こんにちは、ITTI(いっちー)です。
今日も一日、本当にお疲れ様でした。
「イヤイヤ期」という激流の中にいると、毎日が戦いですよね。
朝起きてから寝るまで、何をするにも「イヤ!」「違う!」。

「いつになったら、普通に靴を履いてくれるの?」
「いつになったら、笑ってお風呂に入ってくれるの?」と、出口のないトンネルを歩いているような、遠い目になってしまう夜もあるのではないでしょうか。

周りの子が落ち着いて見えたりすると、「うちの子、いつまで続くんだろう」「私の育て方が悪いのかな」なんて、ふと不安がよぎることもありますよね。
でも、大丈夫ですよ。 イヤイヤ期は、ある日突然パタッと消える魔法のようなものではありませんが、実は「終わりの始まり」を告げる小さなサインは、日々の暮らしの中にこっそり隠れています。
今日は、イヤイヤ期が抜ける兆候と、その時期に大切にしたい心の持ち方について、ゆっくりとお話ししていきますね。
この記事の内容
イヤイヤ期はいつ終わる?
まず、一番最初にお伝えしたい大切なことがあります。
それは、イヤイヤ期には「はい、今日で終了です!」という明確なゴールテープはない、ということです。
イヤイヤ期に「明確な終わり」はない
よく育児本には「3歳を過ぎる頃には落ち着きます」なんて書いてありますが、実際はそんなに単純ではありませんよね。 実際には、ある日突然なくなるわけではなく、波のように強くなったり弱くなったりを繰り返しながら、少しずつ凪(なぎ)の状態に向かっていくイメージです。

昨日まですごく落ち着いていたのに、今日は朝から大爆発……なんていうのも、実は「抜ける過程」でよくあること。三歩進んで二歩下がるような、ゆっくりとした歩みなのです。
「抜ける兆候」はグラデーション
イヤイヤ期が抜けるときは、白が黒に変わるような変化ではなく、薄いグレーが少しずつ白に近づいていくような「グラデーション」の変化です。
- 前よりは、少しだけ楽な日が増えてきた気がする
- 爆発の頻度が、毎日から「2日に1回」になった
- 泣き叫ぶ時間が、30分から10分に短縮された
こうした、「ほんの少しの差」こそが、イヤイヤ期の終わりが近づいている大切な証拠なんですよ。「終わらないように感じる」のは、あなたがそれだけ毎日お子さんと全力で向き合っているからこその、自然な感覚です。
イヤイヤ期が抜けるときに見られる主な兆候
お子さんの様子を観察していると、「おや?」と思う瞬間が増えてきませんか? 検索したり保存したくなるような、よく見られる「抜ける兆候」をいくつか挙げてみます。
自分の気持ちを言葉で表そうとする
これまでは、自分の思い通りにいかないと「ギャー!」と泣くだけだったのが、「〇〇がよかった!」「あっちがよかったの!」と、「イヤ!」の理由を言葉にしようとする姿が見られるようになります。 言葉が追いつかなくて、もどかしくて泣いてしまうこともまだありますが、言葉にしようとする意志が見えたら、それは心が一段階成長したサインです。
切り替えが少しずつ早くなる
泣き始めた時は激しくても、以前に比べると「じゃあ、こうしようか」という親の提案に乗れる回数が増えてきます。 自分の感情の波を、自分で少しずつコントロールできるようになってきているのですね。

