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「捨てていいよ」
子どもが作品を手渡しながらそう言った瞬間、胸がチクリと痛くなった経験はありませんか?
一生懸命作ったはずなのに……なぜ手放そうとするんだろう?
もしかして自信がない? それとも気持ちが変わっただけ?
実はこの言葉は、子どもの心の成長や自己表現の変化を伝える大切なサインです。
この記事では「捨てていいよ」に隠れた本音と、親ができる寄り添い方を心理の視点から解説します。
子どもが「捨てていいよ」と言う場面、ありますか?
子どもが絵や工作を渡しながら、
「これ、捨てていいよ」
とサラッと言うことってありますよね。
言葉通りに受け取ると少し切ないけれど、
実はこの一言には たくさんの感情と成長の段階 が込められています。
「捨てていいよ」の本当の意味とは
結論から言うと、「捨てていいよ」は多くの場合、心のSOSまたは成長のステップです。
どの意味なのかを理解すると、子どもの本音に寄り添えるようになります。
① 自己評価が低くなっているサイン
・思っていたように描けなかった
・友達がもっと上手に描いていた
・比べてしまって自信をなくした
そんなとき子どもは、作品と同時に「悔しい気持ち」も手放そうとします。
「もっと上手になりたい」という向上心が隠れていることも多いです。
② 親に受け止めてほしい気持ちの表れ
「捨てていいよ」と言いながら、実は
“どう思う?” “頑張ったことに気づいてほしい”
という気持ちがあることも。
言葉にできない幼い子ほど、作品を使って感情を伝えようとします。
③ 次に進もうとする前向きな気持ち
・もう飽きた
・別の表現に挑戦したい
・作品ではなく、作るプロセスを楽しんでいる
という、成長のステージに入っていることもあります。
子どもにとって作品は 完成品ではなく、変化し続ける自己表現です。
親ができる寄り添い方
子どもの本音を大切に受け止めるだけで、自己肯定感が育ちます。
✔「捨てる前に気持ちを言葉にするチャンス」をつくる
「どうして捨ててもいいと思ったの?」
と否定せずに優しく聞いてみましょう。
✔ 具体的に褒めて“安心”を届ける
「上手だね」より
「この色の組み合わせ、すごくきれいだね」
と 部分的に具体的に褒めると効果的。
評価よりも「見てくれた」が心を守ります。
✔ 一緒に“残し方”を選ぶ
・とっておく
・写真に撮って残す
・作品フォルダを作る
選択権を与えると、自分の表現を大切に扱う感覚が育ちます。
心のサインを見逃さないためのチェックリスト
当てはまるものはありますか?
| 項目 | ✔ |
|---|---|
| 作品をすぐ捨てようとすることが増えた | |
| うまく描けないと機嫌が悪くなる | |
| 家では描かないが園では描いている | |
| 描いても長く見てほしい様子がある | |
| 「どう思う?」と聞いてくることが増えた |
✔が多い場合
→ 自己表現の変化・自信や承認欲求の揺れが起きている可能性が高いです。
安心感を与える声かけがとても役立ちます。
よくあるQ&A
Q. 本当に捨ててもいいと言っている場合は?
A. 感情の温度を確かめるのがベストです。
「気持ちが変わったら言ってね」と選べる余地を残しましょう。
Q. 決して捨てたくないのに隠していることはある?
A. あります。特にプライドが高い・頑張り屋タイプの子に多いです。
その場合は「努力を見ているよ」という言葉が心に入ります。
Q. 残したくない作品が大量にある場合は?
A. 「思い出BOX」や「写真整理」の仕組みを作ると親子がラクになります。
子どもの作品を“宝物”として残せる便利アイテム3選
気持ちに寄り添うことは一番大切。
でも、作品が増えていくと「どれを残す?どう管理する?」という悩みも出てきますよね。
ここでは、無理なく・思い出を大切にしながら・子どもの自己肯定感も育つ
そんな“現実的に使えるアイテム”を厳選して紹介します。
① ラミネーター|お気に入りの作品を“特別な一枚”に
「これはとっておきたい!」という作品がある時に大活躍。
紙が丈夫になり、シワ・汚れ・色あせ防止でずっと綺麗に残せます。
・飾っても反らない
・子どもが触っても破れない
・作品が“作品らしく”扱われることで自己肯定感UP
家庭用でも十分使いやすく、学校の提出物やプリント保存にも便利◎
▶ 推しポイント
「残す=愛情」を子どもが実感しやすいアイテム。
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● ラミネーター|お気に入りの作品を“特別な一枚”に

bonsaii ラミネーター A3/A4対応|作品保護・色褪せ防止に最適
② アーテック 作品収納バッグ|置き場に困らない“安心の避難所”
作品は好きだけど、毎日飾れるわけじゃない…
そんな時にあると本当にラクなのがこの収納バッグ。
・図工の作品
・大きめの絵
・持ち帰りの立体工作
全部入るので “見た目スッキリ” × “気持ちを雑に扱わない” の両立ができます。
▶ 推しポイント
捨てずに“保留”ができるので、
「捨てたい」「残したい」の切り替わりが激しい子にも最適。
● アーテック 作品収納バッグ|作品の“避難所”に

アーテック 作品収納バック|大きな作品もまとめて整理できる
③ A3額縁(アクリルフレーム)|飾ることで“自信に変える
作品を飾ると、子どもの表情って変わります。
・大切にされている
・見てもらえている
・自分の表現が認められている
この実感が心の栄養になります。
アクリルタイプなら 割れない&軽い&見映え◎ で扱いやすいです。
▶ 推しポイント
「完成した作品が認められた」という成功体験が積み重なる。
● A3額縁(アクリルフレーム)|飾って自信につなげる

賞状・作品用 A3額縁|子どもの絵を綺麗に飾れるアクリルパネル
自己肯定感と片付けの両方を叶えるコツ
1️⃣ すぐ飾る → 子どもの心が満たされる
2️⃣ 時期が過ぎたら収納バッグへ → モノが増えすぎない
3️⃣ 数ヶ月後に一緒に見返して選別 → 思い出の棚卸しになる
子どもの心を守りながら作品整理ができる、最高の流れです◎
まとめ
子どもの「捨てていいよ」は、
その裏に 自信・悔しさ・承認欲求・次への挑戦 などの感情が隠れています。
大切なのは、
言葉の表面だけを見るのではなく、
気持ちを感じ取って寄り添うこと。
そして、親子で「どう残すか」を一緒に決めていけば、作品はただの紙ではなく、
子どもの成長を映し出す宝物になります。
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
このブログでは、子どもの絵から心理を読み取り、心の成長や表現力を親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
「子どもの絵で心を読む専門サイト」として、日々の子育てに役立つ情報をお届けします。




