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【子どもの絵に“家がない”理由とは?】親が知るべき心のサインと対処法
絵を見た瞬間、思わず二度見。
「…え、家がない⁉︎」
子どもが描いた絵に、家族はいるのに家が描かれてない。
一見ほのぼのしたお絵かきタイムなのに、なぜか胸にひっかかる…。
それ、もしかしたら心のモヤモヤサインかもしれません。

子どもって、言葉では説明できないことを、絵でさらっと表現したりします。
でもそれが、意外と深い。たまに親の方が「…私の方が動揺してない?」ってなります(笑)。
この記事では、子どもが「家を描かない」理由と、その背景にある心理をやさしく・ちょっとユルめに解説します。
「これって問題ある?」「どう声をかけたらいいの?」そんな疑問も含めてお伝えしますね。
1. 子どもにとって“家”ってどんな場所?
子どもにとっての“家”は、大人のそれよりもっと感情と直結した場所なんです。
安心できる場所、くつろげる場所、家族と過ごす時間の象徴。

つまり、「家をどう描くか」には、その子が家庭に感じている気持ちが映し出されやすいんです。
もちろん、描かれた家がピサの斜塔みたいでも、落ち込む必要はありません(笑)。
2. なぜ「家を描かない」ことがあるの?
さて本題。「家がない」って、どういうことなんでしょう。
単純に、
- 絵のスペースが足りなかった
- 家より人を描くのに夢中だった
…ということもあります。
が、もし何枚も描いて一度も家を描かないとか、前は描いてたのに最近は描かないという場合は、ちょっと注目してもいいかもしれません。
それってもしかすると、言葉にできない気持ちが、絵の中で“家を消してる”のかも。
3. よくある理由と心理パターン3つ
ここでは、よく見られるケースを3つ紹介します。
① 家庭の中に不安やストレスがあるとき
たとえば…
- 怒られることが続いている
- ケンカが多い
- おうちで“安心できない”と感じている
そんなとき、子どもは家を描かなくなることがあります。
絵の中から、家という“居場所”を無意識に消してしまうんですね。
② 「うちの家って変かな…」と思っているとき
お友達の家と比べて「狭い」「古い」「マンションで形がちがう」など、
自分の家にコンプレックスを感じていると、あえて描かないことも。
本人は言わないけど、絵にはチラッと出てしまうんです。
③ 自立への第一歩として「家から離れた世界」を描いている
ちょっと大きくなってくると、「家にいる自分」より「外の世界を冒険する自分」を描くようになることもあります。
これはポジティブな“巣立ち”のサイン。
つまり、「家がない=全部心配!」ではないということも忘れずに。
🔗絵がうまい子になるには?3〜5歳の絵の発達と“親の声かけ”の黄金ルール – itti-blog
4. 親として気になるとき、まずどうする?
「うちの子、家を描かないのって…大丈夫?」
そんな風に感じたとき、まずやるべきことは…
\ズバリ!/
焦らない・決めつけない・深読みしすぎない。

