難しく、顔全体を描けないことが原因です。また、目を描かないことには、注目されたくないという気持ちが影響していることもあります。詳しくはこの記事で解説しています。
Q: 目を描かない場合、どう対応すべきか?
A: 目を描かない場合は、無理に描かせるのではなく、子どもがどんな気持ちで絵を描いたのかを優しく聞いてあげましょう。「今日は目がないんだね、どんな気持ちで描いたの?」と声をかけることで、子どもの気持ちを理解する手助けになります。
Q: 目を描かないことに不安を感じた場合、どうすればいいですか?
A: 子どもが目を描かないことで不安を感じることもありますが、それは発達段階の一環です。無理に「目を描いて」と言わず、子どものペースに合わせて見守りましょう。安心して絵を描ける環境を整えることが大切です。
🍀 おわりに|子どもの絵から心を読む方法
子どもの絵は、まるで心のスナップ写真。
その瞬間の感情や考え方が、無意識のうちに線や色に込められています。
絵を見て「どうしてこう描いたの?」と問い詰めるのではなく、
「この目、すごく優しいね」「楽しそうなお顔だね」と共感の言葉をかけてあげることで、
お子さんの心はより安心し、豊かに表現できるようになります。
🖇️ あわせて読みたい!関連リンクで「子どもの心」をもっと知る
🧠「戦いの絵」以外にも、こんな子どもの表現、気になったことありませんか?
🎨「絵」でわかること、まだまだあります!
子どもの絵って、ほんとうに奥が深いんです。たとえば……
こんな記事もあわせて読むと、子どもの絵の“読み解き力”がぐんとアップするかも。
「ちょっと気になる」を、「ちょっと声をかけてみよう」に変えることから、はじめてみましょう。
このブログでは、子育て中のちょっとした悩みや工夫、
子どもの行動の心理をわかりやすく紹介しています。
ときには心理診断コンテンツで気分転換も♪
育児を「ちょっと気ラクに、ちょっと楽しく」感じられるような記事を発信中です😊
\こんな記事も読まれています/
このブログはPRを含みます
こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
このブログでは、子どもの絵から心理を読み取り、心の成長や表現力を親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
「子どもの絵で心を読む専門サイト」として、日々の子育てに役立つ情報をお届けします。




