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「もう一回読んで!」に隠された子どもの心の成長サイン
子どもが絵本に夢中になるのって、なぜなんでしょう?
ページをめくるたびに「キャッキャッ」と笑い、何度も同じ絵本を「もう一回!」とせがむ。
しかも、こっちは3ページ目でウトウトしてるのに、子どもは目をキラキラさせて次の展開を待っている――。
…おかしい。読んでるのは、あの“トイレのくだり”がメインの謎の1冊だぞ?
こんにちは、元教諭のいっちーです。
「絵本ってそんなに面白いの?」と思っていたのは、実はわたし自身。
でも、子どもたちと毎日絵本で関わってきた経験から、気づいたんです。
絵本には、子どもの心に響く“しかけ”が、たっぷり詰まっているってことに。

このページでは、
- 子どもが絵本を好きになる心理
- 読み聞かせが育てる力
- 親としての関わり方のヒント
を、ちょっぴりユニークに、でもまじめに、掘り下げてみようと思います。
「絵本って結局、どんなふうに心を育ててるの?」
そんな疑問をもったあなたにこそ読んでほしい内容です。
では、ページ1をめくるように…いってみましょう📖
子どもはなぜ絵本が好き?そのワケ、ちょっとのぞいてみよう
子どもって、言葉もまだつたないうちから絵本に夢中になりますよね。
読むというより「見る」「感じる」「浸る」。まるで絵本の世界にワープしているよう。
では、なぜそんなに夢中になるのか?
それは…
✨視覚・聴覚・想像力がちょうど育つタイミングだから。
赤ちゃん〜幼児期の子どもは、目と耳と心が、まさに“ぐんぐん伸び盛り”。
絵本は、そのすべてにドンピシャで働きかけてくれるアイテムなんです。
たとえば、絵を「じーっ」と見ることで集中力が育ち、
繰り返される言葉やリズムで耳が育ち、
そして「このあと、どうなるのかな?」と物語を追いながら、心が動く。

言ってしまえば、子どもにとっての絵本は、脳と心のトレーニング場みたいなもの。
カラフルな絵、シンプルだけど心に残る言葉、ちょっとしたオチや繰り返し――
全部が、今の発達段階にちょうどいい「エンタメ」なんですね。
🔗赤ちゃんの頭のかたちが気になったら|知っておきたい、成長のしくみと相談窓口のこと – itti-blog
読み聞かせが心を育てるってほんと?と思ったあなたへ
さて、「読み聞かせって、いいって聞くけれどそんなに大事なの?」と正直思っているあなた(…わたしもでした)。
実は読み聞かせって、ただの“寝かしつけの道具”ではありません。
読み聞かせを通じて育つのは、こんな力たち:
- 🧠 語彙力・理解力
- ❤️ 共感力・感情のやりとり
- 👂 聞く力・想像力
でもそれだけじゃないんです。
親の声、ぬくもり、リズム…「安心」のシャワーが子どもに降り注ぐ時間でもあります。
読み聞かせをしていると、ページの途中で子どもがスッと寄ってきたり、こっちの顔をじっと見てきたりしませんか?
あれ、実は「心がつながってる瞬間」です。
ただ本を読む。それだけで、親子の距離がぐっと縮まる。
これはもう、魔法といってもいいかもしれません。
絵本好きな子どもに共通する、ちょっとおもしろい特徴
絵本が好きな子って、よく観察しているとちょっと面白いクセがあります。
たとえば…
- セリフを完コピしてくる(家の中に“小さな役者”誕生)
- 一語一句違うと「ちがーう!」と訂正が入る(正確さへのこだわり強)
- お話の世界をそのままごっこ遊びに持ち込む(物語の中で生きてる)
これって全部、想像力と記憶力がしっかり育っている証拠。
「うちの子、ちょっと変わってる?」なんて思う必要なし。
むしろ、「ストーリーを楽しむ力」がぐんぐん伸びてる最中なんです。
うちの子も、「はらぺこあおむし」を冒頭から完コピしてましたね・・・。はた目にはそう集中して読んでいるわけではなさそうな本を覚えていたり。不思議です。
元教諭が語る!絵本で育つ3つのチカラ
長年、教室で子どもたちと関わってきて感じたのは、
「絵本が好きな子は、自分の気持ちに気づきやすい」ということ。
そんな子たちが小学生になると、次のような力が伸びているのを感じます:
- 言葉で気持ちを伝える力(だからトラブルも減る)
- 人の話を聞く姿勢(先生の話、ちゃんと届く)
- 考えを深める力(「なんでだろう?」を楽しめる)
絵本って、小さな紙の世界に見えて、実はすごい教材なんです。
そしてそれは、家庭でこそ育てられるんですよね。
おうちでできる!絵本好きな子に育てる関わり方
では、親としてどんな関わりができるのでしょう?