絵には気持ちが出るけれど、「1枚で全てがわかる」わけではないんです。
私たち大人だって、「たまたま今日は無口な気分だった」とか、「なんとなく気が乗らない日」ってありますよね。子どもも同じです。
まずは、最近の様子をちょっと丁寧に見てみることから始めてみましょう。
たとえば…
- ごはんの時、いつも通り食べてる?
- よく笑ってる?
- 夜ぐっすり眠れてる?
日常の中に“その子らしさ”が見えているなら、そこまで心配しすぎなくてもOK。
逆に、
- やたらと機嫌が悪い
- やたらと甘えてくる
- やたらとお腹が痛くなる
なんてサインが絵と一緒に出ているときは、ちょっと気にかけてあげたいですね。🔗【感動】4歳の娘が突然描いた『家族全員+犬』の絵に涙…!その理由とは? – itti-blog
5. 絶対NGな声かけと、やさしく寄り添うコツ
ではここで、うっかり言いがちなNGワードと、
子どもの心に届くOKな声かけをセットでご紹介!
❌「なんで家描かないの?変だよ」
➡️ ✅「今日はどんな気持ちで描いたの?」
→ 「なぜ描かないの!?」は、子どもにとって“責められた”と感じることも。
理由を聞くよりも、その子の今の気持ちに寄り添う聞き方をしてみましょう。
❌「おうち描いたら?忘れてるよ〜」
➡️ ✅「おうち描かなくてもいいんだね〜。どんな場面なんだろう?」
→ 大人の“型”に合わせるよう誘導すると、子どもは「正解を探そう」としてしまいます。
自由に表現することこそ、子どもの絵の魅力!ありのままを受け止めるスタンスがベストです。
❌「そんな絵じゃ意味ないよ」
➡️ ✅「この絵、○○がとってもいいね!」
→ 意味があるかどうかは二の次。
子どもの表現を褒めて、伸ばすチャンスに変える方がずっとプラスになります。
6. まとめ:絵の中にある“気持ち”を見つけよう
子どもの絵は、ちょっとした“心ののぞき窓”みたいなもの。

「家がない」=問題、とは限りませんが、
親が「あれ?」と感じたときには、絵の奥にある気持ちに寄り添うことで、
見えなかった感情に気づけることもあります。
だからこそ、
- 否定しない
- 決めつけない
- でも、スルーしすぎない
この3つが大切。
そしてなにより、子どもの絵を一緒に“味わう時間”を楽しんでみてください。
それがきっと、今日の“心の居場所”をつくってくれます。
7. 最後に…「絵」は子どもからのメッセージ
子どもの絵って、ただのラクガキじゃない。
言葉にならない思いや、心の中のざわざわを、そっとにじませてくれるものだったりします。
「家がない」ことに、深い理由なんてない日もあるし、
ちょっと気にしてあげたい“サイン”になっていることもある。
だから私たち大人は、
「この子、何を感じてるのかな?」って、想像してみるだけでいいのかもしれません。
完璧にわかってあげられなくても、
「見てるよ」「気にかけてるよ」って気持ちは、ちゃんと届きます。
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「絵でわかる子どもの心理シリーズ」随時更新中です。
気になるテーマがあれば、ぜひ読んでみてくださいね◎
✔ 気になるときのチェックリスト
子どもの絵に「家がない」「家族がいない」…そんなとき、
ほんの少し気をつけて見てあげたいサインはこちら。
チェック項目 | 様子に注目すべきサイン |
---|---|
ごはんの食べ方は? | 食欲がない/急に食べ過ぎるようになった |
睡眠リズムは? | 寝つきが悪い/夜泣き・夜驚症が増えた |
感情表現は? | すぐ怒る/よく泣く/無表情が増えた |
遊び方は? | 1人遊びが多い/極端に静かすぎる or 激しすぎる |
甘え方は? | 前よりもベタベタしてくる/逆に距離をとろうとする |
よく言う言葉は? | 「いや」「ひとりがいい」「ママきらい」など気になるフレーズが続く |
☑ いくつか当てはまる場合は、心や環境の変化が影響しているかもしれません。
☑ ひとつだけでも「最近ちょっと変かも」と思ったら、気づいたことをメモしておくのもおすすめです。
大事なのは、「なんかおかしい」→「ちゃんと気づけた」→「寄り添ってみよう」という流れをつくること。
それが、子どもにとって安心できる“おうち”のような存在になります。
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです!
教諭として15年以上勤務した後、カメラマンとして独立。
教育と写真、どちらも「子どもと向き合う」ことを軸に歩んできました。
わが家の息子たちは、小さいころはお絵描きに見向きもしなかったけれど、造形遊びやパステルアート、リトミックなどを通して少しずつ表現の楽しさに気づき、今ではポスターや工作で賞をもらうまでに!✨
そんな経験をもとに、
子どもの心と表現の成長を、親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
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