「自分でやる」と「助けて」が混ざり始める
イヤイヤ期真っ只中の時は「絶対に自分で! 手を出さないで!」という全拒否の状態ですが、終わりが近づくと「ここは自分でやるけど、ここは手伝って」という、絶妙な「妥協」が生まれるようになります。 プライドと現実の折り合いをつけ始めている、とても高度な心の動きです。
親の声が届く瞬間が増える
「ダメだよ」と言われた時、以前なら即座にひっくり返っていたのが、一瞬「ピクッ」と止まったり、親の顔をじっと見て考えたりするような「間」ができることがあります。 「これをしたらどうなるか」を予測する力が育ってきている証拠ですね。
※もちろん、これらには個人差があります。「〜な子もいます」「こういう瞬間が増えてきたかも?」という程度で、ゆったり眺めてみてください。
実は見落としがち。イヤイヤ期後半の小さなサイン
分かりやすい変化の裏側で、もっと静かに、でも確実に起きている変化があります。
甘え方が変わる
反抗的な態度が目立っていたのが、急に「抱っこ」「ママ、パパ、見てて」と、確認するように甘えてくる時間が増えることがあります。 自立(イヤイヤ)に向けて突き進んでいた心が、少し疲れて、安心できる港に戻ってきている時期。この「再接近」は、心が安定して次のステージへ向かうための大切なステップです。

ごっこ遊びが深くなる
おままごとなどで、「あーあ、こぼしちゃったね。ダメだよ〜」なんて、親の真似をしてぬいぐるみを叱ったり、なだめたりしていませんか? これは、自分の体験や感情をごっこ遊びの中で再現し、心を整理しているサイン。客観的に状況を見る力がついてきている証拠です。
「ダメ」が分かっていてやる
わざと親の顔を見て、ダメなことをする……。 一見、悪化したようにも見えますが、実はこれ、「ルールを理解している」からこそできる高度な試し行動です。理解が進んでいる証拠なので、「あ、この子、ちゃんと分かっててやってるんだな」と、成長として捉えてみてもいいかもしれませんね。
兆候が出てきたとき、親ができる関わり方
「あ、兆候かも?」と思ったら、少しだけ関わり方のギアを変えてみると、親子ともにもっと楽になれるかもしれません。
先回りしすぎない
「こうすれば泣かないだろう」と先回りして完璧にお膳立てするのを、少しだけお休みしてみましょう。 あえて失敗させてみる、あえて「どうする?」と待ってみる。 お子さんが自分で考えて決める時間を少しずつ増やしてあげると、イヤイヤ期の卒業がスムーズになることがあります。
感情の「通訳役」になる
「お靴が上手く履けなくて、悔しかったんだね」「本当はもっと遊びたかったんだよね」
お子さんのぐちゃぐちゃな感情を、優しい言葉で翻訳してあげてください。 「自分の気持ちを分かってもらえた」という安心感が、言葉の発達と心の安定をダブルで支えてくれます。
「成長したね」と言わなくていい
「お、今日は泣かなかったね! えらい!」と評価したくなるところですが、2歳児さんには、評価よりも「共有」が心に響きます。
「今日はスムーズにお靴履けたね、気持ちがいいね」「一緒に歩けて嬉しいな」
親の率直な喜びを伝えるだけで十分。気づいてくれている、という事実がお子さんの自信に繋がります。
「まだ兆候が見えない…」と感じる親御さんへ
この記事を読んで、「うちは全然そんな兆候ない……まだまだ先だ」と落ち込んでしまった方。 大丈夫、そんなあなたにこそ伝えたいことがあります。
見えないだけで、育っていること

植物の種が、芽を出す前に土の中で一生懸命根を伸ばしているように、お子さんの心も、表には見えないところで猛烈に成長しています。 兆候が表に出るタイミングは、その子の性格や環境によって千差万別。「今、イヤイヤが激しい」ということは、それだけ「自分」という存在を強く、逞しく育てている真っ最中だということです。
イヤイヤが続く=失敗ではない
「いつまでもイヤイヤしているのは、私の対応が甘いから?」 そんなことは絶対にありません。 イヤイヤが強いのは、その子が「強い意志」と「豊かな感受性」を持っているから。それは、生きていく上でとても素晴らしい武器になります。今のあなたは、その大きなエネルギーを一身に受け止めている、最強の伴侶(パートナー)なのです。
今いちばん大切なこと
イヤイヤ期を「乗り切ろう」「正しく対応しよう」としなくていいんです。 ただ、一日を終えて、お子さんが生きていて、あなたも生きている。 それだけで100点満点。一緒に過ごしているだけで、お子さんにはあなたの愛情がちゃんと届いています。
イヤイヤ期の「その先」に待っているもの
今は想像しにくいかもしれませんが、この嵐が過ぎ去った先には、新しい景色が待っています。