実は難しいことをする必要はありません。
ポイントは3つだけ:
- 📖 親が楽しむこと(親が楽しんでると子も楽しい)
- ⏰ 毎日のちょっとした習慣にすること(寝る前5分でOK)
- 💬 感想は「おもしろかったね」で十分(正解はなくていい)
「読まなきゃ」と力まずに、“ひとつの時間を一緒に味わう”ことがいちばんのカギです。
🔗毎日頑張って頑張って・・・ノルマのように読み聞かせをして気づいたこと
年齢別おすすめ絵本はこちら📚
「もっと年齢に合った絵本を知りたいな…」と思った方へ。絵本も奥が深くて、生後半年くらいまでにおすすめの絵本や、自分でめくれるようになった時期によい絵本、イヤイヤ期やその先、発達に合わせて準備してあげると、無理なく絵本を楽しむことができ、心に響きます。
👉 年齢別おすすめ絵本ガイド(0歳〜5歳)
👉 1歳〜1歳半の子どもが夢中になる!自分でめくれる絵本10選
👉「なんでもイヤ!」の2歳児に効く絵本とは?
👉想像力が広がる!3歳児向けストーリー絵本
子どもの「今」にぴったりの絵本と出会えると、世界がぐっと広がりますよ。
📚 これはテッパン♪子どもが「読んで!」と言いたくなる絵本選びのコツ
子どもが夢中になる絵本には、“共感”や“参加”がしやすい仕掛けがあります。
🎯ポイントはこれ:
- 動物や擬音が出てくる絵本(例:『だるまさんが』)
- リズムが心地よいもの(例:『もこもこもこ』)
- 何度読んでも発見があるもの(例:『ぐりとぐら』)
📚 年齢別・発達段階に合わせた絵本選びのポイント表
年齢の目安 | 発達の特徴 | おすすめの絵本タイプ | 理由・効果 |
---|---|---|---|
0~1歳 | 視覚・聴覚への反応が中心 感覚を楽しむ段階 | ■ リズムのある絵本 ■ 簡単なしかけ絵本 | 音の繰り返しやリズムが心地よく、親の声に安心感を得る しかけで視覚的刺激も◎ |
1~2歳 | 繰り返しが大好き 言葉を覚え始める | ■ 繰り返し表現のある絵本 ■ 動作絵本 | くり返し表現で言葉を自然に吸収しやすい 真似することで体の動きと連動 |
2~3歳 | 自己主張が強くなる 想像力も発達 | ■ しかけ絵本 ■ 感情を扱う絵本 | 開けたりめくったりの遊びが好き 「いや」「すき」など感情表現の共感ができる |
3~4歳 | 会話が発達 物語を理解し始める | ■ ストーリー性のある絵本 ■ リズム絵本 | 簡単な起承転結を理解しはじめる リズムで記憶にも残りやすい |
4~6歳 | 役になりきるごっこ遊びが増える | ■ 空想の世界の絵本 ■ 登場人物が活躍 | 「もしも〜だったら」に夢中になる時期 登場人物に共感し、心の成長に繋がる |
「この子はこの絵本が好きそう」と気づいたら、その本を手に取りやすい場所に置くだけでOK!
繰り返し読んでも飽きない工夫(声色、読むスピードの変化)で、親も楽しみながら付き合えます。
同じ絵本を何度も「読んで〜!」というのは、子どもの心がその本に安心している証拠。
お気に入りの絵本は、子どもにとって“自分の居場所”のような存在なんです。
🔚まとめ:絵本の力は、親子の「心の秘密基地」
子どもにとっての絵本は、
安心できる場所であり、冒険の入口でもあります。
そして読み聞かせは、親子の“心の秘密基地”を一緒につくる時間。
「絵本ってすごいかも」と思ったら、今日から1冊、読んでみませんか?
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです!
教諭として15年以上勤務した後、カメラマンとして独立。
教育と写真、どちらも「子どもと向き合う」ことを軸に歩んできました。
そんな経験をもとに、
子どもの心と表現の成長を、親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
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