- 「お母さん、大好き」と自分の言葉で伝えてくれる日
- 順番を待てるようになり、お友達と笑い合っている姿
- 「今日はこんなことがあったよ」と、一日の出来事を話してくれる夜
そんな穏やかな親子関係が、少しずつ、でも確実に近づいています。 今はまだ、その途中の険しい道を歩いているだけ。時々立ち止まって、深呼吸してもいいんですよ。
イヤイヤ期に疲れた心が、ふっと軽くなる2冊
「毎日が消耗戦…」「どう声をかけても届かない気がする」
そんなイヤイヤ期まっただ中のママに、
“気持ちが楽になる視点”と“今日から使える言葉”をくれる2冊を選びました。
エモーショナルイヤイヤ期 ~人間を3年育ててみた~
▶ 共感したい/泣きたい夜に
イヤイヤ期のしんどさを、笑いと本音で描いた体験エッセイ。
「ちゃんと悩んでいい」「私だけじゃなかった」
そう思わせてくれる、心の深呼吸のような1冊です。
イヤイヤ期に効く!魔法のフレーズ100選!
▶ 声かけに迷ったときの即戦力に
「どう言えばよかったんだろう…」を減らしてくれる1冊。
状況別・すぐ使えるフレーズがまとまっていて、
忙しい日でも“パッと開いて使える”実用書です。
イヤイヤ期は、うまくやりきる時期じゃなくて、
「一緒に揺れながら過ごす時期」なのかもしれません。
まとめ|イヤイヤ期は必ず抜ける
イヤイヤ期は、必ず抜けます。 そして、抜ける兆候は、ある日突然のラッパの音と共にやってくるのではなく、日常のほんの些細な変化として、静かに始まっています。
今日、お子さんと向き合って、時にはイライラして、時にはため息をついて。 それでもこうして「どう関わればいいかな」と調べているあなたは、もう十分すぎるほど頑張っています。
夜、お子さんの寝顔を見て、「明日はもう少し優しくなれるかな」なんて思える、あなたの優しさを大切にしてくださいね。
今日も、本当にお疲れ様でした。 温かい飲み物でも飲んで、ゆっくり休んでくださいね。
食事(言葉/行動)だけでなく、2歳は心と体が同時に大きく育つ時期です。
▶ 2歳の育児あるあると成長サポートをまとめた記事はこちら
ホーム » イヤイヤ期が抜ける兆候とは?終わりが近づく子どものサインと親の関わり方
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正解を探すより、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まる時間を。
※唯一の正解はありません。その子に合うかどうかを、一緒に考えませんか。
\ 答えのない、子育ての迷いの中にいるあなたへ /
ブログでは「教育のヒント」を書いていますが、
実は私自身、毎日が迷いと後悔の連続です。
教科書通りの正解に傷ついたとき、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まって、
静かに自分と向き合える場所をnoteに作りました。
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いっちー
元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい児の葛藤に、涙でティッシュの山を築きながら向き合っている現役の母です。
教育の現場を知っているからこそ、外側から「正解」を押しつけられることの息苦しさや、もどかしさを感じてきました。
キラキラした正解の中で、無理をして生きるのはしんどいですよね。
「こうすべき」の前に、「この子の場合はどうだろう?」と、一緒に立ち止まれる場所でありたいと思っています。
子どもの絵に宿るサインや、言葉にならない心の機微をそっと眺めて。
今日をなんとかやり過ごすための「余白」を、一緒に見つけにいきませんか。







